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戦国時代に乗っていた馬

戦国時代に武将たちが乗っていた馬はテレビとかでみて知っている 大きなものではなく ずっと体の小さな馬だったと聞いたことがあるのですが 本当ですか? だとしたら 迫力なくてしょぼい気がしますが…

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  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11113)
回答No.4

毎度どうもね。 諏訪湖の辺りだったかな、場所はちょっとうろ覚えですが、あの武田家の領地から戦国時代の馬の骨が出土したそうです。かなり丁寧に埋葬されていたそうで、馬といえども大切に扱われていたことがうかがえるそうです。 その大きさは、ほぼポニーと同じ。幕末の写真を見ても平均身長150センチの時代にまたがったら足がつきそうなほどだったので本当に小さかったようですね。 また、戦国時代当時は蹄鉄がありませんでした。だから、ワラで作った沓を履かせていたようです。ゆえにあまり無茶はできません。実際問題、当時の宣教師が残したものには「ヨーロッパの騎士は戦闘になると馬に乗るが、日本の武士は戦闘になると馬から降りる」と書かれてあります。馬ってのは基本的にかなり「高級な乗り物」なんです。皮膚が弱いので衛生状態をよくして世話してやらないとすぐ皮膚病になるし、水をちゃんと飲ませてやらないと便秘になってフン詰まりで死んじゃう。はっきりいえば、人間より手間がかかるんです。 さて、その日本の馬のしょぼさが明治近代陸軍の最大の問題になります。馬が小さすぎて物資や大砲を引っ張る駄馬はもちろん、騎兵馬がどうにもならない。しかも日本の馬というのは当時去勢されてなかったそうで、優秀な軍馬を集めようと明治陸軍が馬を一堂に集めたら、牡馬が一斉に盛ってしまって収拾がつかない大混乱になったと記録に残っています。 そのため、日本の内国産馬の育成の奨励のため競馬が行われるようになりました。JRAは元々は優秀な軍馬を育てるために発足したのです。 日露戦争でも、コサック騎兵で有名なロシアの軍馬に比べると日本の馬はかなり見劣りしたそうです。そのせいか日露戦争では騎兵同士の会戦というのはほとんど行われていません。日本軍があえて回避したようです。遡って日清戦争のときは「騎兵がしょぼい」のが悩みだったようです。 なにしろ、幕末の日本馬でもポニークラスなのに、それよりやや時代が古いナポレオンの軍隊の騎兵馬ときたひにゃ体重が800キロくらい(ちなみに今のサラブレッドが500キロくらいです)、こんなに大きな馬は日本ではばんえい競馬くらいです。重さ800キロが時速40キロくらいで突っ込んでくるんですから、ほとんど軽自動車が突っ込んでくるようなもんですわ。それを肉体で受け止めるスコットランド歩兵もどうかと思います。ワーテルローのネイ将軍の突撃は、さぞや迫力があったと思いますよ。

azuki-7
質問者

お礼

日本では 馬を射るのは反則行為だったみたいですね 何でもありの戦国時代でもそれが守られていたのは驚きです

その他の回答 (7)

  • zep19
  • ベストアンサー率45% (138/306)
回答No.8

そうですね かなり小型の馬ですね しかも去勢もされず蹄鉄もなくワラジを履かせただけの馬 それに戦国当時の成人男性の平均身長約150cm程度とはいえ 上から下まで甲冑で固めた総重量80~90kgの人間が乗る訳ですから 当然、ギャロップなんて出来ないでしょうね 去勢されてない牡馬なら暴れるだろうし、他の馬も自分がこの重量物乗せて走ったらどうなるか自分でリミッターかけて動かないかも知れないし 遊牧民であったモンゴルの最盛期の騎馬兵は馬を乗り潰すのを予想し 騎馬兵一人につき数頭以上の馬を補充予備として後続させていたといいます ドラマでほんとに史実通りポニーに完全武装した武者が乗ったら これはもはやドラマでなくバラエティーになってしまいますね

azuki-7
質問者

お礼

そうですよね そのままいったらもはやバラエティーですね ありがとうございました

  • siege7898
  • ベストアンサー率21% (191/888)
回答No.7

 当時の日本の馬は、体高140~150センチ位の、分類学的にはポニーにあたる馬でした。当時の日本人の平均身長は150センチ位ですので、さほど小ささは感じなかったと思いますが、体力的にはやはり厳しかったらしく、騎兵1人あたり馬3頭を乗り換えて使用していたようです。ですが、日本には馬を虚勢する習慣がなかったため、日本の馬は気性が荒く、乗りこなすのにはかなりの技術が必要だったようです。  ただし、これはアジアでは一般的な種類の馬ですので、あの世界帝国を作り上げた騎馬民族によるモンゴル帝国の馬も同じ系統の馬です。  逆に、ヨーロッパでは、全身鎧を着用し、重い槍を携えて乗るために、日本で言うと道産子のような大型馬が主流でしたが、騎兵が軽装になり、機動性を重視するようになるにつれて次第に小型のサラブレッド系の馬が使用されるようになったということです。  参考までに、東洋と西洋の騎兵の決定的な違いは、西洋の騎兵が槍騎兵だったのに対し、東洋の騎兵は弓騎兵だったということです。基本西洋の槍騎兵は馬に乗って槍を構え、敵に突撃するのに対して、東洋の騎兵は騎射による攻撃が基本ですので、西洋では重いものを運搬する手段、東洋では移動及び戦線の展開手段と、馬に求めるものが違っていたようですね。この時代にもしサラブレッドが東洋に存在していれば、モンゴルの騎兵はもっと強かったかもしれません。  ただし、日本の騎兵は独特のもので、鎌倉時代あたりまではいわゆる上級武士が騎乗した上で弓による一騎打ちをする、というタイプの騎兵でしたので、集団戦闘を行う他の国の騎兵と単純な比較は出来ませんので注意が必要です。  あ、1つ忘れていましたが、日本馬にも長所が1つだけあります。それは蹄が硬かったので蹄鉄が必要なかったというところです。他の回答者様がおっしゃっていたわらぐつの下りは、雪国での使用例のことだと思われます。  ご参考になれば幸いです。

azuki-7
質問者

お礼

参考になりましたです ありがとうございました

回答No.6

現在、テレビなどで騎乗馬として映像化されているのは、いわゆるサラブレット しかし、日本にサラブレット種が導入されたのは、今世紀 ちなみに、「賢い」道産子は北海道土着の馬で、本州由来の馬とは別物

  • aries_1
  • ベストアンサー率45% (144/319)
回答No.5

本当です。 テレビは、見た目の問題でサラブレッドのような立派な馬を使っているだけです。 ナポレオンですらロバに乗っていたらしいので、歴史が大分歪められているような気がします。

azuki-7
質問者

お礼

ナポレオンはナルシストだったので 自分を美化させたかったんでしょうね しかしロバって 笑えますね

noname#177763
noname#177763
回答No.3

本当です。 よくご存知ですね。 日本にサラブレッドがやって来たのは150年前くらいです。 それまでの日本国有の馬は体も小さく脚も短かったです。 そんな馬に重さ30kgの鎧を着るのです。 武田信玄の騎馬隊が有名ですが、落ち着いて対応すれば 全く恐怖の対象ではなかったのです。 長槍や火縄銃で充分対応出来ます。

azuki-7
質問者

お礼

ですね そんな馬で突撃されても怖くないですね 笑

  • dsdna
  • ベストアンサー率24% (308/1281)
回答No.2

 >戦国時代に武将たちが乗っていた馬はテレビとかでみて知っている 大きなものではなくずっと体の小さな馬だったと聞いたことがあるのですが 本当ですか?  本当かどうかは分かりませんが、現代のテレビに出てくる馬はサラブレッド系の馬だと思われます。戦国時代にサラブレッドはいません。  ただし、武将たちの身長も低かったから、バランスは取れていたかもね。

azuki-7
質問者

お礼

ポニーみたいのに乗ってたんですかね?違和感が…

  • toshineko
  • ベストアンサー率44% (258/575)
回答No.1

木曽馬は、大体大人の背丈と同じくらいでした。 大鎧なんぞ着た武者が乗ったら、かなり小さい感じでしょうね。 でも回りがみんなそういう状態だったら、違和感は無かったのではないでしょうか。

参考URL:
http://www.kis.janis.or.jp/~kiso_uma/hozonkai/hozonkaitop.html
azuki-7
質問者

お礼

迫力なかっただろうな…ポニーみたいな馬だと ありがとうございました

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