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お茶の楽しみ方

以前、お茶の楽しみ方について、「お茶は三喫する」という言葉を聞いた記憶があります。 その「三喫」とはなにをさしていたのか忘れました。教えてください。 記憶では、「香り」、もちろん「味」そのものも楽しむんですが、「香り」の場合、淹れる前の乾燥葉なのか、淹れた後の急須に残った葉の香りなのか、淹れた茶を飲む前の香りなのか、「飲むお茶自体の味」も一煎目二煎目を組みこむのかのどれかだったんです。飲んだ後の茶碗に残った香りも楽しめますよね。 好いお茶をいただくときは、上記のどれをも楽しむんですが、特に「三」と取り上げたのはどれをさしたのでしょうか。

みんなの回答

回答No.2

静岡のお茶の専門店さん向けの問屋をやっています。 その言葉は長年御茶屋をやっておりますが、聞いたことはありません。 趣味的な部分を含めかなりお茶については調べていますし、日本茶インストラクター資格を持っていて、広範囲に色々知っている方ですが、まだまだ知らないことが多くありますね。 さて、喫するということからして飲み方のことだと思われます。 で、お茶は三煎(3回)楽しむとは昔から言われています。 それは一煎目(1回目)はお湯の温度をぬるめにして、甘味(旨味)を楽しむ。 二煎目は少し温度を高めにして苦味を楽しむ。 三煎目は高い温度のお湯で渋みを楽しむ。 といわれています。 それではないでしょうか。 ですが、お茶の香りを楽しむ場合、茶葉自体の香り、お湯を注いだ瞬間の香り、湯飲みに注いだお茶の香り、急須の茶殻の香り、全て違いまから、それぞれ楽しむといえるかと思います。 時代によってお茶の楽しみ方が変わりますし、今のお茶が出来たのは江戸時代以降なので、言葉が出来た時代がわかれば類推する事が出来るかもしれません。

mgrA3
質問者

お礼

早速のお教え、ありがとう存じます。 ご指摘のように、三煎を三喫と記憶していたのでしょうね。 実は、小生72歳になります。一般的には、まだまだ色々と楽しむことのできる年齢ですが、脳に傷害が起きまして、半年前から嗅覚と味覚をも損傷して、以前楽しめたお茶やコーヒの香りや味が変ってしまうという症状がおこりました。 以前楽しんだ香りや味の記憶とは全く異なる世界に生きねばならぬ淋しさを感じております一方で、新しい人生に入り直して、別の香りと味を楽しむことができるんだと、考え直そうと努めております。 お茶の微妙な香りと味の変化を、新しい感性で楽しませていただくことといたします。 その変わってしまった嗅覚と味覚そのものが、相当弱いものになっておりますので、おっしゃっていただきました各段階の香りも味わいも、極めてかそけきものなんですが、頑張って感覚を集中させて楽しんでいきます。 改めて、お礼を申しあげます。

  • mizukiyuli
  • ベストアンサー率34% (1106/3224)
回答No.1

私の記憶では「香り」「一煎目」「二煎目」です。 習ったわけではなく、祖母が言っていたので違うかもしれません。 香りとはおそらく「淹れた茶を飲む前の香り」です。 お茶の楽しみ方とは淹れる人の楽しみ方ではなく飲む人の楽しみ方だと思うからです。

mgrA3
質問者

お礼

お教えありがとう存じます。 二つの回答を頂いていたのに気が付かずに、No2の回答にのみお礼を言っており、失礼しました。 No2へのお礼に言っておりましたように、小生、高齢で脳傷害者でして、嗅覚味覚にも異常を感じております。香りも一煎目も2煎目も、以前のものとは異なっており、それ自体も弱い感覚でしかありません。 しかし、幼齢の子供が味を学んでいくように、弱い感覚ながらも、新しい香りと味を頭に叩き込んでいこうと思います。 おかしな人だと思われるでしょうが、この弱い感覚には少々高温での淹れ方で、新しい好みを見つけられそうだとか、楽しみ方を工夫しています。 我ながら不思議なのは、淹れた直後よりも、しばらく置いて冷めたお茶の方が、味も香りも強いんですよ。 更に、おかしなことを申しますとね、お抹茶の香りは粉末で鼻を近づければ少しそれらしい感じはします。そして普通に茶筅を使って点てるんですが、かぐわしさはほとんど感じません。そこへ、(お笑いください)、カレー粉を少々振り掛けますと、お抹茶の香りと味らしいものを感じられるようになります。 これのヒントは、コーヒーにカレーを振り掛ける話を聞いたことです。 嗅覚と味覚の刺激に大きく関与するスパイス。このボケジジイ、普通のお人とは異なる生き方を、模索してまいります。 こんな人間もおるんだと、鼻でお笑いくださって結構です。

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