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有島武雄の小説で聖書かキリスト教に関する作品は?

taco8chの回答

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  • taco8ch
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回答No.2

ずいぶん前に読んだ小説なのでウロ覚えですが、 以下のような話でしたよ。 主人公葉子のおっかさんやその周囲が キリスト教婦人同盟のお偉いさんかなんかで 葉子もその教育のもとに育ったけど神へのひたむきな憧憬を 異性への情欲と誤解されて(縫い物か何かがきっかけだったと思う)、 はねっかえりになる。最初の夫と離婚した後も厳格な信徒連からは、 マグダラのマリア呼ばわりの叱責と白眼視を受けしぶしぶながら、 やはりクリスチャンの二番目の夫(在米)と再婚し渡米したかと思いきや、 (この船内でもクリスチャンの意地悪な夫人とひと悶着もありーの) ところがどっこい渡米の船内で知り合ったイケめんマッチョの男性と とっとと帰国。何のかんのと夫をだまくらかして送金させながらも、 不倫相手との人目を忍ぶ甘くいけない同棲生活が始まったのであった。 夫の親友で葉子の情事を知るクリスチャンの青年から切々と神の愛を説かれ、 堕罪を糾弾された葉子はさすがに多少の良心の痛みを感じるものの、 そこは持ち前の度胸とはったりで体よく追い返す。まではよかったが、 さてしだいに実際生活に窮した不倫相手が葉子を捨てるに及ぶや、 精神も肉体もすでにボロボロの葉子は(身籠っていたかどうだったかな?) 病床もう駄目というところで回心し一縷の望みで声を振り絞り クリスチャン学校の先生(?)みたいな人を呼べど叫べどその人は来ず…… で、終わっていたように記憶してます。(細かいところで違うか) ウソかホントか、国木田独歩から逃げた佐々城信子が葉子のモデルだそうで、 そうすると葉子を白眼視する禁欲的な夫人同盟とは、 キリスト教矯風会がモデルという話で通っているようです。 まあそうしたモデル論はともかくとして、 夫の友人の青年が葉子を説教する場面や、 葉子の断末魔の叫びはなかなか差し迫るものがあるよ。 時間があればもっかい読んでみては?

goodist
質問者

お礼

あらすじを教えてくれてありがとうございます。ネットの青空文庫で読んでみます。

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