- ベストアンサー
Suicaで払った交通費の振替伝票について
個人事業を営み始めた会計初心者です。 振替伝票の書き方について教えて頂きたいのですが、東京メトロに乗って380円分移動した場合、 金額:380 借方科目:交通費 適用:東京地下鉄株式会社、電車代 貸方科目:??? 金額:380 貸方科目にどう書けばよいのかわかりません。 というのも、電車に乗る際にその場で切符を買ったなら「現金」でいいのですよね。 でもそうではなくて、あらかじめ持っているSuicaに、あらかじめお金がチャージされていてそれを使っています。 この場合は貸方の科目はどうなりますでしょうか。 ご指導よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>あらかじめ持っているSuicaに、あらかじめお金がチャージ… 一昔前のテレホンカードをはじめとするプリペードカード類は、前払いです。 事業用財布からチャージしたものとして、 【前払金 500円/現金 500円】 もし、家事用財布からチャージしたのだったら、 【前払金 500円/事業主借 500円】 >東京メトロに乗って380円分移動した… 【旅費交通費 380円/前払金 380円】 これで Suicaにはまだ 120円の前払金が残っている勘定になります。 >個人事業を営み始めた… 青色申告決算書にある科目名を使いましょう。 (例) 交通費→旅費交通費 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/13.pdf
その他の回答 (4)
- hinode11
- ベストアンサー率55% (2062/3741)
三つの仕訳処理を書きます。 ※税込経理方式。 ◆厳密な仕訳処理: Suicaに事業主の業務用の現金1000円をチャージした。 〔借方〕貯蔵品1000/〔貸方〕現 金1000 【摘要欄】Suicaチャージ ※チャージした段階では交通費になったわけではないので、「貯蔵品」という資産勘定に計上します。 Suicaで東京メトロに乗った(380円) 〔借方〕交通費380/〔貸方〕貯蔵品380 【摘要欄】Suica使用 ※電車に乗るたびに「貯蔵品」を取り崩して交通費に振り替えます。 決算日にSuicaチャージが620円、残っていても仕訳処理する必要がない。貯蔵品元帳残高が620円、残っているからです。 ◆やや簡便な仕訳処理: Suicaに事業主の業務用の現金1000円をチャージした。 〔借方〕交通費1000/〔貸方〕現 金1000 【摘要欄】Suicaチャージ ※チャージを使ってしまったと見なして、全額を交通費に計上します。 Suicaで東京メトロに乗った(380円) 仕訳はなし。 決算日にSuicaチャージが620円、残っている場合の仕訳処理。 〔借方〕貯蔵品620/〔貸方〕交通費620 【摘要欄】決算。Suicaチャージ残高 ※チャージを使ってしまったと見なしたのが間違っていたので、残っているチャージ620円を貯蔵品に戻します。 ◆簡便な仕訳処理: Suicaに事業主の業務用の現金1000円をチャージした。 〔借方〕交通費1000/〔貸方〕現 金1000 【摘要欄】Suicaチャージ Suicaで東京メトロに乗った(380円) 仕訳はなし。 決算でSuicaチャージが620円、残っていても仕訳処理しないで無視する。 この「簡便な仕訳処理」は、会計としては感心できませんが、毎年、同じやり方を続けるのであれば黙認されます。
お礼
なるほど!!厳密なものから簡単なものまで、パターンにわけてやり方を教えてくださって、それぞれすごく勉強になりました。 個人事業をやり始めて会計をやり始めてから1か月もたっていないのですが、今回のケースだけでなく今後に対して勉強になります。 ありがとうございます。 これからやるときはなるべく厳密な方法を使おうと思います。
現金で乗った場合は貸方「現金」で構いません。 Suicaで乗った場合は、Suicaにチャージした時点(もっといえばSuicaを買った時点)でどう処理したかによります。 ●Suicaを買った たとえば2,000円のSuicaを新規に買ったとすると、運賃に充当できるのは1,500円でデポジットが500円です。デポジットはSuicaを返却した時に返金されます。使い捨てを防止するための預り金です。 預け金 500/現金2,000 仮払金1,500 ●Suicaに1,000円チャージした 仮払金1,000/現金1,000 ●Suicaで電車に乗った(380円) 旅費交通費380/仮払金380 Suicaの履歴印字などがあるとよいでしょう。また乗車1回ごとにいちいち伝票を書かなくても、1か月分まとめて経理処理するなどの方法もあるでしょう。 ●Suicaの電子マネーで備品を買った(100円) 備品100/仮払金100 これもSuicaの履歴印字で使途が確認できます。 ●Suicaを払いもどした(チャージ残額1,000円・払いもどし手数料210円) 現金 1,290/仮払金1,000 支払手数料 210 預け金 500 これが基本的な流れです。Suicaを買ったりチャージしただけでは旅費交通費にはなりません。ましてデポジットも旅費交通費ではありません。 ただ、一般的に言って事業規模における近距離電車賃の割合はごく少額であること、またこの点が税務上問題になったという話をあまり聞かないことなどから、下記のような簡便な方法でよいという人もいるようです。しかし原則に照らすと正しくはありません。 ●Suicaを買った 旅費交通費2,000/現金2,000 ●Suicaで電車に乗った →伝票なし このやり方だと、交通利用以外でSuicaを使った場合「旅費交通費は誤り」ということになりますし、そもそも本当に電車に乗るのかどうかわからない時点で費用を計上しては、税務署から「税金逃れ(費用の水増し)」と指摘されてもおかしくありません。Suicaの未使用額を申告調整することによって税務上整合を取ることは可能ですが、それでも、既使用額が本当に旅費交通費なのかどうか、会計上の整合は取れません。また(本来非課税であるはずの)デポジットは一体どこへいった?という話になってしまいます。
お礼
なるほど!!今回の私のケースだけでなく、そもそも会計というものに関してすごく勉強になりました。 わかりやすく教えてくださってとてもありがたいです。 前者の正規のやり方と、後者の簡便なやり方がある、しかし後者は正式なやり方ではないし場合によって問題になりかねないのですね。 ありがとうございます。
- tamiemon96
- ベストアンサー率49% (658/1341)
旅費交通費 380円 / 現金 380円 東京地下鉄(株) と、伝票を書いて、 事業用の現金から、380円 もらってください。
お礼
回答ありがとうございます。 あ、なるほど! そのやり方、とてもわかりやすいです。 Suicaがどうのこうのっていうの関係なく、シンプルになりますよね。 それが一番現時点ではわかりやすく明快そうです。 とても参考になりました、ありがとうございます。
- TooManyBugs
- ベストアンサー率27% (1472/5321)
そのチャージ額がどこから出ているかですね。 個人の財布から出したものなら。 借方 貸方 交通費 380 事業主借 380
お礼
回答ありがとうございます。 事業用の財布からか、個人用の財布からかで変わってくるのですね。 個人用の財布なので、事業主借になりますか。 ちょうど私の状況とぴったり一致した具体例を出して頂いて、助かります。 回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 とてもありがたく嬉しいです。 まず、青色申告決算書にある科目名を使いましょうというアドバイスが大変勉強になりました。 なるほど、そこに当てはまらない費用ならまだしも、当てはまるならその科目名を使うべきですよね。 そんなこともわからない初心者でしたので、勉強になります。 ありがとうございます。 本題ですが、家庭用財布からチャージしたので、事業主からお金を借りたということで事業主借になるということでよいでしょうか。 回答ありがとうございます。