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相補分布による音素の決定について

Piedpipingの回答

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回答No.1

撥音については、相補分布をなす以上、最小対(「少」ではありません)はありません。 したがって、 (1)最小対では確認できない というべきでしょう。 また、(2)「相補分布で確認」されれば、それはもうその段階で異音ということになります。 なお、「類似する共通特徴」というのは当てになりません。 [a] と [e] が同一音素の異音ということもあります。 また、(私は認めませんが)促音や長音を音素とするならば、/Q/ や /H/ に何らかの音声特徴があることになります。 でもそんなものはありません。 「先行する母音と同じ」、とか、「後続する子音と同じ」なんて、音声特徴ではありません。 確かに /h/ と /ŋ/ で必要になるように見えますが、実際には完全に相補分布しているわけではないので。 >目的としては、音素を増やさないためなのでしょうか? 音素とは何か、という根幹に関わるご質問ですね。 分離的な音声には一つとして同じものはない。 同一人物でさえ同じ音が出せないのに、ましてや成人男性と女児とで同じ音声が出せるわけがない。 しかし、我々は「あ」なら「あ」を一つの同じ音として認識する。 それはなぜか? 一つの音として認識される限り、多様な実現が可能であるし、 一定のルールに従う限り、多様な実現は捨象される。 ではその一定のルールとは何か? いろいろあるだろうがその一つが相補分布、というわけです。 数の問題ではありません。

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