• 締切済み

日本語の語義変化について

日本語に詳しい方にお尋ねします。日本語の語義変化に価値の上昇、下落というものがあります。たとえば「奥様」はもともと上流階級の奥方に使っていたものを、現在は一般庶民も使うということで、価値の下落がみられます。このように語義変化した単語がほかにもありましたら、教えていただけますか。お願いします。

みんなの回答

  • boko10cho
  • ベストアンサー率55% (64/116)
回答No.6

価値が上昇した言葉では、元々は動物を繋ぐ綱を意味したものが、今では多くの場合、 良い意味での人と人との強い結び付きとして使われる、「絆」を挙げておきます。 価値の上昇かどうかの判断はお任せしますが、炊いたお米を意味していたものが、 食事そのものを指すようになった、「御飯」のようなものもあります。

参考URL:
http://gogen-allguide.com/ki/kizuna.html
  • marisuka
  • ベストアンサー率38% (638/1650)
回答No.5

ああ、日本語の研究ですか。なら、もうちょっとだけお手伝いしましょうか。 トイレを表す言葉は次々に下落していきます。厠、便所、トイレ、手洗い、洗面所、化粧室など、次々に流行が変わっていくのは、先行の言葉にイメージが定着してしまうかららしいです。ちなみにレストルーム、パウダールームなどの外来語、憚り、高野山などの隠語めいたものも登場しましたね。 ああ、人を表す言葉って、どれもそうみたいな気がしますね。 この現象を一部の研究者は「言葉に手垢がつく」と表現しています。 講談社現代新書に日本語をテーマにしたものがあります。探してみられては。 研究、がんばってください。

sono-misa
質問者

お礼

再度回答を頂き、ありがとうございます。研究といえるほどの段階ではありませんが、普段何気なく使っている日本語を改めて考えることの楽しさに気づきました。講談社現代新書も参考にいたします。本当にありがとうございました。

  • toast5
  • ベストアンサー率37% (239/638)
回答No.4

「片輪」「めくら」「土方」「百姓」「人夫」「沖仲仕」など、現在差別用語と呼ばれるものの多くは下降の例でしょう。 大人の女性を「おばさん」と呼ぶこともタブー化しつつあり、下降の例だと思います。親の姉妹をおばさんと呼ぶことすら「避けるべき」だと考える人が一定数います。おじいさん、おばあさんも同じです。 「あいつ」「あの者」と「あの人」を比べればわかるように「人」という語は従来「軽い敬称」ですが、例えば「目の不自由な人」という言葉は現在まず聞かれません。ほとんどの場合アナウンサーは「目の不自由な方」と言います。あれは・・・なんなんでしょうね。「国民」という語も近年価値が大きく下降し、現在の政治家で「国民」と言う人はほぼ絶滅しました。みな「国民の皆さん」あるいは「国民の皆様方」と言います。政治家がバカなせいではなく、日本人がバカなせいじゃないかと思います。 飼い犬に餌を「やる」というのも下降した例で、たぶん現在ふつうは「ご飯をあげる」です。「男」「女」も多くの場合失礼とされ、「男性」「女性」が使われます。 ごく近年の例では「匂い」という言葉のネガティブな面が過剰に意識されて、CMでも料理番組などでもほぼ100%「香り」が使われます。小さな女の子が「お母さん、いい匂い!」なんていうCMが、昔はありましたが現在は絶滅しました。「匂い」って美しい言葉だと僕は思うんですが。 と、いう具合に、日本語の価値はなぜか常に慢性的にインフレ傾向にあり、息苦しくなる一方です。価値が上昇したものはひとつも思いつきませんが、そういえばなかなか人気が下がらない、驚異的だ、と思う言葉は「コラーゲン」です。

sono-misa
質問者

お礼

語義が変化した言葉をたくさん教えてくださり、ありがとうございます。詳しい説明を読んでとても勉強になりました。ありがとうございました。

  • marisuka
  • ベストアンサー率38% (638/1650)
回答No.3

野郎はどうだ。 坊主。 こんなゆの集めてどうすんの?

sono-misa
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございます。日本語の勉強で必要なのですが、なかなか資料が集まらず、苦戦しています。引き続き教えていただければ嬉しいです。

  • aries_1
  • ベストアンサー率45% (144/319)
回答No.2

私が知っているのは、「お前」、「貴様」くらいです。 「お前」は「御前様」(←大河ドラマによると、奥方が殿様に使っていたみたいです)が縮まりました。 「貴様」も似たような感じではないでしょうか。

sono-misa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。大河ドラマ参考にいたします。

  • marisuka
  • ベストアンサー率38% (638/1650)
回答No.1

おまえ とかですか?

sono-misa
質問者

お礼

ご回答いただき、ありがとうございます。「お前」「貴様」など呼称に多いのでしょうか。 価値が上昇したものも知りたいです。

関連するQ&A

  • 日本語とイタリア語の音韻変化の共通性

    「女」を意味する単語について、 ラテン語(むかしのイタリア語) domina イタリア語 donna 日本語(むかし) omina 日本語(いま) onna イタリア語と日本語で、同じ音韻変化が見られます。(語頭の「d」がなければ、まつたく同じ。) これは偶然なのですか。

  • 日本語の変化は、加速している?減速している?

    「ら抜き言葉」など日本語の乱れが指摘されていますが、言葉は変化するものという意見もあります。 ここでふと疑問に思ったのですが、江戸時代以前と現在を比べてみると、はたして現在は、言葉の変化の速さが加速しているのでしょうか。 私は、一般への教育が浸透していなかった昔のほうが変化の速度が早かったと思うのですがいかがでしょうか。 それとも、現在は昔に比べて言葉の変化が速く、近い将来口語と文語の乖離が進み、再び、文言一致の対策をとる必要があるのでしょうか。

  • 外来語から日本語になった言葉教えてください

    本来は日本語で使われていた言葉なのに、外国語や外来語にとってかわった単語は非常に多く見受けられます。 (1)日本語から外国語・外来語に代わったもの そのものの呼び名が代わったものもあれば、厳密には別物なのだが使用頻度などが代わったものもありますね。 前者としては便所とトイレ、後者としては鼻紙とティッシュなど (2)外来語が外国語になったもの ズボンとパンツなどがそうでしょうか。 ところで質問なのですが、元々は外来語や外国語で使われているのが一般的だったのに、近年逆に日本語で言うのが普通になってしまった単語や用例というのもあるものでしょうか。 例やその変化した背景等の関連事項も含めお教えいただければ幸いです。

  • イギリス 上流階級英語 非上流階級英語

    イギリス英語には階級英語と、非階級英語って、単語違いますよね。 例えば、上流階級英語では鏡はlooking-glassですが、非上流階級英語では,mirrorですよね。 ケーキは、階級英語ではpastryなのに非階級英語ではcakeになるようです。 しかし、日本ではどっちも混ざって使われているのですが、これはなぜなのでしょうか?このように混ざって入ってきたのにはきっと理由があると思うのですが。。。どなたかご存じないでしょうか?

  • 正しい日本語について

    正しい日本語の基準というのは、一体、何 なのでしょうか?  言葉というのは、その時代、時代によって 代わってくるもので、つねに変化するもの なのに正しい日本語という基準がある事で 変化の妨げになってしまっているのではな いでしょうか? 例えば、江戸時代に正しい日本語の基準を 作ってしまったら、現在でも江戸時代の言 葉を使うようになっているのではないでし ょうか?

  • フィンランド語の格の変化

    フィンランド語の勉強を始めました。 そこでまず最初に格が主に15種類あるということを学び、Wikipediaで見ていましたが、所格や向格などページが存在しないものもあり、混乱しています。 主格は日本語の"の"に該当する。属格は日本語の"を"に該当する。などいった基本的な日本語訳を教えていただけないでしょうか。 またその際に、単語がどのように変化するのかも教えていただけるとありがたいです。 (例) 出格-の中から(sta) talosta(家の中から) といった具合に教えていただけると助かります。 よろしくお願いします。

  • 日本語の乱れについて

    最近、テレビや雑誌などで日本語の乱れについての記事をよく見かけます所謂若者言葉、ら抜き言葉と言ったものです。何なんですかね?。正しい日本語?なにそれ。まるで今の日本語がおかしいみたいですが。明らかにおかしい日本語ならよいのですが。大抵そう言うことを言う馬鹿はダイヤモンドのような頭を持つ人です。要するに頑固な爺かおばはんです。 いつも思うのですが正しい日本語は誰が決めるのですか? 言葉遣いと云うものは今まで庶民の使い方により変化しました。 僕は言葉は皆が普通に話す物が正しいと思います。言葉は経年変化です。今の日本語は、乱れているのではなく、流れているんです。其れを受け入れずああだこうだと批判し、何十年も前の言葉が正しい等屁理屈を言って何が楽しいのでしょうか?そんなこといったら、言葉の乱れを主張する人々の言葉も、明治時代の人から見れば、変に思われるでしょう。でも、そんな事言い続けたところできりがない。結局、日本語の乱れ等頭の堅い人達が言葉の経年変化を受け入れずに作った屁理屈に過ぎません。何でもかんでも屁理屈を云ってしまえば、お終いなんですよ。もう話が進められません。いや、話になりません。 逆にこういう奴が居ると、日本語がそれこそ本当の意味で「乱れ」るといってもよいでしょう。 皆さんは、どう思われますか?

  • ウィズダム英和辞典の語義の順序について

    ウィズダム英和辞典の1版を所有しており、その辞書に関する質問です。 各英単語の語義(日本語での意味)について、複数の意味がある場合の掲載順序ですが、基本的に「頻度の高い順」であると説明されています。 また、「特に使用頻度の高い意味については、赤字で示す」、となっています。 なので、基本的には、最初に出てくる語義が、もっとも使用頻度が高い意味であると認識しているのですが、それに反して、赤字が後ろの方に表示されているケースが多々あります。 例えば「bond」という単語について 1.緊密な関係、結束結合、きずな 2.契約(書)、証券、公債、債券、社債 3.保釈金 4.束縛、拘束、囚人を縛るなわ、くさり、監禁 5.契約、協約、盟約、誓約 6.接着、接着剤 7.結合種、結合、価標 8.保税倉庫留め置き 9.ボンド紙 上記の中で、4.の「束縛」と、5.の「契約」の2単語のみが赤字で示されています。 その2つの単語が「特に使用頻度が高い」のであれば、最初の方(4.や5.ではなく、1.に近い方)に記載されるべきなのでは?と思うのですが、どうなのでしょうか。 もしくは、順序が4,5番目なのに、赤字としている理由がわかりません。 辞書の使い方欄を読んでもよくわからなかったので質問させていただきました。 もしかして常識的なコトなのかもしれませんが、おわかりになる方がいらっしゃいましたら、どうぞよろしくお願いします。

  • 利子率と株価の関係

    利子率が上昇するとき、ほかの条件が変化しなければ、株価は下落する という理由がよくわかりません。 株価の倫理値で考えるようなのですが…実際に数字をいれてみても…わかりません… 「将来の配当の現在価値が下がるため、株価は下落する」 レジュメにはあるのですが… 利子率があがれば…現在価値はあがるのでは…と考えてしまい混乱しています。 わかりやすい説明と、教科書的な模範解答をいただければうれしいです よろしくお願いします

  • 「ニュース」に相当する単語は日本語にありますか?

    我々が普段から当たり前のように使用している「ニュース」という単語。 当然のことながら英語から来た言葉であり、日本語ではありません。 ということは、「ニュース」という単語が入ってくる前、日本ではニュースのことを なんと呼んでいたのでしょう? 辞書で「ニュース」を調べても 「新しく一般にはまだ知られていないできごとや情報。」 「 新聞・ラジオ・テレビなどでの報道。」という説明は出てきますが 日本語の単語に置き換えてこれだというものは出てきません。 「ニュース」に相当する日本語の単語はあるのでしょうか? ご存知の方教えてください。