心理学において英語を勉強する意味

このQ&Aのポイント
  • 心理学を学ぶならば、英語を学び続けるべきだという理由について解説します。心理学の論文は英語で書かれていることが多く、英語で書かれた論文や洋書を読むことで広範な知識や先行研究に触れることができます。
  • 将来は臨床心理士として働きたいと考えている場合、英語を学ぶことで海外の心理学の論文や洋書が読めるようになり、自身の能力や知識を高めることができます。これにより、クライアントへの貢献度も向上することが期待できます。
  • 日本語で書かれた論文や書籍だけではなく、英語で書かれた海外の心理学の論文や書籍も読むことで得られるメリットについても解説します。海外の心理学の研究は規模が日本と比べて大きく異なる場合があります。また、日本人の臨床心理士が海外の論文投稿サイトに英語で論文を投稿することも可能であり、そのメリットについても紹介します。
回答を見る
  • ベストアンサー

心理学において英語を勉強する意味

こんばんは。今月の頭に心理学専攻の大学院に入学した者です。 いくつか質問があります。 入試が終わってからも、なんとなく英語を勉強したいと思っているのですが、目的が無いためにイマイチ行動に踏み切れません。 そんな中、心理学を学ぶのならば、英語も学び続けるべきだという声を聞きました。 理由は、心理学の論文は英語で書かれているものが多い為、英語で書かれている論文や洋書を読むことで、日本語で読める範囲の論文を読んだ時よりも、ずっと広い範囲の論文や先行研究に触れることが可能だからというものです。 ちなみに将来は日本国内において臨床心理士として働きたいと思っています。 もちろんクライアントの方に対して出来る限り、貢献したいとも考えています。 英語を学ぶことで海外の心理学の論文や洋書が読めるようになり、自分の能力や質・知識(臨床経験も勿論大事ですが)を高め、間接的にクライアントの方に貢献するのであれば、是非勉強したいと思っています。 そこで質問です。 日本語で書かれた論文や書籍を読むだけなのと、それに加えて英語で書かれた海外の心理学の論文や書籍を読んで勉強するのとでは、本当にそれほど大きな差があるものなのでしょうか?実際に海外の心理学の研究が日本と比べ、どれほど規模が異なるのかも詳しく教えて頂きたいです。(日本が諸外国に比べて、心理カウンセラーの設置が遅れていることくらいしか分からない状態です。) また、日本人の臨床心理士が、海外の論文投稿サイトに英語で書いた論文を投稿することは可能なのでしょうか?それに関しては、どのようなメリットがありますでしょうか? ご回答お願い申し上げます。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • orrorin
  • ベストアンサー率65% (88/134)
回答No.3

実験心理学専攻なら英語論文は読まないとだめでしょうが、臨床の場合は分野にもよるのかなという気がします。 クライエントの文化的なバックボーンや性質を重視した療法という視点が少なからずあると思うからです(読めるに越したことはないですけど)。 また、英語論文を読んだ方が情報量が増えるのは確かですが、同時にノイズも増えますので、それほど研究志向でないならば、翻訳された本や国内の学会で最先端の知見として紹介されたものを追っていくのでもいいと思いますよ。 そういったものは、いわば最初のセレクションが済んだものですので、一定の信頼はおけるでしょう。 海外への論文投稿はもちろん可能です。 メリットはなんといっても多くの人に批評してもらえることです。 それと就職するときの業績にもなります。 ただ、そもそも根本的な問題として、院生で英語論文が読めないと言われると「え、何で?」という気になります。 ゼミや研究会で原書を読むなんてごく普通のことですし、それができないのは恥ずかしいぐらいに思っていたほうがいいと思いますよ。

hina909
質問者

お礼

>また、英語論文を読んだ方が情報量が増えるのは確かですが、同時にノイズも増えますので、それほど研究志向でないならば、翻訳された本や国内の学会で最先端の知見として紹介されたものを追っていくのでもいいと思いますよ。 研究志向ではないので、私自身もそれらを勉強として行っていくので十分な感じがします。 >ただ、そもそも根本的な問題として、院生で英語論文が読めないと言われると「え、何で?」という気になります。 ゼミや研究会で原書を読むなんてごく普通のことですし、それができないのは恥ずかしいぐらいに思っていたほうがいいと思いますよ。 その通りですね。大学院に合格したからもう英語は必要ない。勉強する必要がないというのはとても甘い考えですね。 これから気を引き締めて頑張りたいと思います。

その他の回答 (3)

noname#183245
noname#183245
回答No.4

内藤よしひとさんという心理学者の方がいらっしゃいます。 その人の本の参考文献を読むと、英語の文献が多いんです。 また、本の中でも心理実験を取り上げていますけど、 外国の名前や施設ばっかり取り上げられます。 最先端の実験はやはり、海外で行われているようです。 翻訳されたのを読んでいては、情報が遅れるということです。 じゃあ、日本で実験はってことなんですけど。 日本みたいに人権保護が厳しい国では、なかなかできないのでしょうね。 アメリカは通行人にちょっかい出すほど、自由な国ですから。

hina909
質問者

お礼

>最先端の実験はやはり、海外で行われているようです。 翻訳されたのを読んでいては、情報が遅れるということです。 やはり遅れる傾向があるんですね。 翻訳されたものが出版されるのを待つよりは、自分で英語を勉強して読んだ方が速そうですね。 >日本みたいに人権保護が厳しい国では、なかなかできないのでしょうね。 アメリカは通行人にちょっかい出すほど、自由な国ですから。 やはり文化の差なんですね。通行人にちょっかいは驚きました! 日本ではちょっと考えられないですね。 回答ありがとうございました。

  • tourist2
  • ベストアンサー率41% (14/34)
回答No.2

>>海外の心理学の論文や書籍を読んで勉強するのとでは、 >>本当にそれほど大きな差があるものなのでしょうか 教科書になっている一般論を勉強するだけなら日本語で良いかもしれません。 でも、仕事を始めると、自分の興味の分野、あるいは自分の知りたい事は極 めて狭い範囲に限られてきます。 世の中に沢山の論文や資料があっても、自分が本当に見たい資料は実はわずか しかなく、実際に有るかどうかさえも解かりません。 従って英文の論文を避けていると、得たい資料を見つけられる可能性は相当下 がりますし、存在したのに、「無い」と思ってしまう恐れがあります。

hina909
質問者

お礼

>世の中に沢山の論文や資料があっても、自分が本当に見たい資料は実はわずか しかなく、実際に有るかどうかさえも解かりません。 従って英文の論文を避けていると、得たい資料を見つけられる可能性は相当下 がりますし、存在したのに、「無い」と思ってしまう恐れがあります。 仰るとおりだと思います。英語の論文を読むことで、やはり世界が広がるようですね。 回答ありがとうございました。

  • gpsig
  • ベストアンサー率22% (4/18)
回答No.1

 いや、英語よりドイツ語、次にフランス語で書かれた心理学の論文が多いです。そもそも心理学はフランス人が創始したものです。学界においてはすでに在籍中の精神科医(2名以上)に推挙されれば一般人でもどんな奴でも発表もできますし、論文も寄稿できます。実際に私はそれで出席し、発表もしています。精神医学界においては精神科医ですら学界にすでに在籍している精神科医の推挙が必要なところが多いはずです。普通に学界では英語以外にもドイツ語、フランス語、最悪の場合は古代ラテン語のみの処もあります。私は学界で「心理学とは本当に存在するのか?」と題目で発表したことがありますが、皆興味津々で盛り上がっていました。  まずはベルクソンとかの心理学批判を読んでみては如何ですか? 日本語訳も出ていると思いますので。英語は一番遣わないのでDSMが原文で読めることと講演が出来る程度の会話力があれば大丈夫です。実質的には中学もまともに出ていない私が言うので大丈夫だと思います。

hina909
質問者

お礼

>英語よりドイツ語、次にフランス語で書かれた心理学の論文が多いです これは初耳でした。英語の論文は私が考えている以上にそこまで多くない感じなのでしょうか。。。 >学界においてはすでに在籍中の精神科医(2名以上)に推挙されれば一般人でもどんな奴でも発表もできますし、論文も寄稿できます 精神科医の方に推薦されないといけないのですね。これも知りませんでした。 貴重な情報ありがとうございました。

関連するQ&A

  • 心理学の学士論文について

     心理学の学士論文について悩んでいます。  自分の大学の学士論文の担当の先生たちは  社会心理学と臨床心理学の先生たちなのですが  私は個人的に臨床心理系の論文で書くのに抵抗があります。  それは、臨床心理だと質問紙を使う研究方法がおおいのですが  質問紙ではあまり根拠が得られないような気がするのです。  実験研究を主体にした論文を考えています。  私の大学では実験研究をわかる先生がいないにようなのです。  臨床心理大学院の1種の受験資格がある大学です。  なので、臨床心理系でないと卒論が書けないようになっています。  個人的に、臨床心理だけの理論ではたりないようなきがしてならず  実験研究の方法と質問紙の両方の組み合わせで考えています。  臨床心理だけでなく認知心理学や他の理論などを考慮した内容にしたいので  国内の心理学の先行研究でなく、英語の文壇を調べて英語で論文を提出  したいのですが、私のように英語文壇や英語論文をかくひとがいないので  先生が私の研究計画書を認めてくれるか心配です。  どなたかアドバイスをおねがいします。

  • 臨床心理士の大学院入試について

    私は言語学専攻で博士課程までいきましたが、自分のトラウマを何とかするために臨床心理の本を読み漁りました。結果、臨床心理士になりたいと思うようになり、近くの国立大学の修士課程に入ろうと考えています。心理学科出身でないので、急ごしらえで心理学の基礎を学ばなくてはなりません。現在図書館から心理学の本を借りてきて、独学中です。 そこで、これは読んでおいた方がいいという書籍があればお教え願えないでしょうか。洋書でも英語とフランス語の本なら読めます。ソシュールの『講義』、チョムスキーのミニマリスト・プログラム、ピンカーのLearnability and Cognitiontなど、そしてそれらのビブリオにある論文はかなり読んでいます。Toeic910点です。これは必読本だというのがあったら是非ご紹介願います。

  • 英語と心理学を・・・。

    こんにちは。いつもお世話になっています。 もしかしたらカテゴリを間違えてるかもしれませんが・・。 結構気になってるのでお許し下さいませ。  今、留学をしていて、帰国したら日本の大学も選択肢に考えています。 もともと英語がすごい好きで大学に入ってからも是非英語を使いつづけたいと考えています。  それともう一つ、人の話を聞くのが好きでカウンセラーみたいな仕事に前前から漠然と憧れていました。友達などから話を聞いてやっぱりカウンセラーになるには心理学を専攻しなくてはいけないとのことで。(当たり前ですよね  それで、考えてみたのですが英語を使ったカウンセラーみたいな仕事、あるいはそれに似たような仕事があるのかなぁと考えてみて、そういう事を学べる大学があるだろうかと考えています。   ふと、考えたのは心理学の研究で論文を英語で書く・・みたいな感じだったのですがやっぱり自分は研究という柄でもありません。笑  心理学・・特に人の相談に乗ったりしたりするのと英語を使ったもの、関連があれば何でも参考になりますので是非アドバイスお願い致します。

  • 臨床心理の英語の勉強方法

     臨床心理の大学院入試の英語の勉強方法は、どのようにすればよいのでしょうか?  よく、ヒルガードを訳せばいいとききますが、もっと根本的な英文読解の力が必要なのではないかと、思うのですが、どうなのでしょうか?

  • 表情についての心理学研究

    心理学の授業で表情について、論文を書かなくてはならなくなりました。 表情研究の海外の論文、もしくは日本の論文をよもうとおもっているのですが、何をよんだらいいかわかりません。 どうかいい論文、もしくは文献を教えてください! よろしくお願いします。

  • 心理学を英語で読みたい

    次期3回の大学生(心理系)です。  大学院を目指すこともあって、心理に関する英語は知っておきたいと思っています。勉強するのに、心理系の洋書を読んだりしていたのですが、数ページで断念してしまいました。内容はおもしろくても高度だったし、文章量が多くて読破できる気がしませんでした。(入試対策用の本は対訳が意味不明で理解できそうもありませんでした)  そこで、とりあえずネットでちょっとした英文を読んで、少しずつ慣らしてから、もう一回洋書にチャレンジしようかと思っています。  質問なのですが、心理学に関する読みやすいコラムとかサイトとかあったら教えていただけないでしょうか。また、「初学者にはこれがオススメ」という本があれば併せて教えていただけたらありがたいです。  

  • 英語の勉強方法を教えて

    私は、心理学を勉強しています。 「英語の論文を読めるようになれ!!」 と指導教員に言われたんですが^^; 私は、単語力がありません。 文法は大体わかるので、単語を調べれば読めるんですが、毎回調べてるので、なかなか進みません。 英語の論文を読めるようになる勉強方法なんてありますか? とにかく論文が読めるようになりたい!! ので、アドバイスください。

  • 論文は英語で書くべきだと思うのですが・・・

     日本人の学部生が論文を書くというと日本語で書きます。しかし、日本語で論文を書くということは読む人は日本人に限定してしまいます。世界の人と研究で議論するには英語で書いた論文が必要となります。国語学を学んでいる人に英語で書けとは言いませんが、特に科学を研究している人は学部生から英語で論文を書くトレーニングをする必要があると思います。  日本語の論文もろくにかけないのに英語で書けなんてバカなことをいうなといわれそうですが、英語で論文を書くトレーニングをするからこそ日本語も理解できると考えております。全国の大学で、卒論をすべて英語でかけなくてもせめて図や表は英語で書くべきだと思います。この考えは無理がありますか?  

  • アメリカの大学院(カウンセリング希望)に留学

    こんにちは、現在心理学を専攻している大学3年の者です。 まず、質問点から挙げます。 (1)アメリカ(もしくは他の国々)で、カウンセラーや臨床心理士として働く日本人はどれくらいいるのか。 (2) (1)の場合の給料はどれ程度か(日本で臨床心理士の資格をとり病院などで医者と連携して働く場合などと比べて)。 (3)入学に必要な心理学的知識や学力は何か(私の専攻では臨床心理や犯罪心理は勉強できません)。 (4)卒業論文(研究)の内容を、カウンセリングに結びつく題材にしたいが、どのようなものがよいか。 (5)アメリカの大学院(博士課程まで)を終えるのにかかる費用。 (6)海外の日本人カウンセラーは重宝されるか。 (7)実際、今(2月)から語学も含めた勉強を始めるのは遅いか。 (8)合格率。 以上質問点が多くてすいませんが、わかる範囲で結構ですので、どなたかお答えいただくと助かります。

  • 研究室では英語しか喋れないというのはどう思いますか?

    海外の大学で教鞭をとっていたボスの方針で研究室内では日本語を使うな!英語でしゃべれと決まりました。ボス曰く、「国際会議に行く機会があるだろうから今のうちになれておいたほうがいい。論文も英語の論文を読み、英語で論文を書く。」らしいです。 研究室でご飯を食べるときも辞書を片手に会話は英語・・・みんな不自然(汗) ちょっと荒治療のような気がしますが英語生活をどう思いますか?