法学関係の大学院進学について

このQ&Aのポイント
  • 法学関係の大学院進学についての質問です。
  • 法学関係の大学院では、研究者の育成が目的とされていますが、他にも進路の選択肢があります。
  • 法科大学院とそれ以外の法学関係大学院を比較すると、難易度の違いがあるようです。しかし、実情が分かりづらいのが現状です。
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法学関係の大学院進学について

法学関係の大学院(旧帝大クラスの国立大)について質問です。 1)法科大学院以外の法学関係の大学院は、やはり研究者を育てるのが目的なのでしょうか。 研究者以外の進路には、どんなものがありますか。 2)法科大学院とそれ以外の法学関係大学院を比べると、難易度的にはどちらが難しいのでしょうか。 法科大学院は、大学が過去の入試データを公開していますが、それ以外の大学院のデータはないので実情が分かりません。 3)法科大学院を目指す人には予備校などのシステムがありますが、その他の法学関係の大学院の受験に向けては、どのような勉強のやりかたをすればいいのでしょうか。 よろしくお願いします。

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回答No.3

>1)法科大学院以外の法学関係の大学院は、やはり研究者を育てるのが目的なのでしょうか。 東大・京大の学卒助手制度がなくなったり大学院大学化した以降は、法学研究科も状況が違ってきているようですが、旧帝大レベルの法学研究科の主目的は研究者の養成のはずです。 しかし、法科大学院ができてからは、実定法(民法など現実に機能している法)系の研究者については、法曹資格が必要という考え方が強くなっており、大学によっては、法科大学院の学生に法学研究科の講義を受講させることで、研究者を養成するところもあるようです。一方、基礎法(法の基礎理論とかローマ法など)系とか政治学の研究者については、現在でも学部から法学研究科に進学するというのが一般的ではないでしょうか。また、近年では中国などから留学して修了後は母国の大学教員になるという学生もかなりいるようです。 その他、他の研究科と同様に、研究者にならないものの大学院に進学する学生もいると思います。一般の大学では税理士の試験免除目的の学生が多いようですが、旧帝大クラスであれば、もう少し勉学をしたいということで進学されるのではないでしょうか。 >2)法科大学院とそれ以外の法学関係大学院を比べると、難易度的にはどちらが難しいのでしょうか。 法科大学院と法学研究科は設立目的が違いますので、難易度といったことで比較はできません。 入学定員との関係でいえば、法科大学院は欠員を出さないよう合格させるのに対し、法学研究科は担当教員が指導できる学生だけを合格させる(指導できない学生を入学させるくらいであれば、欠員のほうがよい)というような違いがあります。 このため、進学しやすいかどうかという観点からは、法科大学院のほうが進学しやすいということになります。 3)その他の法学関係の大学院の受験に向けては、どのような勉強のやりかたをすればいいのでしょうか。 まず、進学したい法学研究科に照会するというのがよいのではないでしょうか。また、研究者になるためであれば、指導を希望する教員に連絡したほうがよいかもしれません。ちなみに、在学している大学の大学院に進学しようとするのであれば、指導を希望する教員(普通はゼミの担当教員)に相談するのが必須のようです。 また、法学や政治学の研究者になるためには英語だけでなく独語と仏語が必要なようなので、語学の試験で不合格とならないよう、大学院入試にある語学の勉強をしなければならないということになります。

その他の回答 (2)

noname#232424
noname#232424
回答No.2

補筆。 >このような状況下 大学院教育という概念にとぼしい(ただし能力や意欲がある者は育つ)ところに,大学院定員を拡充しようという国家的圧力や,司法試験制度を改革しようという国家的圧力が加わった,ということ。

noname#232424
noname#232424
回答No.1

法学部では,卒業論文が必修ではないところがおおいはずです。つまり,学部段階でそれほど学究的な教育はしていないということです。ここは重要な点で,卒業論文を書かせる必要がなければ,演習なんかも当然に「お勉強会」ないし「仲良しクラブ」のレベルですみます。おなじ文系でもマニアックともいえる文学部にくらべて,「研究のやりかた」というものをぜんぜん訓練されていない。 その一群の学生のなかで抜群に頭がいい者を,大学卒業と同時に助手(いまの助教)に採用して純粋培養的に後継者にしてきたのが,法学部という組織です。大学院に行くといえば,そこから落ちこぼれた二流であることを意味しました。少なくともぼくが大学院生だった1980年代はね。だから,学長が法学部出身だと大学院教育の意義をぜんぜん理解しておらず,院生連合と学長の団体交渉も話がすれちがうだけで空しく終わりました。そういう人物が東京大学学長(同大では内部的に総長と呼んでいる)なんだから,お粗末きわまる。 いまもこの空気があるかどうかは知りません。ぼくは大学教員同僚として法学系大学院修了者も知っていますが,彼らはちゃんと育ってその地位にあるようです。大学院レベルなら,まともな教育機関といえるらしい。 法科大学院は,このような状況下で法学部が苦し紛れで打ち出してきた「司法試験の受験予備校」といえる教育機関です。法学系大学院とはまったく性格が異なりますので,難易度をくらべるのはおかしいでしょう。法学系大学院は,もっと基本的な法理論研究とか,外国法(たとえば消費者法,労働法)との比較研究などをやるはずです。同僚からの耳学問ではね。

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