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電力と他のエネルギー源の総合効率について

電力は,発電効率が40%台,送配電ロスが5%,といったことから,非効率と言われることがありますが、石油系やガス系はどうなのでしょうか?熱として利用するのか,動力として利用するのかでも違ってきますし、効率や燃料の配送でのエネルギー損失や便利さはどうなのでしょうか?分かる方いらっしゃいましたらどうか回答よろしくお願いします。

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noname#175206
noname#175206
回答No.1

 電気は直接得られるエネルギーではありません。太陽光発電も太陽光を介していますが、これは唯一の直接の効率が求められるものと言えます。。  石油やガスや原子力や水力を含む再生可能エネルギーから「力」に変換して、その力を仕事に変えて電気にする、つまり発電します。  電気は、他のエネルギー利用の機関から二次的に作られるものです。どんな機関も100%未満の効率しかありません。たとえば、石油を熱機関として利用するにせよ、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンとして利用するにせよ、効率は100%未満です。普通は50%未満でしょう。それを直接利用すれば、その機関の効率のままの仕事ができます。  それを電気に変えた時点で、それが40%の効率だとすると、50%×40%=20%になります。これでモーターを回すとして、効率が60%だとすれば、20%×60%=12%になります。  エネルギーの形を変えるたびに効率が落ちるわけです。したがって、電気と、石油やガスを直接比較するなら、その電気を得る効率も考慮する必要があります。  

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