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忍者キャプターの扱いについて
kodai78の回答
- kodai78
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「忍者キャプター」が放送されたのは76年4月の新番組の東映作品といったスタイルです。リアルタイムで言えば「秘密戦隊ゴレンジャー」が前年から引き続き放送されていましたが、ちょうど仮面ライダー路線が終了した直後です。 その中、東映はいくつかのポストライダー的な特撮作品を発表していました。「宇宙鉄人キョーダイン」「ザ・カゲスター」、昨年の秋から放映していた「アクマイザー3」とその後番組「超神ビビューン」などですが、何故かいずれも2人以上の複数ヒーローといった構成となっています。 「忍者キャプター」も「ゴレンジャー」を意識したというよりは、東映特撮の試行錯誤期の作品の一つということになりそうです。2~5人もいれば7人の編成もあるといった形かもしれません。が、さすがに数が多すぎてか後にも先にも7人編成のヒーローは東映には無いようです。戦隊ものの非公式の6人目や助っ人キャラが途中から登場するケースを除けばの話ですが。 更に「キャプター」について言えば、7人という人数の多さもさることながら最年少は中学生、最年長は45歳の中年男性とあまりに幅が広く、メンバーも個性的ながらも灰汁が強すぎて決して子供に馴染みやすいヒーローではなかったようです。メカも初期はキャプターマシン(7人乗りの車)のみ、後半こそヘリキャプターなる飛行要塞も登場するものの「ゴレンジャー」など他の作品からすれば悪い言い方ですが貧乏臭さが漂うのは否めません(逆に最近の戦隊ものは本命不明なほど巨大メカが多過ぎるのが考え物ですが。) 当時の東映特撮の位置付けとしては「ゴレンジャー」が東映まんが祭りで劇場オリジナル作品までが作られる主戦力扱いだとすれば、「キャプター」はサブグループ的作品というのが実情だったのだと思われます。 全ては私の憶測ですが。
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