- ベストアンサー
テレビ版と映画版の『砂の器』について
fuji1の回答
こんばんわ。 僕はテレビ版はあまり真剣に見ていません。 (時代背景に無理があるのでは、と思っています。) 松本清張氏の原作を何度も読んでいたので、映画版の本浦千代吉(加藤嘉さん)が生存していたことにはじめは驚き、あの「一言」で涙が止まりませんでした。 この感情は今でも、繰り返し、繰り返し、繰り返し、見ても同じ思いになります。 病気による追放というのは、当時としては当然だったでしょう。 映画版の回想シーンでは、物乞いに来た千代吉をみておにぎりを持ってきたのに扉を閉められてしまったり、子供たちにいじめられて、秀夫がひたいに怪我をしたり、ずっとセリフのないシーンの連続ですが、このあてのない二人の旅に「うらみ」「悲しみ」「親子愛」などの感情を訴えるシーンが見ている人の心を打つのでしょう。 (犯罪者の逃亡では動機がいまいちです) 今、僕は子を持つ親として、あの一言を忘れることはできません。 僕の中では、一番の感動作です。今思い出して涙・涙です。
関連するQ&A
- 「砂の器」を見て。
よろしくお願いします。 昨日「砂の器」という映画を見ました。 何年も前に、友人から「とても泣ける映画」と聞き、ずーっと見たいと思っていて、ついに入手できたのです。*^^* ですが、見てみると、さほど泣ける映画でもありませんでした。それというのも、いくつかの疑問があったせいだと思うのです・・・。 犯人が被害者を殺す動機がイマイチ弱いような気がします。 被害者が、いわゆる「普通の人」ならともかく、全編を通して、とても「できた人間」ですよね? あと「父」に会わない理由もイマイチ・・・とても会いたいはずなのに・・・。 ハンセン氏病の父がいることを世間に知られてはマズイのか? 大成功目前でスキャンダルを起こしたくないのか? 自分が戸籍を改ざんしていること明るみにでるのががマズイのか? この映画は「親子の愛」がテーマのようですが・・・。 それならば、父親に会うのが普通でしょう? 実の父親が、成功して立派になっている息子に「こんな病気の自分が会ってはいけない」と思うのは、まだ理解できます。 原作を読めば分かるのでしょうか? あと時代背景が若い者には分かりづらいせいもあるのかもしれませんが・・・。 皆さん「砂の器」の感想や解釈をお聞かせください。
- ベストアンサー
- 日本映画・邦画
- 映画「砂の器」のタイトル
野村芳太郎監督の「砂の器」がとても好きで、映画館やビデオで何度も見ました。特にセリフのない親子の巡礼シーンには毎回泣かされてしまいます。 ところでこの作品、僕には今ひとつタイトルの「砂の器」がピンときません。松本清張の原作を読んでいないせいかもしれませんが、この映画が好きな方、ご意見聞かせていただければ幸いです。
- ベストアンサー
- 日本映画・邦画
- 加藤 剛 主演の砂の器の子役名は?
加藤 剛さん主演の砂の器での主役の子供時代を演じた子役の名前をご存じの方教えていただけますでしょうか? よろしくお願いいたします。 (砂の器のあとになにか映画に出ていたんですか? )
- ベストアンサー
- その他(趣味・娯楽・エンターテイメント)
- 『砂の器』どうでした?
原作未読、作品自体を初めて見た者です。 玉木宏さん主演の『砂の器』をかなり期待して見たんですけど、 初日途中から飽きてしまって全然楽しめないまま無理やり見ました。 『砂の器』ってなんか名作として有名ですよね。 以前新聞で読んだんですけど、 前回中居君が和賀役をやった『砂の器』はかなり評判が良く、 ドラマが終わった後も和賀の面影を探してドラマのHPを離れられない人や、 中居君をテレビで見ただけで泣けてくるという程の「和賀ファン急増」というのが取り上げられていました。 だから、「砂の器」というのはそんなに素晴らしい作品なのかと期待して今回見たんですけど、 イマイチのめり込めないまま終わったのは、 主役が指揮者和賀から刑事吉村に代わっていたからなのか? それとも犯人が誰か知ってしまっていたからなのか、 はたまた松本清張作品が私に合わないのか・・・。 「砂の器」をよく知っている他の方からみて、先日のこの作品はどうだったのでしょうか?
- ベストアンサー
- ドラマ
- 砂の器の映画を観ました。
先日東劇で「砂の器」を観ました。 中学1年のころに 映画館で観たのですが あれから30年くらい経ちましたが とても感動しました。 当時はまだ子供で映画の内容そのものを よく理解できなかったのですが 今回観て疑問に思った事があります。 ご覧になられた方 どう思いますか? 1.秀夫が三木謙一さんの元から逃げ出す時に 泣きながら逃げたのはなぜだと思いますか? あんなに優しくされたのに? 父親のところに行きたかったのか? 田舎に留まるのがイヤだったのか? 2.どうして理恵子さんに子供を産む事を 許さなかったのでしょう? 理恵子さんは自分ひとりで育てると言って ましたし、和賀さんに迷惑をかけることは ないと思います。 父親の病気のことを考えて もしかしたら田所さんと結婚されても 子供をつくるつもりがなかったのか? 松本清張さんはどのような考えだったのかなぁ? と思いながら映画館を後にしました。
- ベストアンサー
- 日本映画・邦画
- 『砂の器』のような重たい感動的な映画
『砂の器』のような、けっこう重たい感動的な映画を教えてください。 邦画希望ですが、洋画も歓迎です。 ※ネタバレなしでお願いします。
- ベストアンサー
- 日本映画・邦画
- 「砂の器」について
「砂の器」について 松本清張の砂の器を図書館で借りました。 映画もドラマも見ていなかったので、あらすじも全く知らないまま手に取りました。 昭和との余りにものギャップに驚き、内容も大変面白かったのですが… 疑問点があります。 1、主人公は、たまたま目にした雑誌で「白い紙を電車から捨てている女」のコラムを読みますが この女が、犯人の協力者と思ったのはなぜでしょうか? いきなり「あいつが怪しい!」みたいな展開になって、「え?」と思いました…。 2、被害者(三木でしたっけ)の周辺を洗っている主人公、最終的に和賀を勤めますが 和賀の過去である、ハンセン病で放浪していた親子を突き止めようとしたのはなぜでしょう? 三木が助けた人々は、他にも大勢いましたよね。なぜこの親子がピンポイントだったんでしょう。 主人公がこの親子に対して、何か閃いた描写はなかった気がします(見落としかもしれませんが) 三木と親しかった算盤のおじさんに例の件を手紙で聞いてましたが、その際に他の方についても問うたんでしょうか? おじさんからの手紙が届いてから、いきなりハンセン病親子(というか父親)に話が動いたので、ここでも驚きました。 3、関川は微妙に訛っている?という設定、そして恋人(友人だったかも)から故郷はどんなところなのかを聞かれ、故郷の様子を語っているとその恋人(友人)が 「確か君は秋田出身だったよね」みたいなことを言い、それに対して彼は 「そういうことに『なっているね』」と意味深なことを言いますが これに意味はあったんでしょうか?ただの作者のカモフラージュですか? 1,2はやはりよくあるご都合主義というモノなんでしょうか。 主人公は藁1つ掴む思いで捜査をしていたから、どんな小さな情報でも掴みたかったといわれればそれまでですが…。
- 締切済み
- 書籍・文庫
お礼
ありがとうございます。 >(犯罪者の逃亡では動機がいまいちです) そうですよね。 逃亡では、原作の罪のない彼らが追い込まれていく姿が描けませんね。