添削指導お願いします。(その2)
(3)が成り立つと仮定した時
W = {W+(∓∆a)+(∓∆b)} を移項すると
W-W+(±∆a) = (∓∆b)
(±∆a)= (∓∆b)
ニ)( -∆a)=(+∆b)と、ホ)(+∆a)=(-∆b)の2つに分けて考えて見る。
ニ)(-∆a)=(+∆ b)の時
(-∆a)=-1000 ,-2000, -3000,~ と-1000の倍数となるので、そうすると(+∆b)=+1000,+2000,+3000,~ となる。繰り上がりが+1000の倍数となるにはb1は2 桁の数となるので、繰り上がり+5000の時を考えて見ると
18^3=5832よりb1 =18とした時18^3 -b2^3=B^3+(+5000)が成り立ったと仮定した時Zは最小118となる。右辺の{W+(∓∆a)+(∓∆b)}を最小にする為に2桁のY=99を取り、左辺のWを最大になる様にX=98をとる。
この時右辺の{W+(∓∆a)+(∓∆b)}と左辺のWを見比べると
{W+(∓∆a)+(∓∆b)}=(3×100^2×18+3×100×18^2)-(3×90^2×9+3×90×9^2)
=396630
W=(3×90^2×8)+(3×90×8^2)
=211680
211680<396630 となる。 {W+(∓∆a)+(∓∆b)}を小さくする為にはZ(b1)を小さくすれば良い訳であるがそ の前、a1^3-a2^3=A^3+(-∆a)を見ると、
100^3-90^3=90^3+(-458000)、となりA=90と表されるには 、
b1^3-b2^ 3 =B^3+(+458000)となり、繰り上がり5000を考えた時大きく足りない事がわかる。b1に大きな数を取ると益々、{W+(∓∆a)+(∓ ∆b)} が大きな数となりW<{W+(∓∆a)+(∓∆b)}となる。これより、X=10~98まではW={W+(∓∆a)+(∓ ∆b)}で成り立つと仮定した事と矛盾するので、成り立つと仮定した事が間違いである事が分る。
次にX=99の時を考えてみると、Z,Y, は最小3桁の数となり、チ)a1>a2,とリ)a1=a2 の2種類ある。
チ)a1>a2 の時は
a 2 は最小100となるなでそうするとa1は最小200となる。
a1^3-a2^3=200^3-100^3=90^3+(+6271000)となり(+∆b)からの繰り上がりがいらない事がわかる。a1=300.400.500.~となると(+∆a)が益々大きな数となるのでこれは除外される事がわかる。
リ)a1=a2の時
a1 a2 とも 100 の時を見ると
100^3-100^3=90^3+(-729000)と表されるので、そうすると
b1^3-b2^3=B^3+(+729000)と表される事となるので、90^3=729000
よりb1=90 最小のb2=00を取る。
90^3-00^3=0^3+(+729000)となる。この時右辺の{W+(∓∆a)+(∓∆b)}と左辺のWを見比べて見ると
{W+(∓∆a)+(∓∆b)}=(3×100^2×90+3×100×90^2)-(3×100^2×00+3×100×00^2) =5130000
W=(3×90^2×9)+(3×90×9^2)=240570
240570<5130000となる。右辺の{W+(∓∆a)+(∓∆b)}を小さくする為にはb2を大きくすれば良いのでb1=99を取るとb2は、99^3-729000=b2^3→b2=62.256よりb2=63として右辺の{W+(∓∆a)+(∓∆b)}を見ると
{W+(∓∆a)+(∓∆b)}=(3×100^2×99+3×100×99^2)-(3×100^2×63+3×100×63^2)
=2829600
240570<2829600 となる。a1 =a2 =200,300,400,~ となると益々右辺の{W+(∓∆a)+(∓∆b)}
が大きな数となるので、X=99の時もW ={W+(∓∆a)+(∓∆b)}となる所が無いので(3)の形で成り立つと仮定した事が間違いである事がわかる。
ニ)(+∆a)= (-∆b) の時
両辺にマイナスをかけると -(+∆a)=-(-∆b) → (-∆a)=(+∆b)となりホ)と同じとなる。以上より(3)W={W+(∓∆a)+(∓∆b)}の形で成り立つ所がないので(3)の形で成り立つと仮定した事が間違いである事がわかる。
(4) A^3≠A^3+(±∆a) かつW^3 ≠{W^3+(∓∆a)+(∓∆b) }かつ B^3≠B^3+(±∆b) の時
A^3+W+B^3 ={A^3+(±∆a)}+{W+(∓∆a)+(∓∆b)}+{B^3+(±∆b) }を移項して
A^3+W+B^3-(±∆a)-{W+(∓∆a)+(∓∆b)}-{B^3+(±∆b) }=A^3 として
A^3のみを残すと、A^3=A^3となる。右辺のA^3はa1^3-a2^3 = A^3 + (±∆a)の(±∆a)がゼロの時であるのでこれより(2)と同じとなる。同様に
A^3+W+B^3 ={A^3+(±∆a)}+{W+(∓∆a)+(∓∆b)}+{B^3+(±∆b) }移項して
A^3+W+B^3 -{A^3+(±∆a)}-{(∓∆a)+(∓∆b)}-{B^3+(±∆b) }=W
W のみを残すと、W=Wとなる。右辺のWは、{W+(∓∆a)+(∓∆b)}の(±∆a)= (∓∆b)の時であるので、(3)と同じとなる。同様に、
A^3+W+B^3 ={A^3+(±∆a)}+{W+(∓∆a)+(∓∆b)}+{B^3+(±∆b) }を移項して
A^3+W+B^3 -{A^3+(±∆a)}-{W+(∓∆a)+(∓∆b)}-(±∆b)=B^3
B^3のみを残すと、B^3=B^3となる。右辺のB^3 はb1^3-b2^3=B^3+(±∆b)の(±∆b)がゼロの時であるのでこれより(1)と同じとなる。これより(4)が成り立つには、(1)(2)(3)のいずれかが成り立つ事となる。(1)(2)(3)のいずれも成り立つと仮定した事が間違いであったので、(4)の形で成り立つと仮定した事も間違いである事が分かる。これよりXが2桁の数の時、X^3+Y^3=Z^3が成り立つと仮定した事が間違いである事が分かる。
(終わり)
お礼
御添削いただきとても助かりました、ありがとうございました