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金本位制と固定相場制の復活って本当ですか?
金本位制と為替の固定相場制の廃止、 管理通貨制度と為替の変動相場制への意向は、 アメリカが世界の富を独占するための工作として行った。 金をアメリカに大量に貯蓄し、 紙切れの国債を外国に大量に買わせておいて、 アメリカが世界の富を独占するための工作として、 管理通貨制度と為替の変動相場制を廃止して、 金本位制度と為替の固定相場制の復活を企んでいる。 そのような説は本当ですか。 だから、今のうちにアメリカ国債を全て売り、 国家として金を貯蓄し、安保を解消して、独自防衛体制を築き、 アメリカとは密着せず離れすぎずぐらいの付き合いにすべきだ、 という考えは国益になりますか?
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> 金本位制度と為替の固定相場制の復活を企んでいる。 > そのような説は本当ですか。 金本位制に戻そうと思っている人がアメリカの政治家にいる、というのは、ウソのような本当の話です。 特にアメリカ共和党には、なぜか根強く金本位制論者がいます。 http://www.nikkei.com/money/gold/toshimagold.aspx?g=DGXNMSFK2900E_29082012000000 また、実にしばしば「アメリカの金本位制への回帰」が予測されています。個人的には、朝鮮戦争再開と同じくらいの頻度だと思っていますが、ここ数年は毎年一回はどこかでそういう話を聞いているような気がします。 ブログ記事中心ですが、例えば http://www.asyura2.com/10/hasan70/msg/159.html http://www.funaiyukio.com/money2/index_1107.asp などです。 これが実際にあり得るか、といえば、不可能です。 金の量は、大体15万トン程度でしかありません。 アメリカがこれを全て集めたとして(不可能ですが)、米ドルが発行されている額(M2)は 9兆8755億ドルなので、1オンス1860ドルほどにならなければなりません。現在の価格がかなり高騰しています(1オンス1750ドル程度)が、それでも1割以上上がる必要があります。 因みに、アメリカが所有している金の量は、一説には9000t程度でしかありません(もっと少ないという人も少なくない)。9000tで同じ計算をすると1オンス31000ドルほどと、現在のレートの17倍近い額になります。 更に、アメリカは通貨を安くすることで海外への支払を減らしているという関係上、固定相場制の復活はほとんどメリットがありません。 勿論、メリットがなくてもメンツだけで実行することがないとは言いませんが、経済問題についてはメリットがないことは起こらない公算が高いという点は指摘したいと思います。
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- kanden
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質問のタイトルが誤解を招きます。私もホントかよと思いましたから。 ある歴史通の話ですが、幕末の頃アメリカは砲艦外交を強行し日本を開国させました。 しかし当時の幕府が相次いで各国との開国に応じた為アメリカのプレゼンスが低下しました。 そこで日清、日露で紛争が起きる様画策し、まず中露を日本から排除しました。 更に軍事大国化した日本を制裁すると言う目的で日本にアメリカとの戦争に走らせました。 その結果は言うまでもありません。 そして日本をアメリカ主導の属国にする事に成功したと言うのがその人の持論です。 第一次イラク戦争(湾岸戦争)の経過を見るとその人の持論にも頷けます。 折角手に入れた美味しい果実(日本)だから簡単に手放すとは思えません。 中国が尖閣を強襲しようとすれば沖縄基地への脅威とみなし、米中戦争も起こり得ると思います。 だから中国も引いたのではないでしょうか。 金本位制度になれば日本だけでなく各国も利する所大だと思います。 でもそれではアメリカがへこんでしまします。色々な手を尽くしてこれを邪魔するでしょうね。
- henohenomoheji3
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そんな話聞いたこともないですけど。 金本位制が無理があったから、今の変動相場制に以降したと思いますが。 それよりも、いままでどおりドル機軸通貨体制で、アメリカがドル印刷しまくるほうがアメリカにとって得なんでしょう。なにせ、印刷代金だけでお金調達できますからね。 100ドル紙幣印刷するのに0.1ドルもかからないでしょうから。 それに、今のうちにアメリカ国債すべて売る、というのは実現不可能でしょう。ちょっとでも売ったら、アメリカからいろんな嫌がらせされますよ。いま、ただでさえドルの信用が落ちているんです。日本は日米同盟というか、アメリカの属国みたいなもんなので、財務省はじめそういう考えはまったく行政に無いでしょう。 安保解消もどうようです。沖縄から米軍追い出そうとしただけで、霞ヶ関は裏で相当邪魔したみたいです。 アメリカから、相当プレッシャーがあったようですよ、外務省にはそうとうのクレームがあったと見ます。 国民はマスコミの影響でいかようにも変えられるので、今の日本においては新米派が多数です。 マスコミも、権力によってそういう方向に動かされているだけなので、結局国民レベルで意識かえることは無理です。 よって、日本はずっとアメリカの属国で、ドル基軸通貨体制、及び日米安保体制は変わらないでしょう。 もし、仮に日本がアメリカの属国から脱却できるのであれば、それは非常に国益になると思いますけど。 実現不可能なことを語っても無意味ですよ。 まず、今の官僚制度改革とかマスコミの強すぎる影響とか、教育の問題とか、憲法改正が可能な形にするとか、選挙制度改革とか、いろんなハードル越えてからの話です。 その中で、果たして正しい意思決定が今の政治体制で可能かどうか、疑問ですがね。 なにせ、ほとんどの国民が政治とか経済とかそういう難しい問題について知らないというか、マスコミの報道の仕方でどのようにも変えられる部分がある。ということは、そういう支配体制の下に居るということなので、自由な民主主義とは言いがたいのです。 見かけは自由な民主主義なので、皆、そういうものだと思っているけど。 でも、明らかにマスコミにコントロールされていますよ。 たとえば、今は維新の会、ちょっと前は政権交代で民主党に誘導されました。