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緩和ケアについて

 先日、実の兄を末期ガンで亡くしました。緩和ケア病棟での最期でしたが、少し疑問があるのでお尋ねします。    直接には、食道ガンが原因ですが、発見時には既に手遅れの状況で動脈との癒着が大きく、手術適用は難しいとのことでした。 胃婁を開けて過ごしていましたが、ある日高熱が出て、即入院となりました。CT検査の結果、腫瘍が肺に達して、穴をあけてしまったため胃からの水分や唾液が肺に流れ込み、いわゆる誤嚥性肺炎を起こしているとの診断でした。 それからは早い経過を辿りました。一般病棟から、緩和ケア病棟に移って、約10日で息を引き取りました。2人兄弟ですので、休みの度に駆けつけましたが、咳き込む姿に見るに堪えない思いをしました。モルヒネは使ってましたが・・・ 意識朦朧とする中で、咳に体力を消耗させられた感じでした。 病院の処置、治療、応対に疑問を持つのではありません。“緩和ケア”という治療に対して持っていたイメージは 「痛みをコントロールして、最期まで意識を保った逝き方ができる」というものでしたが、兄の場合は 「痛みもなく意識を保っていた」という状況ではありませんでした。 “緩和ケア”ではガンの部位から、対応が不十分なことも多いのでしょうか? 言葉は変ですが、どの部位のガンならば 「痛みがより軽減され、最期まで意識を保てる」のでしょうか? 肉親をなくした今、自分の逝き方も強く考えてしまう私です。 どうか教えて下さい

みんなの回答

  • hareruuu
  • ベストアンサー率37% (158/421)
回答No.3

腫瘍が肺に達して穴が空いてしまわなければ、咳も出なかったし、肺炎で高熱もでなかったでしょう。 肺が腫瘍や異物で刺激されたり、肺炎になれば咳き込むのは生理的な現象です。 肺に唾液や水が入ると肺炎が起きるのは必然です。 緩和ケアと言っても、病状は人それぞれ。 ただ、その中で薬で鎮静して意識レベルを落とし、苦痛を和らげることだってお兄さんにとって重要だったんですよ。 意識もうろうとした中、咳き込む姿が苦しいように見えたと思いますが、 モルヒネで少なくとも痛みや精神的な苦しさは和らいでいたと思います。 生きてる以上、肺に異物が入れば咳き込むのは仕方のないこと。 医療者は別にほっといていた訳ではありません。 風邪で咳止めを使うのと訳が違います。 もし意識があればもっと苦しかったと思いますよ。咳をしなければ唾液が貯留して息が詰まっていたでしょう。

yuuki0604motoki
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 確かに体は、血管の通りなど人それぞれ違うわけですし、ガンの症状も違うのでしょうね。 ただ、兄の場合、何が辛い?と尋ねると、「咳き込むこと」と答えていたので、意識混濁する間際まで咳には苦しめられたのかもしれません

  • 23tomo-u
  • ベストアンサー率27% (433/1565)
回答No.2

緩和ケアのイメージが違います。 痛みを軽減する治療です。 意識のあるなしは患者によって異なります。 どうにもこうにも手が打てないなら、せめて痛みだけは とってあげたい、というイメージだと思います。 うちもそうでしたが、末期がんで意識朦朧としてました。

yuuki0604motoki
質問者

お礼

回答ありがとうございます! ご指摘の通り、イメージが違っていたかも知れません。 兄の入った緩和ケアでは“主治看護師”という体制を取っており、ベテランの看護師が最期まで義姉に寄り添ってくれたようで心強いものがあったようです。

  • moonin
  • ベストアンサー率20% (77/382)
回答No.1

一口には説明できません。 末期がんの場合、どこに転移しているかによって痛みや意識状態も変わってきます。 痛み止めの麻薬を使うと、ある程度の量を使ったら痛みも治まるかわりに意識も落ちる場合もあります。 (麻酔をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません) だから、痛みを抑えながら意識を清明にって相反する状態である場合も多いのです。 また、医療者と患者の痛みに対する考え方も違います。 医療者から見れば痛みが半分になった場合、(痛みは残っていますが)治療は効いていると考えるのです。 考え方と受け止め方次第ではないでしょうか? ただ、シビアなことを言えば、日本で緩和ケアを真剣に専門にやっている人はまだ多くないから未熟なのだという人もいます。 また、別の医師は、緩和ケアをやっている人は最初から末期の死にそうな患者を相手にしているので急性期を専門にしている医師よりも真剣味が薄いという人もいます。(治療が不十分だからといって訴えられることはないからです) ご家族が苦しまれてなくなったのは非常に無念であったと思いますが、食道癌は進行していた場合は悪性度がかなり高い病気です。早期癌でなければ、手術できたとしても結果は厳しかったかもしれません。

yuuki0604motoki
質問者

お礼

 回答ありがとうございます! 痛みを抑え、且つ意識鮮明は、よーく考えてみると確かに相反することですね! 2,3日 病院への見舞いに間隔があくと、そのたびに容貌が変わり、ガン細胞の恐ろしさを実感すると共に、体力をことごとく奪っていくガンが恨めしく思えたものです。 ただあの咳だけはどうにかしてあげたかったです・・・

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