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社会保険の仕組みと被扶養者から外れる場合について
- 社会保険についての疑問:被扶養者から外れる場合の影響とメリットは?
- 就職して被扶養者から外れる場合、社会保険の加入や税金についての情報をまとめました。
- 初めての就職で社会保険の仕組みが分からず困っている方へ:被扶養者から外れるメリットや税金の払い方について解説します。
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長いですがよろしければご覧ください。 (※不明な点はお知らせください。) >…私は父の被扶養者で、全部父に諸々払ってもらっています。 「所得税」「個人住民税」「健康保険」「年金保険」などは、すべて、「国民(住民)一人ひとり」が【自分の分のみ】負担しています。 つまり、お父様は、akotarさんの「税金」と「社会保険料」は払っていません。 ※もちろん、「国民年金の保険料を代わりに払ってもらっている」というようなケースは除きます。 ※なお、「国民健康保険」には「被扶養者の制度」がないので、保険料は「世帯主(または組合員)」が(家族の分も)まとめて保険料を納めています。 「被扶養者の制度」については、以下の「はけんけんぽ」の説明が分かりやすいのでご覧になってみて下さい。 『はけんけんぽ|被扶養者とは:審査の必要性』 http://www.haken-kenpo.com/guide/huyou_1.html ※ここで説明されているのは、あくまでも「はけんけんぽ」の審査基準です。「保険者(保険の運営者)」ごとに審査基準は微妙に違っています。 『けんぽれん>よくある質問』 http://www.kenporen.com/faq/index.shtml >年収110万くらいで、130万未満になりそうなんです。それで、私が就職するにあたって社会保険にも加入するような感じになりそうなのですが、税金など、払うことになるのでしょうか? 「税金の制度」と「社会保険の制度」は【まったく別の制度】です。 『社会保険』 http://kotobank.jp/word/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BF%9D%E9%99%BA?dic=daijisen --- 「所得税と個人住民税」は、「1月1日~12月31日に得た【自分自身の】所得金額」を元に算定されます。(「家族の所得」を合算することはありません。) 『所得税・住民税簡易計算機』 http://www.zeikin5.com/calc/ ※「収入が【給与のみ】」の場合の「目安」です。 『住民税とは?住民税の基本を知ろう』(更新日:2013年05月13日) http://allabout.co.jp/gm/gc/14737/ --- 「社会保険」のうち「厚生年金保険」と「(職域の)健康保険」は、原則、セットで加入します。 そして、ともに「標準報酬月額」というものを元に保険料が決まります。 『標準報酬月額』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=176 『社会保険料(等)計算ツール』 http://www.soumunomori.com/tool/ ※「保険者」によって「健康保険の保険料率」は違います。 『あなたも入るかもしれない?協会けんぽって何』(2008/10/02) http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20081001/1019299/ なお、「被扶養者の資格」は、自分自身が「被保険者(加入者)」になると【収入にかかわらず】失います。(これはどの保険者でも共通しています。) (はけんけんぽの場合)『被扶養者とは:被扶養者でなくなるとき』 http://www.haken-kenpo.com/guide/huyou_3.html >働く時間を削って被扶養者でいた方が、父にも私にもお得になるのでしょうか? 前述のように、お父様は、もともとakotarさんの「税金」「社会保険料」は払っていません。 また、「厚生年金保険(&健康保険)」に加入するならば、(お父様は)「被扶養者資格の削除の届出」が必要になります。 >控除についても分からないので、併せて教えて下されば嬉しいです。 「控除」というのは、「差し引く」というような意味の言葉です。 『控除』 http://www.weblio.jp/content/%E6%8E%A7%E9%99%A4 ○「給与所得 控除」と言った場合は、「給与収入から差し引くことのできる【税法上の】金額」のことを指します。 『一宮市|所得金額とは』 http://www.city.ichinomiya.aichi.jp/division/shiminzei/guide/shiminzei/syotoku.html ・給与収入-給与所得 控除=給与所得の金額 ○「所得控除」と言った場合は、「所得金額から差し引くことのできる【税法上の】金額」のことを指します。 ・(総)所得金額-所得控除(の額の合計額)=課税される所得金額 『所得税の「基礎控除」とは』(更新日:2010年09月06日) http://allabout.co.jp/gm/gc/252921/ 『所得金額から差し引かれる金額(所得控除)』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto320.htm ということで、「給与収入」にそのまま税金が課せられるのではなく、いろいろな【税法上の控除】が適用されたうえで税金を計算するということです。 (参考:その他の【税法上の】控除の例) 『No.1415 給与所得者の特定支出控除』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1415.htm 『No.2072 青色申告特別控除』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2072.htm 『税金から差し引かれる金額(税額控除)』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto321.htm ******* (その他参考URL) 『No.2020 確定申告 』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2020.htm >>所得税の確定申告は、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得の金額とそれに対する所得税の額を計算し、源泉徴収された税金や予定納税額などがある場合には、その過不足を精算する手続きです。 『No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1900.htm 『確定申告を要しない場合の意義』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1900_qa.htm --- 『Q8 住民税や事業税の申告はどうなるのですか。』 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/qa/02.htm#q08 (多摩市の場合)『個人住民税(市民税・都民税)の申告について』 http://www.city.tama.lg.jp/16853/11/14703/003807.html 『所得税と住民税の所得控除額の違い』 http://www.sumida-tax.jp/article/13857930.html --- 『~年金が「2階建て」といわれる理由~』 http://nenkin.news-site.net/kiso/kiso03.html 『第1号被保険者』(と関連リンク) http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?id=152 『国民年金と厚生年金の比較(違い)』 http://www.kokumin-nenkin.com/knowledge/kouseinenkin-hikaku.html 『なぜ障害年金の請求漏れやもらい損ねが起きるのか?』 http://www.fujisawa-office.com/shogai1.html --- 『健康保険(協会けんぽ)の事務と手続等』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=1964 (協会けんぽの場合)『保険給付の種類と内容 』 http://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat320/sb3170/sbb31700/1940-252 (横河電機健康保険組合の場合)『健康保険で受けられる給付』 http://www.yokogawakenpo.or.jp/shiori/shikumi/kyuufu.html --- 『扶養』 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/194845/m0u/ ※間違いのないよう努めていますが、最終判断は【必ず】各窓口に確認の上お願い致します。 ※なお、ご紹介したサイトの信頼性についてはご自身でご判断ください
お礼
よく分かりました。ご親切に、教えて下さってありがとうございました! 恐らく、社会保険に加入することになりそうです。また、Q_A_333様のご回答を参考にして、お仕事していきたいと思います。本当にありがとうございます。