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テレビ版と映画版の『砂の器』について

fuji1の回答

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  • fuji1
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回答No.6

こんばんわ。 僕はテレビ版はあまり真剣に見ていません。 (時代背景に無理があるのでは、と思っています。) 松本清張氏の原作を何度も読んでいたので、映画版の本浦千代吉(加藤嘉さん)が生存していたことにはじめは驚き、あの「一言」で涙が止まりませんでした。 この感情は今でも、繰り返し、繰り返し、繰り返し、見ても同じ思いになります。 病気による追放というのは、当時としては当然だったでしょう。 映画版の回想シーンでは、物乞いに来た千代吉をみておにぎりを持ってきたのに扉を閉められてしまったり、子供たちにいじめられて、秀夫がひたいに怪我をしたり、ずっとセリフのないシーンの連続ですが、このあてのない二人の旅に「うらみ」「悲しみ」「親子愛」などの感情を訴えるシーンが見ている人の心を打つのでしょう。 (犯罪者の逃亡では動機がいまいちです) 今、僕は子を持つ親として、あの一言を忘れることはできません。 僕の中では、一番の感動作です。今思い出して涙・涙です。

noname#6074
質問者

お礼

ありがとうございます。 >(犯罪者の逃亡では動機がいまいちです) そうですよね。 逃亡では、原作の罪のない彼らが追い込まれていく姿が描けませんね。

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