ホスピスや緩和ケアで看取られた方のご体験

質問

ホスピスや緩和ケア病棟でご家族などを看取られた方や、医療関係者の方にぜひご体験を伺えましたら幸いです。

身内が末期の癌で、余命数ヶ月の状態です。本人の意向で、ホスピスや緩和ケア病棟での余生を過ごしたいと言っております。

本当が切に伝えてくるのは、とにかく痛みや苦しみに悶えながら死ぬのだけが恐ろしい。死ぬことは覚悟しているが、痛みだけは考えるだけで怖くて怖くて涙が止まらないということです。
一緒に話ながら、私も本人の意向をできるだけ叶えてあげたいと心から思います。

しかし、私も本人もまだ若いため、実際のホスピスや緩和ケアで誰かを看取った経験がありません。
なので、恐怖に震えている本人にかけてあげて安心させる言葉がうまく見つかりません。

なので、実際にホスピスや緩和ケアでお看取りをされた方や、そこに従事する医療関係者の方に、実際痛みや苦しさは軽減できたのかをどうか教えていただけましたら大変に幸いです。

踏み込んだことをお聞きしてしまい、お気にさわられたら申し訳ございません。
切実に悩んでおります、どうかよろしくお願いいたします。

※なお、本人は最期少しでもつらくなったらセデーションを強く希望しています。その辺りも分かりましたらお願いいたします。

回答No.2

mink6137

お父さまの希望にぴったりの本を紹介します。
著者は特養老人ホームの常勤医師です。

著書の中の、
・死ぬのはがんに限る
・「がん」で死ぬんじゃないよ「がんの治療」で死ぬんだよ
・手遅れのがんでも苦痛なしに死ねる
・がんにも老衰死コースあり

などなど私達の知らない真実が盛り沢山です。

中村仁一著：大往生したけりや医療とかかわるな「自然死」のすすめ；幻冬舎新書、760円＋税

回答No.1

neutrino_86

これは意識がはっきりしている間に本人の意思をしっかり確認して、可能な限りそれに沿った対応にするしか無いと思います。
進行すると、意思そのものがあやふやというか、本人もわからない状態になってしまいます。
私は母を癌でなくしましたが、本人は痛み止めを希望しつつも、頭がボーッとするのは嫌だ、と、結構細かい注文でした。
折角見舞いに来た息子と話ができないみたいな状態は避けたい、それなら痛い方がマシ、と言ってましたが、末期にはやはりモルヒネを増やさざるを得ませんでした。それでも、心臓が止まり、動き、を繰り返した時、居合わせた看護士さんが心臓マッサージを始めたので、私は、やめてくれるよう、なり行きに任せてくれるよう、お願いしました。
母は、かすかに微笑んで、心臓が止まり、医者が少しあれこれ診てから臨終をつげました。
あの時の母の穏やかな表情は忘れられません。
父は見たく無いので窓際に立って背を向けてました。ちゃんと話しかけてあげればいいのに、と思ったものです。

海外では、残りの時間には痛みしかないことがわかった時点で、安楽死が許される国もあるようです。人それぞれだと思います。