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憲法96条に付いて

憲法96条は憲法を変えるのには3分の2以上必要とするのを、2分の2でもいいように改正しようと国会の議論の対象にされてますが、これ自体が憲法の中にある問題なのですから、事実上これが可能なら憲法は無くてもいいようになるのではないでしょうか? 先ず3分の2以上で憲法改正が決まって、この改正の中で2分の2と決められる問題だと私は思います。

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  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2701/13651)
回答No.1

96条の改正も憲法改正です。憲法改正は国会で発議し、3分の2以上の同意が必要です。発議には改正の原案が必要です。その原案をとりあえず96条だけにとどめるか、最初から全文の改正案を対象にするかの違いです。全体の改正原案無しに国会の発議は出来ません。 自民党が96条だけの改正原案を出そうとしているのは、とりあえず改正可能な状態を作って置いて、あらためて全般的な改正案を国会や国民の間で熟考、議論しようとするためです。そうしないと議論がまとまらず、永久に改正できないからです。 憲法改正の最大の難関は9条です。この問題に関しては、過去に頑なな護憲派と間で、神学論争が繰り返され、現実的で冷静な議論がなされたことは一度もありません。それをもっと現実的な議論の場を設けようという趣旨なのでしょう。 とりあえず96条だけ改正して議論の場を作るか、一挙に改正するか、意見の分かれるところです。改憲論者の間にも、96条だけを改正するのはこそくな手段だという意見も多々あります。自分も同じ意見です。もう60年もたった古い憲法ですから、この際一挙に改正する法がいいような気がしています。

koocy4
質問者

お礼

最初にご意見頂きありがとう御座いました。

koocy4
質問者

補足

先ず目玉商品を作っただけで、これが憲法外で変えられる訳ではない話だったのですね。 いきなり9条改正を目玉商品にしては、3分の2を得られないという前提が見え見えという捉え方でしょうか。 外には目玉商品がないのでしょうか? これがなければ余り憲法を変える意味もないように思いますが。 憲法9条は世界的に見ても稀で、これが世界の良心の最前線で堪えて来た意味は十分あったと思います。

その他の回答 (4)

  • nep0707
  • ベストアンサー率39% (902/2308)
回答No.5

2分の2→2分の1はすでに訂正が入っているのでいいとして、 >先ず3分の2以上で憲法改正が決まって、この改正の中で2分の1と決められる問題だと私は思います。   ざっくばらんに言えばそういうことになります。 …というか、2/3を1/2に変えるということも「憲法改正」であることに変わりはないので、現行の96条の条件を満たさなければできません。 日本は近代憲法と言えばどーんとまとめて変えたことしか経験がないから (明治憲法→現憲法) なんとなく憲法改正というと憲法を全部改正するようなイメージ持つかもしれないけど、 別に条文の一部を変えるのだって憲法の改正ですし、96条の手続きは必要です。 ちなみに正確には両議院総議員の2/3以上の賛成で出来るのは憲法改正の「発議」。 (「出席議員」ではなく「総議員」なのもミソだったりする) その上で国民投票にかけて改正するかどうか決める訳です。

koocy4
質問者

お礼

極めて良識的意見ありがとう御座います。

  • hideka0404
  • ベストアンサー率16% (819/5105)
回答No.4

2分の2だと、憲法改正できなくなるからいいんじゃない?

koocy4
質問者

補足

すみません。 2分の2は2分の1の書き間違いでした。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7194/21844)
回答No.3

1,英国などは、憲法典はありませんし、19世紀の  フランス憲法などは、憲法改正規定そのものが  存在しませんでした。  これらは軟性憲法と言われ、改正が容易になって  いますが、それでも憲法は必要とされています。 2,それに、日本の場合は、国民投票がありますから、  憲法が無くてもいい、ということにはなりません。 3,憲法と法律とでは、規定する対象が異なります。  憲法は、誰が法律を作る権限を有するか、などの  国家の基本的なことを定めます。  だから、例え改正手続きが法律と同じであっても  意味はあるのです。 4,ただ、学者の中には、憲法改正規定の改正は  できない、とする人もいます。

koocy4
質問者

補足

日本の憲法は奇跡の憲法とも言えます。 特に9条は、通常決してこのような内容で作られないと思います。 真珠湾攻撃で始まって、原爆で終わった唯一の被爆国。 この結末を後世忘れない為にも記録された物で、自国だけではなくて世界に対しても表明されたものと思います。 これが戦争をするという以前に、現実に実行すべき事として歯止めとしてなければならない見せ占めが、世界から取り付けられた事と考えます。 こういう日本の憲法はある意味主権が失われた中で作られたと言っても、人類の宝のような憲法と思いますから、普通の法律の出来る過程の流れでは将来重要な記憶が忘れられて行って、再度過去が繰り返されないとも限りません。

  • Epsilon03
  • ベストアンサー率24% (868/3495)
回答No.2

まず3分の2以上を2分の2ではありません。 2分の2なら1ですから、全会一致と言う事になります。 「3分の2」を「2分の1」にしたいと言う事ですが、仮に衆参両院でこれが可決されたとしても、憲法改正に関する国民投票と言う高いハードルが待っています。 国民投票に於いて過半数の賛成が得られなければ憲法改正は出来ません。 96条に於いても同様と理解しています。 http://www.soumu.go.jp/senkyo/kokumin_touhyou/ その先に有る最大の焦点が9条改正ですね。 九条擁護派は『平和憲法』などと世迷い言なのか妄想に支配されているのか完全な平和ボケでしかありません。 日本国憲法は日本国に適応される法であって、諸外国には何の効力も生じません。 九条があるから日本は戦争をしなかったと言うのも大間違い。 時の偶然で何処の国も日本へ戦争を仕掛けてこなかったと言う事でしょう。 もし、何処かの国が日本へ戦争を仕掛けてくれば、好むと好まざるとは関係無く日本は戦争に捲き込まれます。 現行の条項ですと、国と国の交戦権を認めていませんから、防衛・自衛の為だろうが相手の国が判明していたならば戦闘できないとも解釈できます。(解釈はどうにでも出来ますのでこれが厄介の種ですが) 早い話が何も出来ないで自滅していくだけと言う事でしょう。 現在までに何処の国も戦争を仕掛けてこなかったのは、時の偶然と在日アメリカ軍に対向できる戦力が無かったと言う事でしょう。 しかし、現在ではそのアメリカも軍事費が削られてきていますから、事実上の縮小となっていますし、一方中国は膨大な軍事費で軍備増強を図っていますから、このバランスも崩れつつあります。 つまり脅威が増していると言う事です。 まともに自分で自分の国を守れない現行9条は、簡単に言えば自滅条項。 何処かの国が武力を行使して日本へ戦争行為を仕掛ければ、9条云々と言っている間に犠牲と被害だけが拡大していく事でしょうね。 9条以外にも時代に取り残された条項は未来を見据えた内容に変えていくべきです。

koocy4
質問者

補足

2分の2、すみません。 2分の1の書き間違えです。 何処からも戦争を仕掛けられなかった幸せはあって、アメリカさんのお陰もあったかもしれません。 しかし朝鮮の争いのように、もし仮に96条がなかったら前線でアメリカに引っ張られるようにして朝鮮戦争の片棒役になって、絶えず仕掛けられたり、仕掛けたりの繰り返しをしていたのかもしれません。 積極的に出かけて行けなかった分、平和のガードラインになったのではないでしょか? > 何処かの国が武力を行使して日本へ戦争行為を仕掛ければ、9条云々と言っている間に犠牲と被害だけが拡大していく事でしょうね。 日本も既にかなりの規模の軍事力を持っている事は確かで、見極めが必要な事だけが残って、犠牲と被害を甘んじて見ているとは思えません。 この場合は防衛の為の軍事が出来る解釈は既にある訳ですから。 今の憲法の中でもこの解釈は合理性を持ってます。

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