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キュリー夫妻は放射能に被爆して亡くなったのですか?
キュリー夫妻は放射性物質を発見したので有名です。 ところでずっと昔に読んだ本で、夫妻は放射能のおそろしさを理解しておらず、ガン?かなにかで亡くなったとありました。 これは本当でしょうか? 記憶が定かではないのですが、本によるとかなり原始的な方法で放射性物質を抽出していたと思います。 当然放射線対策だとしていなかったと想像します。 よろしくお願いします。
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> ところでずっと昔に読んだ本で、夫妻は放射能のおそろしさを理解しておらず、ガン?かなにかで亡くなったとありました。 > これは本当でしょうか? 下記のサイト等によると,『1906年にピエール・キュリーは馬車の下敷きとなって死亡』,『マリー・キュリーは1935年に白血病で死去』,『娘のイレーヌ・ジョリオ・キュリーは1956年白血病により死亡』の様です。 ・http://www.numse.nagoya-u.ac.jp/F1/proftakeda/06/essay09.htm ・http://homepage2.nifty.com/hi-rose/ijinden/9gatu/0912.htm > かなり原始的な方法で放射性物質を抽出していたと思います。 > 当然放射線対策だとしていなかったと想像します。 下記サイトの「精密計測による新元素の発見」の中に『キュリー夫妻の実験室は,じゃがいも倉庫と馬小屋に挟まれた実に粗末なものであった(図6)。ピエールは,とうとう死ぬまでまともな実験室が持てなかった。』とあります。 ・http://www.jfcr.or.jp/Ra100/innervision/koizumi.html また,「BLUE BACKS B1192 元素111の新知識」(桜井弘・編,講談社)には『彼らが分離した塩化ラジウムは,暗やみの中で美しいリン光を発する物質であり,夜半に研究室を訪れると,実験に使ったビンや蒸発皿にそのシルエットを認めることができた。』とあります。 参考までに。
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- Julius
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キュリー夫妻が発見したラジウムは、 マグネシウムやカルシウムと同じアルカリ土類金属で、 体内に摂取されると骨などに蓄積されます。 このラジウムはα線を出します。体内から絶えず発生するα線が原因で、 キュリー一家は次々と白血病で倒れたそうです。 娘のイレーヌと娘婿のフレデリク(ともにノーベル賞受賞者)も相次いで 白血病で亡くなります。 キュリー夫妻が生前暮らしていた家のノブからは、今なおα線が 検出されているそうです。
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ありがとうございます。 >娘のイレーヌと娘婿のフレデリク(ともにノーベル賞受賞者) 絵に描いたような研究者一家だったのですね。合掌です。 >キュリー夫妻が生前暮らしていた家のノブからは、今なおα線が検出されているそうです。 日本なら大騒ぎになりそうです。 東海村の臨界事故を思い出しました。
- AC120V
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このサイトの http://sc-smn.jst.go.jp/ 研究者・技術者(人物紹介) の「偉人たちの夢」 (7) マリー・キューリー が参考になりますよ。
- 参考URL:
- http://sc-smn.jst.go.jp/
お礼
見ました。 美談仕立てでした。 長年に渡り、まったくの無防備でラジウムを浴び続けたのが白血病の原因であるとはっきりいっています。 子供のころキュリー夫人の伝記を読んだのですが、なにが偉大なのかさっぱりわかりませんでした。 キュリー夫人は世界でもっとも伝記のかかれている女性だそうです。
- shota_TK
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ご主人の方は,馬車にひかれて事故死しています. 奥さんは放射線が原因の白血病で亡くなったと思います.娘さんも白血病でしたね. 以前読んだ本によると,手をやけどするほどだったそうですから,安全には目をつぶったんでしょうね.どのぐらい害があるか,明確にわからなかったからだと思いますよ.
お礼
ありがとうございます。 娘さんも研究社だったのですね。
お礼
ありがとうございます。 >キュリー夫妻の実験室は,じゃがいも倉庫と馬小屋に挟まれた実に粗末なものであった そんなに粗末なものであったとは知りませんでした。 真偽のほどはわかりませんが、研究成果を役立ってほしいという思いから、ラジウムの抽出法の特許をわざととらなかったという話も聞いています。