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高校生の実験でできる性別チェック
高校の「総合の時間」でジェンダーについて学習する計画なのですが、生物学的性別についての実験を行う予定です。スポーツ選手の際のような厳密なものでなく、全員成功しなくても、ある程度区別できれば十分です。 私が高校生の時に「酢酸オルセイン」で口腔上皮を染めると、女性では不活性のX染色体が染まり、男性では何も染まらないと言う実験を行った記憶があるのですが、予備実験ではうまく結果が出ませんでした。 どなたか高校の実験設備でもできる簡単な性別チェック法がありましたらご紹介ください。
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ふたたびこんにちは。 ご回答を拝見し、やはり初期の認識がちょっと甘いように感じますので、老婆心ながらご指摘申し上げます。 mind4さんが高校生の頃と現在では、プライバシーに関する考え方も、遺伝情報に関する考え方も大分変わってきていることでしょう。それを自分が高校のときに問題なかったから大丈夫、という考えはやはりちょっと安易ではないですか?現在の社会状況に十分配慮した形で実習を組み立てた方が良いですよ。正直、もし本当に生徒全員の遺伝的な情報を実習という名目で、なかば強制的に暴くようなことがあれば、大きな社会問題になると私は思います。 また染色体異常や性別に関する疾患についても理解が浅いように感じます。ターナー症候群や性同一性障害だけが問題になるわけではないでしょう。生殖能力に問題がある場合は必ず知的障害が現れるとも限らないのではないですか?具体的な事項はとてもではありませんが説明できませんが、一度専門家に相談され、先生ご自身のためにも勉強された方が良いのではないかな?と思いました。またこのように、生物学的な(あるいは遺伝的な)性に関する情報とプライバシーをどのように考えるかと言うことも大切な教育だと思います。せっかくの貴重な機会だと思いますので。
- dr_awkward
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私も難しい判定法しか知りません。 質問に対する直接的な答えではなくて申し訳ありませんが 下のようなもので代用してはどうでしょうか?
お礼
参考URL拝見しました。ちょっとどう使っていいのか分からなかったので再度検討したいと思います。ありがとうございました。
学校でやってはいけない実験と思います。性染色体異常は思ったよりも頻度は多いはずです。 下記URLを参考にしてください。
補足
私が高校生のと着にずいぶん多数のチェックをしましたが、異常のあるものは見られませんでした。たまたまかもしれませんが。 例えばターナー症候群等の一般学生は普通高校には珍しいでしょうね。二次的障害があることが多いので。むしろ性同一性障害のことの方が問題かもしれません。 ヒトの染色体は教科書にも載っています。実物を観察させるためには演示実験をしてサンプルを見せることにしたいと思います。
こんにちは。生物を専攻するものです。 これは完全に余計なお世話かもしれません。もしすでにご考察済みのことであれば、大変失礼しました、無視してください。 世の中には、遺伝情報は男性(女性)であるのに、体のつくりは逆の性である、という方がいらっしゃいます。このようなばあい、生殖能力に影響がある場合もあるため、個人の一生を左右する重要な問題です。こういった情報は非常に個人的なものであり、完全に個人のプライバシーに属する問題だと思います。高校の実習で軽率に扱って良い問題かどうか、よくよくお考えになってから実施された方が無難ではないかと思いましたので、余計とは思いながら、アドバイスいたします。 方法についてはすみません、詳しく知らないのですが、生徒さんの検体ではなく、たとえば飼っている犬とか、動物のものを使うように考えてみた方が問題が少ないのではないでしょうか?ちょっと私の考えすぎでしょうか・・。
お礼
標準体を演示実験で行うことを検討したいと思います。ありがとうございます。
補足
もちろん、性同一性障害についても扱う予定です。自分の性別を(本当の)全く自覚なく知らない、というのは高校生くらいになるとあまり多くないのです。生殖力に問題があるほどの変異の場合、知的能力の問題もあるので、一般の高校ではむしろカミングアウトについて悩む、とかその方向にいっている状態といいますか、そのような段階にある子はいる可能性があります。 ですから、個人のものを扱う方法よりは、演示実験で標準体を見せることを検討しています。
- code36
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不活性のX染色体とはBarr小体ですよね その染まっているものが小さく丸まっているのが女性 ではなかったでしたっけ? すいません、いいかげんな記憶で
お礼
ありがとうございました。
補足
ずいぶん考慮されていらっしゃるように見えます。遺伝子突然変異の場合はおっしゃるように個人のデータ記録の問題が出てきますが、そこまで厳密な処理をするわけではありません。染色体のごく一部を染める検査で異常が見られるような場合は一般の高校(普通科)に在籍することは通常ないと言えると思います。生殖能力を測るわけではないので。そんな大きな異常を持ったまま知らずに十数年を経過できるものかどうかは18トリソミーやダウン症を見ても分かることです。 それに演示の実験で生徒個人のデータを使うわけではないので、問題は解決しているわけですから、「専門家に相談」が必要な物件を載せている教科書会社にも問題提起するべきでしょうね。