- ベストアンサー
硝酸カリウムの溶解度計算がうまくいかない理由は?
- 化学の溶解度の計算がうまくいかない理由や、40℃と70℃の溶解度の計算方法、問題の解答について説明します。
- 40℃の硝酸カリウムの飽和水溶液120gを70℃まで加熱すると、さらに何gの硝酸カリウムを溶かせるのかを求めます。
- 問題の解答で得られる結果から、70℃での計算に誤りがある可能性があることが指摘されていますが、その理由について詳しく解説します。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
この問題のポイントは、溶解度が濃度ではなく、溶質/溶媒で与えられていることです。 それぞれを濃度に直すと 40℃ 60/160 = 3/8 (w/w) 70℃ 140/240 = 7/12 (w/w) ですね。 新しい溶液の濃度は 7/12 です。ここまでは良いです。 40℃のときの溶質の質量は、120g × 3/8 = 45g です。 (120 × 3/8)/120 = 3/8 70℃のときは (120 × 3/8 + x)/(120 + x ) = 7/12 (45 + x)/(120 + x) = 7/12 12(45 + x) = 7(120 + x) 540 + 12x = 840 + 7x (12 - 7)x = 840 - 540 = 300 5x = 300 x = 60 これは、濃度を使わずに計算すると楽ですが、上の基本がわかった上で 溶質と溶媒の比は、それぞれ 3:5 7:5 ですから、 120*3/8 + x : 120*5/8 = 7 : 5 文数式に直すと (120*3/8 + x)/120*5/8 = 7/5 5(120*3/8 + x) = 7 * 120*5/8*7 1800/8 + 5x = 4200/8 5x = (4200-1800)/8 x = 60 と一気に計算できます。 いずれにしても、ポイントは与えられた溶質と溶媒の比は濃度ではないことに気がつくことです。
その他の回答 (1)
- gohtraw
- ベストアンサー率54% (1630/2965)
間違いはここです。 [[70℃のとき]] xg/120g = 140g/240g →ここが間違い。追加で溶質を加えているので、溶液の質量は120gではありません 正しくは、追加で解ける量をygとすると、70℃での溶質の量は45+y、溶液は120+yですから、 (45+y)g/(120+y)g=140g/240g あとはご自分で。