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類魂について
類魂に興味のある方、あるいは知識をお持ちの方に 日頃から疑問に思っていることについてお聞きしたいと思います。 動物は死ぬと類魂の世界に帰っていきますが、 人間は死後の世界があり、人間の類魂に昇華するために 輪廻転生を繰り返します。 ということは人間にとっての現世界は 動物にとってはあの世に相当するのではないでしょうか。 一人で色々と考えてみましたが、答えが出ませんでした。 ご協力、よろしくお願いします。
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『シルバーバーチの霊訓(五)』(近藤千雄 訳) P87 7章 動物は死後どうなるのか を参照して動物の類魂について学ぶのが良いと思います。 人間の類魂については、 『不滅への道』(梅原伸太郎 訳) http://www.k5.dion.ne.jp/~spiritlb/ume-8.html が良いでしょう。 私の認識では類魂とは以下のようなことです。 人間の無意識の彼方に秘められたアカシックレコード(無限の過去世)の集合体が類魂です。よく、退行催眠で過去世の記憶をよみがえらせようという試みがなされることがあります。これは、心理学が無意識と呼んでいる領界にアカシックレコード(類魂)があるからです(退行催眠実験の多くは顕在意識の思いぐせで終わることが多いです)。類魂は過去世の人格の集合体です。それは全部自分自身なのですが、それぞれ、再生した環境が違うので、表面化する面の違うものだから、それぞれが一見別人に見えます。類魂をシルバーバーチはダイヤモンドに例えました。ダイヤモンドはそれ自体で一つのものですが、現世に現れた面が違うので、それぞれの個性(パーソナリティ)と言うことが出来ます。ダイヤモンドを差して「生まれながらの個性、本当のオリジナリティ」=インディヴィジュアリティと言います。丹波哲郎氏は、類魂を蜂の巣に例えました。蜂の一つ一つは違うけれども、全く同じものです。それが集団を形成している、それが類魂です。江原啓之先生の場合はコップの水に例えています。これは、現世に再生して浄化向上し、透明度を上げて類魂に帰るという、「現世での修行」を意識した表現の仕方です。 動物は死後、自らの類魂に、比較的早く帰って行きます。これは無垢であり、現世の垢を落とすという道程が少ないからです。人間の場合は現世の垢「思いぐせ」が強いので、幽界という夢の世界で「思いぐせ」を昇華しなければなりません。これは平均30~50年と言われていますが、場合によっては数百年かかる場合もあります。 動物も人間も、最終的には自らの類魂に戻って、現世で学んだことを類魂の叡智の一つとして融合させます。そうして、その回の霊性進化は完成します。人間も動物も、全ての魂には霊性進化したいと欲求する性質があります。全ての魂が神に向かって行きます。 霊性進化の修行場のために現世はあります。だから現世は苦しみの世界なのです。現世が楽な世界だったら、修行になりません。 人間の場合、再生>死=100年以内、死>類魂融合=30年~数百年、類魂融合>再生=150~300年、というのが一つのモデルケースです。たいていの人がこの範囲に収まっています。 動物の場合はもっとそのサイクルが早いようです。人間より学びの負荷が少ないから次々に生まれ変わっていくのだろうと思います。 人間には「狭義の類魂」と「広義の類魂」があります。「狭義の類魂」とはいわゆるインディヴィジュアリティのことです。過去世の集合体であり、自分自身の本来の個性の部分です。「広義の類魂」とは、人類全体を指します。つまり、歴史(アカシックレコード)をたどって行けば、元々類魂に細分化は無かったことになります。元々、全ての魂は個性が同じだったのです。それが人間という発達段階において、個性が細分化したから「狭義の類魂」が出来たのであり、元々人間という「広義の類魂」だったのです。 それが動物の姿なのです。 動物に「狭義の類魂」はありません。種全体として一つの類魂があります。つまり、「広義の類魂」しかありません。全ての個体が同じ個性です。全ての個体が同じ性質です。人間には個性がありますが、動物には個性はありません(インディヴィジュアリティにおいての話です。パーソナリティにおいては個性がついて来ます。それは、人間にペットとして飼われた動物と、野生の同種の個性が違うことから明白に証明されます。) 動物の類魂は、次々に生まれ変わる動物の種類を変えて、いつか人霊の仲間入りを果たします。人霊になると、それを卒業するのに何度も再生する必要があります。人霊という段階は、魂にとって、この地球という現世を乗り越えるための最大の壁であると言えるのではないでしょうか。 動物も人間も、地球で学び合う仲間です。人間から見た動物は、いわゆる後輩に当たるのであり、愛すべき存在と言えます。果たして、どの段階までの生物なら食べても良いのか、という問題も、霊的真理の受容度、完成度によって変わってきます。霊性が低いのにいきなりベジタリアンになっても、それは無理な修行というもので、霊性進化を効率よくすることにはなっていません。学ぶべきカルマの先延ばしをしているだけです。シルバーバーチは肉食について、「嘆かわしいことです」と言ったことがあります。それは人間の霊性が低いことを嘆いたものであり、肉食を否定するものではありません。 もっとも、死んだ肉をただ食べるのと、殺すのでは、カルマの大きさが違うのは明白でしょう。 という基礎知識を踏まえて、ご質問に立ち返ってみたいと思います。色々誤解をされているようです。何を思ってご質問されたのか分かりません。勘で挑戦的に答えますと、動物は幽界に居る期間が短く、すぐ霊界の類魂に融合して行きますが、人間は幽界(夢幻界)に居る期間が長いです。幽界のことを「死後の世界」だと思われたのでしょうか? >「ということは人間にとっての現世界は動物にとってはあの世に相当するのではないでしょうか。」 なんでしょう。現世は人間にとっても動物にとっても同じ、現世という修行のステージです。珍奇なお言葉としか言いようがありません。
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- NemurinekoNya
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紹介したサイトにある「霊性進化の道しるべ」第二章には ~~~~~~ 言えます。すべての魂に当てはまります。よくお考えください。人間は本質的に二重の要素をそなえているのです。動物時代の本能の名残りと神の分霊とがあって、それがあなたの存在の中で常に葛藤しており、そして、そのいずれかを選ぶ自由意志を持つあなたがいるわけです。そこに進化の要素があるのです。あなたとしてはなるべく動物性を抑え、潜在する神性を発揮する方向で努力しないといけません。 http://www5e.biglobe.ne.jp/~spbook/sb-voice/sb-voice-02.htm ~~~~~~ とありますね。 《動物時代のホニャララ》ですから、何回か輪廻を繰り替えしている内に、動物から人間になりえるんじゃないですか。
- NemurinekoNya
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No1のお礼、ありがとうございます。 ~~~~~~ 動物は輪廻転生しないと聞いていたので、 もしや質問のような状況になっていると考えてみたのです。 ですがnande11さんのご回答だと輪廻だけ行われているようです。 ~~~~~~ それは、キリスト教の影響を受けているからですよ。 創世記を読めば分かるように、人間は、他の動物と違った特別な存在とされているからです。 ところで、hawkwindさんは、以前にもスピリチュアルやシルバービーチについて質問したことがありますっけ? で、わたし、その時、何か回答しましたっけ。 ただでシルバービーチの著作(完訳だよ)などやスピリチュアルについて詳しく紹介したサイトがあるので、ご紹介します。 http://www5e.biglobe.ne.jp/~spbook/sb-teachings/ 本も買うなると、なかなかお金がバカになりませんので、こちらをご利用ください。
お礼
スピリチュアルに関してはたまに顔を出して回答している側です。 ご紹介頂いたサイトも何回か回答に添えています。 NemurinekoNyaさんのIDの作成日は去年のようですから、 私の質問に答えたことはないと思いますよ。 動物の輪廻転生に関してはないと聞いていたのですが、 ひょっとしたら輪廻転生が存在しているのではと思ったからです。 詳しくはnande11jiさんのところに書きましたが、 そう考えると霊的進化がうまく説明できるからです。
<類魂の世界>がよく分かりませんが… 魂が輪廻転生するのは確かだと思いますが、何に生まれ変わるかはその時にしか分からないのではないでしょうか。 今生では人として産まれたが、次はほ乳類、はたまた両生類かもしれませんよ。 死後の世界から来た人がいない今は、誰が何を話そうが、説得はしづらいものだと思います。 それに<死後の世界>と考えたところで、我々が考えうるイメージでしか伝えることができません。 本当はどうなのか…神のみぞ知るのでしょう。
お礼
ご回答有り難うございます。 私は人間は人間以外に輪廻転生しないということしか知りません。 もし、他の動物に生まれ変わるというのであれば どの霊界通信、あるいは出典かご教授お願いします。
>動物は人間でいう現世という境涯を越えるために、 1つ下に修行場があるのかなと考えてみたんです。 全くの勘違いだと思います。現世の肉眼で見える動物がどうして異次元のものと言えるのでしょうか。動物と人間はこの地球の物質世界=現世というステージで共に切磋琢磨する仲間なのです。 もちろん、波動の違う修行ステージはあるみたいですね。例えば幽体レベルで修行する星もあれば、物質より鈍重な波動世界で生活する修行もあるようです。太陽系では、地球は下から3番目の波動=霊性らしいですね。スウェーデンボルグによると。いずれにしても、波動が違う場合は物質の肉眼で認識することはできません。物質として見える動物と人間は、同じ地球で霊性進化し合う仲間なのです。 ところで、異星人には霊的真理を科学力に組み込んでいるものもあるみたいですね。UFOが現れたり消えたりするのは物質化現象でしょう。異星人には霊的真理の探求が進んでいるものがあるということでしょう。蛇足でした。
お礼
波動の違う世界は私達のすぐそばにもありますよね。 宇宙人というよりもUMAとでもよぶべき存在でしょうか。 本当の宇宙人かもしれないし、波動の違う地球人かもしれません。 というようなことがある本に書かれていました。 本題に入りますと私達が肉眼で見えている動物は 物質化された霊体なのでは?という理屈なので異次元というわけではありません。 とはいえ、私の身勝手な閃きだったようでお手を煩わしました。
- NemurinekoNya
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こんばんは。 スピリチュアルにまったく無知なので、ネットで類魂について調べてみました。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A1%9E%E9%AD%82 類魂とは、霊格による集団の統一的霊魂とでもいったものなのですね。勉強になりました。 で、参考になりそうなサイトを見つけたのでご紹介します。 http://www.paperbirch.com/groupsoul/groupsoul1.html ~~~~~~ 人間にとっての現世界は 動物にとってはあの世に相当するのではないでしょうか。 ~~~~~~ http://www.paperbirch.com/groupsoul/groupsoul2.html によると、動物は、死後、その動物の類魂に戻った後、地上でまた再生するみたいですね。それを繰り返すことによって、霊格が向上し、人間になるみたいです。 なので、動物にとっては、人間存在はあの世、未来世の姿ということになりそうですね。
お礼
ご協力有り難うございます。 類魂はなかなか難しい概念なので、知らないと苦労すると思います。 動物は輪廻転生しないと聞いていたので、 もしや質問のような状況になっていると考えてみたのです。 ですがnande11さんのご回答だと輪廻だけ行われているようです。
お礼
ご回答有り難うございます。やはり基本的な勘違いをしていたみたいですね? バーチの記述については一通り目を通してあります。 私の質問はある時閃いたものであり、こんな発想は私が初めてかもしれません。 私は境涯を越えるごとに類魂が合体して、より大きな類魂になっていくと思ってました。 人間の場合はあの世の境涯を越えるために現世での修行をしていると考えた時、 動物は人間でいう現世という境涯を越えるために、 1つ下に修行場があるのかなと考えてみたんです。 そうではなくて動物は人霊になるまで輪廻のみを繰り返すという解釈でいいのでしょうか。