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新規国債
新規国債発行額があがると、国債の利回りはあがりますか? 新規国債発行額が上昇することにより、景気が低迷することを証明したいのですが・・・
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- nhhiromi
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国債の金利は金融市場が将来の物価変動予測した結果が反映されていると思います。 長期金利 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E6%9C%9F%E9%87%91%E5%88%A9 長期金利は、長い償還期間という理由からいくつか特徴がある。 1.物価変動の予測に左右される。 2.住宅ローンなど、長期融資の金利の基準になる。 これは最近安倍さんや黒田さんが金融緩和という劇薬を処方しようと動いていて物価変動の指標として国債の金利が注目されてニュースになっています。 また住宅ローンも長期金利と関連するのでニュースとして出ています。 何年後かに物価が上がってしまってから額面と利息分をもらっても実質目減りしたら意味がないですね。 利率に関して 国債を発行するとき政府が決められるのは額面と表面利率です。 単純化して1年の国債を考えます。 額面100万円で表面利率5%とする1年後に額面100万円と利息の5万円合わせて105万円もらえます。 そしてその国債を民間金融機関が入札で購入するとき、その表面利率でよければ100万円で購入して不足で10%必要と思うなら95万円で購入してトータルで利回り10%になるようにします。購入者側とすると100万円を95万円で購入できた利益5万円と政府から支払われる表面利率からの5万円でトータル10万円で約10%の利回りとなります。 これが国債の値上がりと利率の減少の表裏一体の関係です。 国債は金融商品のなかで一番安定して信用度が高いです。 先進国である程度まともな国家運営をしていたら信用度は高いです。 そのような商品の利回りを決める要因は物価の変動予測と他の金融商品や経済環境(銀行の融資環境)に依存するとおもいます。
- covanonki
- ベストアンサー率48% (219/448)
新規国債が「売れる」ということは、国債以外に魅力のある金融商材が国内ないことを意味しています。 たとえ大量に国債を発行しようが、それが「売れる」のであれば国債の利回りが上昇することはありません。 逆に、国債が「売れなくなる」ということは、国債以外に魅力のある商材が生まれてきていることを意味します。 わざわざ国債を買わなくても、国債よりも高いポイントで安定性と利益性がバランスするのであれば、わざわざ国債を買う必要はありません。 つまり、国債が売れなくなる、ということはすなわち国債以上に魅力のある投資先が生まれてきているということ=景気が良くなってきていることを意味します。 国債が発行されるのは、景気を良くするために発効するわけですから(国債は社会保障のためには発行できませんから)、景気が良くなってきているのであれば、わざわざ国債そのものを発行する必要性がありません。 ということは、「景気が良くなってくる」と「新規国債を発効する量」が減ってきます。 No1の方への補足で記されている中で >新規国債額が上がるということはその国債を安全資産と判断してもらい買ってもらうために、金利が上がり、銀行がそちらにお金をつぎ込む。 という考えは誤りです。 そもそも新規国債の発行額は「上がる」のではなく、「増える」という表現がまず適切かと思います。 また、国債の利回りは「売れないから上がる」のであって、「安全資産と判断するために上げる」ようなことは物理上出来ません。 また、国債の利回りが上昇するということは、「国債が危険である」という指標であり、「安全資産」と判断されることはありません。 安全な国債の利回りは低下します。 銀行は、利回り云々以前に、「入札にかけれらたとき」に基本的に国債を買いますから、 http://www.mof.go.jp/jgbs/topics/bond/bidders/index.htm http://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/nyusatsu/2013/resul023a.htm 「利回りの上下」と銀行を関連付けて考えることは、余り正確ではないように思います。 銀行が国債を買うことで「表面金利」が決定します。 銀行が買い付けた「発行済み国債」を投資家たちが売買するために利回りは上下します。 現在、日本の国債は発行した瞬間に売り切れてしまいますから、「金利が上がる」まで待っていたのでは、銀行は国債そのものを買い逃してしまいます。 「国債が売れる」ということは、すなわち「景気が悪い」ことを意味しているのであって、新規国債を大量に発行しなければならない状況そのものが「景気が悪い」ことを意味しています。
- lapper0
- ベストアンサー率14% (1/7)
> 新規国債発行額があがると、国債の利回りはあがりますか? 「新規国債発行額」とは何を指しているのでしょうか、新規国債の価格ということでよいのでしょうか? 国債が新たに追加発行されて国債が以前より高く買われるということは、= 利回りは低下することを意味します。 どういう意図なのかよくわかりませんが、とりあえず国債が高く買われているということは、同時に現状景気があまり良くないことも意味しています。国債価格が上昇するということは、現状景気が低迷”している”ことを意味します。
補足
説明不足ですみません。 最終的に論じたいのは日本では減税が景気を浮揚する要因とならない、ということです。これを論じるにあたり、政府支出が直接税と新規国債発行額で賄われるものと仮定します。今、減税すると新規国債発行額を上げることによって減税分の政府支出を賄うと考えています。新規国債発行額についてですが、勉強不足のため新規国債の価格なのか理解があやふやです。すみません。 新規国債額が上がるということはその国債を安全資産と判断してもらい買ってもらうために、金利が上がり、銀行がそちらにお金をつぎ込む。そうなると、投資、貸付総額にお金が回らなくなり、景気が浮揚しない、と考えたのですが間違っていますでしょうか。 理解が浅いので、間違いだらけかもしれません… 説明も下手ですみません… よろしくお願いいたします。