- ベストアンサー
赤ちゃんと猫の共生について
- 赤ちゃんとネコの共生に関して、有識者の意見をまとめました。
- 赤ちゃんの免疫力に良い影響があるとされるネコのいる家での生活について、賛否両論があります。
- 赤ちゃんが標準的な状態である場合、経験のある方の意見や科学的な根拠を参考にすることをおすすめします。
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
こんにちは。 人畜共通感染症(ズーノーシス)は様々ありますが、猫で有名なのはトキソプラズマですね。昔から「妊婦は猫飼うな、妊娠したら処分しろ」と言われる大多数の理由が、トキソプラズマ(という名称を知らなくても)にあります。 でも、猫と生活する上での注意事項を正しく理解してルールさえ守れば、妊娠・出産・子育てと年を重ねていく間、猫との生活はますます幸せな時間となるでしょう^^ 前置きが長くなってしまいましたが、猫がいて~これから子育てを経験するであろう人、赤ちゃんが誕生する予定の人は、正しい知識を身につけていただきたいです。つまらない風評や間違った迷信的な考えにとらわれた大きな親切(お節介ともいう)を振り回す人を説得できるだけの正しい知識を持ってください。 実は、現在成人の約20~60%はすでにトキソプラズマに感染したことがあると言われており、健康な人の場合はほとんど免疫機構で抑えられ問題となることはありません。ただし、免疫不全系の病気(AIDSなど)に感染している場合は非常に重篤となるケースがあります。 しかし、妊娠中に初めてトキソプラズマに感染すると、胎盤を通じて胎児も感染(先天性感染)し、胎児の流・死産や新生児水頭症を引き起こす可能性があります。胎児に問題となる感染は、妊娠中に初めてトキソプラズマ感染症にかかった場合だけです。過去(妊娠の6ヶ月以上前)にトキソプラズマ感染症にかかっていれば、なんの問題もありません。これは人の免疫機構により増殖が抑えられ、血中に虫体が出てこない、すなわちトキソプラズマに対する抗体がすでにできているからです。 ブライダルチェック等でトキソプラズマのチェックはお済みですか? まだでしたら、検査を受けてください。 ・陽性だった場合 妊娠してもこの病気に関する危惧はほぼ考えなくても良いかと存じます。 ・陰性だった場合 迎えるご予定の猫のトキソプラズマ抗体価検査を受けてください。 猫が陽性の場合、猫の免疫機能が落ちて再発症する事がないように猫の健康管理に注意してください。猫が排泄したら、なるべく早く直接触らないように糞尿を片付け、手をしっかり洗う習慣を付けてください。また猫との密接な接触(一緒に寝る,食べ物の口移し,顔を舐めさせる等)は避けましょう。 猫が陰性の場合、主さまも猫も今後トキソプラズマに感染しないように下記について注意なさってください。 猫は完全室内飼いにし、生肉(特に豚肉)は加熱して食べる、ガーデニング等土いじりをするときは手袋を着用し、なんにしても充分に手洗いを。 猫が陽性でも、極端な話24時間経った猫の便を直接口にでもしない限り感染することはありません。妊娠しても猫との同居は、常識的な生活であれば問題はないということです。 要するに、清潔を心がけていれば○。 ただ、赤ちゃんが寝てる間にペロペロされたり噛みつかれたり等には厳重注意を。そして幼児になった時、猫をおもちゃ代わりにいじりまわし、猫が人間嫌いになる可能性もあります。本当は、小学校高学年くらい、ある程度分別がつくくらいになってから飼うのがベストかとは思いますよ。 健康に留意し、お元気な赤ちゃんを生んでくださいね、そして猫との素敵なニャイスライフを(^ω^)
その他の回答 (6)
- masatsan
- ベストアンサー率15% (179/1159)
妻の実家で猫を飼っていて、出産前でもよく行きましたし、宿泊もしていました。特に問題なかったです。その猫はすでに亡くなりましたが、今は別の猫を飼っています。
お礼
妻も近いうちに里帰りをすることになると思いますが、妻の実家でも犬を飼っていたり、近所に野良猫がウニャウニャいそうなので、少し安心しました。貴重なお話を有難うございました。
- nun9lvx581
- ベストアンサー率40% (60/149)
私の体験談でも、よろしければお聞きくださいね。 昭和 31年に 私は生まれましたが、もう、その時には、自宅にメス猫がいました。 (猫が 自由に家から出て隣の屋根を走る時代でした) 幼児であった 私の 子守? をしてくれている 私の母が言うのには 「猫でも解るのか、不思議」とよく言っていました。 今でも、 白黒写真ですが、その猫が 当時の私の見張りをしている写真が 残っています。 そして・・「アレルギー」「花粉症」などに なった事も今までありません。 数十年がたって、今、自宅には、別の猫がいます。(元・野良猫のオス) ・・ただ完全室内飼いとなった場合は・・(住宅の密閉性が高くなった為) 、赤ちゃんには、「猫砂の、粉塵(ふんじん)」 「猫の毛で、見えにくく空間を漂うもの」は、 要注意、と 思います。 猫の「飼い方」などが、昔とは、大きく変化したゆえに、 産婦人科の、お医者様にも、今、一度 ご相談されます事がいいと思います。 また、自宅に猫が来て、飼い主になれてくれる迄、大変だと思います。 赤ちゃんだけでなく、猫の世話も・・・・おかあさんが、倒れては・・?? 写真は、うちに来ました 元・野良のオスです。 今では? 口笛を吹くと どこに居ても出てきて、爪も暴れずに切らしてくれる猫となりました。
お礼
実体験が聞けてとても嬉しいです。周りに反対されてまで飼おうとは思いませんが、今回みなさんから得た情報や経験を身内にも伝えて慎重に検討しようと思います。有難うございました。
- kokutetsu
- ベストアンサー率26% (233/880)
子供時代動物が身近にいた人のほうが、いなかった人より、花粉症やアトピーにかりにくい、という説があることをnhkの番組で以前言っていました。(最近、このサイトでもアラシ的回答が増えています。 納得したら早めにベストアンサーを選んで締め切ってください。)
お礼
花粉症やアトピーになりにくいというのは非常に良い影響ですね。貴重な情報をありがとうございました。 また、カッコ内のご指摘も有難うございます。今回初めてネットの質問コーナーを利用したもので、礼儀というか、モラルマナーのようなものまで教えてくださって有難うございました。6番の方にお返事してから、ベストアンサーを選んで締め切ろうと思います。
- aigo-go
- ベストアンサー率30% (255/834)
トイレ掃除のあとは普通に手洗いして、除菌なども普通にして、空気清浄機でもつけていれば、そんな神経質になる必要も無いと思いますが。 トイレ掃除して手を洗わないとか、掃除機もかけずホコリだらけで汚い部屋にいるとかなら別ですけど。 ねこと赤ちゃんの同居、別に珍しい話でもありませんし、普通に清潔に生活していれば問題ないのでは。 まぁ、アレルギーが全くない子が生まれるとも限らないので、その辺りは自己責任になってしまいますが。 子どもの頃から犬や猫を飼っていると将来的に喘息になるリスクが低下する(米国微生物学会) http://karapaia.livedoor.biz/archives/52091457.html
お礼
私が頭の端っこで覚えていた知識は、多分このホームページの内容のことなのだと思います。紹介していただいたところにアクセスしてやや思い出しました。 やはり注意すべきはトキソプラズマだということが確認できて良かったです。 有難うございました。
トキソプラズマって知ってる?
お礼
ひとつ前の方から教えて頂きました。次回の産婦人科で先生に相談してみます。みなさん、本当に博識ですね。勉強不足を謙虚に反省したいと思います。有難うございました。
獣と我が子を一緒に育てる? ドラえもんの耳が無い理由と、彼の身体が青色の理由を知ってますか?
お礼
おっしゃりたいことはよくわかりました。君子危うきに近寄らずの精神は我が子のためにも大切だと思いました。慎重に検討しようと思います。ありがとうございました。
お礼
詳しいお話を有難うございました。私は知りませんでしたが、妻がトキソプラズマという名前は聞いたことがあると横で言っています。早速、次の産婦人科に行くときに先生に相談して調べてみようと思います。 ニャイスライフ頑張ります!(笑)