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オゾンホールという用語の提案者は誰でしょうか

オゾンホールが存在することは、1986年に米国航空宇宙局(NASA)の研究者ストラスキーほかが、人工衛星ニンバスによる1978年~1986年の観測データに基づいて作成した南極上空のオゾン全量の図をNature誌(volume 322、p.808-811)に発表したことにより広く認識されるようになったと思います。でも、その発表論文ではオゾンホールの形態は描いてありますがオゾンホールという用語は提案されていません。 オゾンホールという用語を最初に提案又は使用したのは誰で、それはどの文献でしょうか。

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  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.2

http://elib.dlr.de/61525/1/Ohring-AlEt-Volkert-RadiationOzone-bams2009.pdf これによれば(P1677) A final note: The term “ozone hole” to signify these Antarctic events was coined by Nobel Prize winner Sherwood Rowland in a seminar he gave at the Chemistry Department at the University of Maryland on 6 November 1985.

miho1994
質問者

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詳しくお教えいただいてとてもよく分かりました。 日本人の観測も先進的だったんですね。 有り難うございました。

その他の回答 (3)

  • tanuki4u
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回答No.4

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%A0%E9%89%A2%E7%B9%81 おまけ 世界で最初に指摘したのは、No3の方が指摘したように、気象庁の人が昭和基地で観測し報告しています。 ※ 気象庁に勤める友人が「日本は宣伝が下手だよな、最初に見つけているのに、さも海外発みたいな報道のされ方だもの」と嘆いていた。

miho1994
質問者

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詳しくお教えいただいてとてもよく分かりました。 日本人の観測も先進的だったんですね。 有り難うございました。

回答No.3

命名者は不明ですが,最初に発見したのは日本の南極観測隊です。 放送大学講座で触れられていましたが,観測者名や発見年次などは忘れました。 4月からまた講座が始まります。乞う,ご期待。

miho1994
質問者

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詳しくお教えいただいてとてもよく分かりました。 日本人の観測も先進的だったんですね。 有り難うございました。

  • chie65535
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回答No.1

オゾンホールについて報道した大衆紙(新聞記事)が「南極オゾンホール」と言う用語を最初に使用した、と言われています。 なので、最初に使用したのは「新聞記者」で、文献ではなく「新聞記事」が最初です。 新聞記事って「決められた文字数以内で、一般人が読んでも解るように書く」必要があるので、新聞記者や記事のライターが「直感的に解る新語」を造語する事が良くあります。 オゾンホールも、そうやって作られた造語の1つです。 アメリカ議会図書館など、過去の新聞の殆どを収蔵している図書館で米国の新聞について詳しく調べれば、何と言う新聞が最初で、記事を書いたライターが誰なのかも判ると思います(当方がネット上で調べた限りでは、詳細は不明) なお、該当新聞記事は、米国の新聞ではない可能性もあります(ネット上で「最初に使われたのは大衆紙の記事」と言う記述がありましたが「米国の大衆紙」とは書いてなかったので、英国とかフランスとか、米国以外の新聞が最初かも知れません)

miho1994
質問者

お礼

詳しくお教えいただいてとてもよく分かりました。 日本人の観測も先進的だったんですね。 有り難うございました。

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