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戦争の転機となったカンナエの戦い
- カンナエの戦いでローマは壊滅的な敗北を喫した。数万の兵士が死亡し、1万人以上が捕虜になった。一方、カルタゴ軍の死者はわずか6000人以下であった。
- しかし、この敗北がローマにとっての転機となった。多くの人々がローマ軍に参加し、裕福な市民たちは積極的に戦争のための寄付を行った。元老院の指導者たちはハンニバルとの正面衝突を避け、彼を田舎の小さな戦闘で疲弊させることにした。
- 新たな戦略が功を奏し、カルタゴ軍は疲弊していった。ハンニバルの兵士たちはイタリアに10年以上滞在しており、カルタゴは新たな兵士を送ることを拒否した。ローマの将軍スキピオがスペインでローマ軍を指揮するようになると、彼はハンニバルの食料や装備の供給を断ち切った。ローマはついに206年前にカルタゴ軍をスペインから追い出し、北アフリカおよびカルタゴの南西にあるザマの町に侵攻した。
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(17) ローマは、ほぼ60,000人の兵士を失いました。さらに10,000人が捕虜になりました。戦闘で倒れたカルタゴ人は、6,000人足らずでした。ローマ人は、これほどひどい敗北を喫したことがありませんでした、それで、彼らは怯えました。見張りが、都市に接近している軍を見つけたと思ったときはいつでも、「ハンニバル・アド・ポルタス」(「城門にハンニバルが迫った」)と言う彼の叫びが、通りに鳴り響きました。しかし、カンナエの衝撃的な敗北が、分岐点になりました。 ますます多くの男たちが、ローマ軍に加わりました、そして、裕福な市民は気前良く戦費を支払いました。元老院の指導者層は、仕組まれた戦いでハンニバルに向かわず、田舎でのもっと小さな戦いで彼自身を疲れさせることに決めました。 (18) ローマの新しい戦略はうまくいきました。カルタゴ軍は、疲れきりました。ハンニバルの兵士は、イタリアに来て10年以上経っていました、そして、カルタゴは新しい軍隊を送ることを拒否しました。 ローマの将軍パブリアス・コーネリアス・スキピオが、スペインのローマ軍を引き受けたとき、彼は、ハンニバルの食糧と器材の供給を止めました。ローマ人は、紀元前206年にカルタゴ人をスペインからようやく追い払いました。それから、彼らは、北アフリカとカルタゴの南西にあるザマと言う町に侵攻しました。ハンニバルは、紀元前202年にザマの激戦において、スキピオと対峙しました。 (19) ザマで、スキピオは彼の兵士に槍と矢でハンニバルの最前線の象を攻撃するよう命令しました。 象はうろたえて、引き返しました、そして、彼らの後にいる兵士に衝突しました。スキピオの軍は、ほぼカルタゴ人全員を殺しました、しかし、ハンニバルは生き残りました。ローマの圧力を受けて、彼はカルタゴから逃げて、彼の最後の15年を流浪して過ごしました。2つの都市の間の和平調停で、カルタゴは、アフリカの外にあるすべてのその所有権を放棄しました。ローマはスキピオに名誉の称号「アフリカヌス」を与えました、この称号は、「アフリカの征服者」を意味します。
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- notnot
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