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ホスピス、緩和ケア病棟、訪問看護・・・

ホスピス、緩和ケア病棟、訪問看護などについて ご家族の方などでご経験のある方、少しでも何でもいいので、これはいい とかお勧めできる・・・といったことがありましたら教えてください。

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回答No.3

肺癌患者さんの看護経験があります。 お礼の文章から察しますと・・・ ご本人の希望をかなえてあげるのが、何よりの看護だと思います。おそらく、脳梗塞の後遺症などのケースとは違い、十年近く在宅で看護し続けるという感じではないかと察します(家族の負担面を考えて。厳しい書き方ですが)ので、呼吸苦が出て対応しきれなければ救急車を呼ぶ、安定したら家に戻るという繰り返しとなるかもしれません。 在宅の場合に必要なこととして、一例を。 1:酸素吸入が必要なら、その酸素の管理(ボンベの残量の確認や交換作業) 2:痰が多く、自分で出し切れない場合は、チューブを使って痰を取る操作 3:食事はやわらかめで、食べやすく消化しやすいもの。且つ、たんぱく質を中心に心がける 4:排泄に関して、呼吸苦があると息むのがかなりの重労働になりますし、寝ている時間が長ければ長いほど、腸の働きが衰えて便秘傾向になることがあります。 5:また、床ずれの可能性も。これは訪問看護を受けていれば、必要な処置をやってもらったり教えてもらえます。床ずれがあるなしに関わらず、自分で身体の向きを変えられない場合などには、だいたい最低でも1~2時間おきに身体の向きを変えてあげる必要があり、排泄の面と食事や、この体位交換が介護の中心になるかもしれません。 他にも、家族が積極的に習得すれば、かなりの医療的な手技を自宅で出来ます。もちろんそのためには、入院している病院から、退院後継続して関わる訪問看護へ引継ぎがされ、こういった専門的なフォローを受けることが必要となると思います。 ホスピス・緩和ケア病棟は、患者さんが充実した時間を過ごせるよう、面会時間が幅広かったり、行事を工夫していると思います。肺がんで、他に転移して痛みがある場合などは、積極的に痛みを取り除く方向ですので良いかもしれません。 余談まで、入浴サービスはお薦めです。体調が良くないと、身体を拭くだけしか出来ません。でも様態が安定しているのなら、お風呂に入ってサッパリする爽快感を是非、見逃して欲しくないです。訪問看護経由、または自分で『入浴サービス』で検索して探し、週に1~2回でも取り入れて欲しいです。 また、車椅子での移動ができるのでしたら(呼吸苦の度合いにより、医師の判断を仰いでから)デイサービスなどを利用して、外に出て行く機会も大切です。主に介護する家族の息抜きにも、ショートステイの利用も。 もし在宅でみるのであれば、入院中に病棟婦長に相談してみてください。様々な情報や、問い合わせ・確認先の情報が得られると思います。いずれにしてもご本人の病状によりますので、医師や看護士長に相談するのが先決だと思います。

noname#14108
質問者

お礼

詳しいアドバイスまでご丁寧にありがとうございました。父の病状をもう少し話させていただくと、肺癌は昨年3月に手術をし、今また再発のようなのです。まだ検査も途中です。(病院が変わるたびにCT検査などするので)今は、肺炎を起こしかけたこともあり入院していて、救急センターの医師には、このような熱が上がることは今後もよくあるので・・・と言われ、熱が下がればいつもと同じに 普通に歩けますし食事も少しづつですがとれるのですが・・ 放射線治療や抗がん剤は まだやっていません。家に医師が来てくれると、救急の処置だけでも助かるのです。寝たきりではない状態ですので救急の何かあったときだけ呼ぶということは 訪問看護でできるのでしょうか?質問しちゃって スイマセン。

その他の回答 (5)

回答No.6

何度も失礼します。 そうですね、まだ寝たきりになったわけではないですよね。どうも、実家での祖母の介護が印象に強くていけません。 おそらくこれから、退院後の治療、放射線療法、なにか状態が変わったときの新しい治療法や医療用語・・・。戸惑われることが多いかと思います。慌てて、言葉の意味や、自分達には何が出来るか、関係各所への連絡や確認など、様々なケースに直面されるかと思います。 ご承知だと思いますが、医師や看護婦との話の上で、わからない言葉一つでも、その場で確認(意味をしっかり理解)するようにしてくださいね。また、そういう状況では今後どうなのか、違う状況ではどのような可能性があるのか・・・掘り下げて聞いてみて下さい。メモを取っても全く気兼ねしなくて良いんですよ。あとから慌てるより、その場でできる限りのことをハッキリしておくこと。 意外と出来そうで出来ないことなんです。医師と話をするというだけで構えてしまい、話を聞いたつもり・わかったつもりになってしまいがち。私も看護士としてそういった場に立ち会いますが、「本当にわかっているかな?」と思うことが多いので。 本題のご質問とはそれましたが、個人的にお伝えしたかったので、お邪魔しました。お父様の状態が良いうちに、今まで出来なかったことをかなえたり、何気ない子供や孫との時間を過ごすなど、退院後の自由を(無理なく)満喫できるといいですね。なにかありましたら、また縁がありましたら・・・気休めにでもお話できたらいいかなと思います。専門家(医師・看護士・介護士)の方も多くいらっしゃるようですので、こういった場も活用されると良いでしょうね。

noname#14108
質問者

お礼

misachi395さん、ご丁寧なアドバイス、励ましのお言葉、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。こちらに投稿して良かったと思いました。たくさんの方からのお話も聞けて、勉強にもなりました。これからも なにかありましたらよろしくお願いします・・・

回答No.5

在宅のシステムについては詳しく知らなくて、職場の訪問看護部の先輩や、自宅で祖母が受けていた経験からですが。 緊急のとき、救急車を呼ぶまでもないが気がかりなとき、家族では対応が難しいときなどは、連絡先に電話すれば、24時間体制で担当医や看護士が来てくれるはずです。 もちろん、担当の医師や看護士が車で二時間がかかる場合などは、症状を電話で告げて、待つか救急車を呼ぶかなどの指示がもらえます。 また、在宅をお考えでしたら、お母様の負担も考慮してあげてください。様態が悪くなったら、夜眠りにつくのも気が気ではなくなるし、普段でも、ちょっと買い物に出るというような『当たり前のこと』が4誌にくくなる可能性もあります。まるで、乳飲み子を育てるのと同じで、言い方が悪いのですが介護に縛られてしまう感じも。 お母様が介護する気力や体力があるか、フォローできるほかの家族が近くにいるか。在宅が無理になった場合に、どう切り替えるかなど。 様々なケースがあるので、考えがまとまりにくくなりますが、その段階で、まずは病棟婦長や市の福祉課などに聞いてみると良いかと思います。 ご心労のなか、大変だと思いますが。。。様々なところから情報を集めることが、これからの看護に役立つと思います。お父様らしく過ごすことができますように。。。

noname#14108
質問者

お礼

misachi395さん、本当にありがとうございます。励ましのお言葉も心に深くしみます。父が寝たきりになったという訳ではないので今のところは自分のことも一人で、ある程度はできるのが母にとっては救いでしょうね。介護という言葉も まだ使うに早いのかもしれませんが、先日病院で父の退院後の治療について話がされ、来週から放射線治療をすることになりました。母も私もできるだけのことをこれからの父に対してしてあげたいと思います。

回答No.4

ガンセンターに勤めていました。 他の方へのお礼レスも拝読致しました。 今の状況ですと、肺炎が治ればホスピスや緩和ケアというよりは、在宅でと言うのが一番と思います。 在宅が厳しいようでしたら、緩和ケアーと言うよりはその状況ですとホスピスになると思います。 訪問看護というのはあくまでも看護ですので、訪問するのは看護婦になるとおもいます。というか、病院によっても訪問看護という言葉の使い方(訪問看護の中にどういうサービスが含まれてくるかということ)は若干違ってくる可能性もあると思います。なので、まずは、利用するかどうかは別として、お世話になるであろう訪問看護ステーションが実際どういった事をしてもらえるのかを確認されると良いと思います。 ただ訪問看護というと一般的にドクターが行うものではなく、看護婦が訪問するという形になると思います。そこで、受診した方がよいだろうという状態であれば、結局は病院へご家族が連れて行くことになります。 何かの時に自宅でドクターに診てもらうということになりますと、それはホームドクターの領域になると思われます。 日本はあまり在宅に来て診て頂けるドクターは少ないのです。自宅近くに往診してもらえるところがあれば良いのですが、なかなか難しいでしょう。 私のいた病院でも在宅に力を入れている医師は往診してくれる医師を自分のつてで患者さんに紹介している者もおりますが、地域は限定されるし、ほんの一握りでした。 在宅で過ごされるとなるとご家族の不安は大きいですよね。心配事もつきないでしょうし。そういった点からみて訪問看護を利用することは、とても家族にとってもプラスになると思います。 夜間救急時にはどう対応するか、訪問看護の内容や、医師の往診のシステムなどは、♯3の方もおっしゃってますが、病棟の看護士長や医師に相談してみてください。何が何だかわからないのが当然です、色々聞いて良いんですよ。きちんと相談にのってもらえると思います。

noname#14108
質問者

お礼

tsuru_kameさん、ありがとうございます。医師が往診に来てくれる病院は、やはり少ないでしょうね。訪問看護の内容が どのくらいのものなのか、近くにそういった病院があるのかなど いろいろと調べなくてはですね。日中は母がついておりますが 何かあったときに不安でしょうし、救急車は呼べても動揺してしまうと思います。もし頼れる往診のしてくれる医師が来てくれるとすれば、もう手術はできませんし、それが最後の時になるとしても家でそのときを迎えられるほうがいいのかと思うこともあるのです。病棟の看護士か主治医に聞いてみます。ありがとうございました。 

noname#39684
noname#39684
回答No.2

「自宅で過ごしたい」というご本人のご希望が強く、点滴や痛み止めなど常に医療的な対処が必要ではない場合は、訪問看護が選択肢に上がります。 ホスピスや緩和ケア病棟は、医療的対処が常に必要、自宅に居る場所や人手がなくご本人が安心できない、などの要素が中心の方が中心と思います。 ホスピスと緩和ケア病棟の違いは、ホスピスは住環境はより整えてありますが、緩和ケア病棟は基本的には病棟の延長線上にある施設です。 いずれの場合も、医師や看護師の数や専門性の問題で、癌など原因疾患への特殊な治療や高度な医療は限られます。 また、ホスピスや緩和ケア病棟でも、患者さんの症状は様々に変化し、外科的対処が必要となったり、神経・精神症状が問題になってくることも少なくありません。 精神的な対処はどこのホスピスや緩和ケア病棟でも注意しているのですが、内科・外科・神経内科などの(原疾患そのもの以外への)かなり専門的な対処が伴ってより苦痛が少なく過ごす環境が得られるものです。 よって、できたら、ホスピス医だけで対処している施設よりも他科の医師との連携がスムーズにできる施設が望まれます。例えば癌そのものの治療は限界のある場合でも、痛みや症状を軽くする対処にはかなり専門的知識が必要であり、専門医の対処で苦痛もずっと軽減される場合が少なくないのです。 そのような視点から施設を探しますと、ある程度の規模の病院に附属したホスピスが理想なのです。日本にも随分増えてきましたが、まだまだ数は少なく大都市周辺で数施設のレベルになってしまいます。 ホスピスの地域的偏りもあり、お住まいの地域によって状況がかなりの部分決まってしまうのも事実なのです。 ご自宅から、遠距離のところにいくらよいホスピスがあったとしても、ご家族のお見舞いに支障が出る程であればそのホスピスの良い点も半減してしまうかもしれません。 私は、ホスピスからの診察依頼を頻繁に受ける専門医ですが、実際の経験からそう思う次第です。

noname#14108
質問者

お礼

ponsuke04さん、ありがとうございました。NO.1の方のお礼にも書いたのですが、今の父は入院をしていてもあまり治療的に、することがもうないようで自宅にいても同じだということだったのです。でも自宅で何かあるたびに病院に電車とかタクシーとかを使って毎回救急などで行くよりも 自宅に来てくれる医師(訪問看護)のことを思いついたのです。色々 調べたり問い合わせもしてみて、父の希望にもあったものを考えたいと思います。家族も勿論できることは何でもするつもりです。参考になりました。

回答No.1

ご本人の病態、御意思、ご家族の看護できる範囲によります。 例えば中心となって看る家族がどのような状況なのか、例えば一番負担のかかる人は専業主婦なのか・子供は大きくなっていて手がかからないのか…様々、お薦めはケースによりけりです。 どのような看護・看取りも、家族の関わり方が不可欠ですし、そのケースに見合った方法でなければ、一概に何が良いかは言えないと思います。 一般的な話を聞きたいのであるとすれば・・・ ホスピス歯緩和ケア病棟よりも融通が利くかもしれません。ただし、その院や医師・看護士の技量・人間性により、差が大きいと思います。 訪問看護は、前出ふたつとは別で、医療機関に入院しているのと、在宅という点で大きく違います。24時間体勢で訪問してくれるところもありますが、多くは、多くても1日1回巡回でしょう。必要な介護・看護は家族が負担します。相談する人が身近だという点で利点はありますが、食事や排泄の世話は、家族が負担しなければいけません。 介護・看護を受ける方の常態をお話いただければ、その上で詳しい話を聞けると思いますよ。似たようなケースの体験談なども。単純に何が良いということは言えません。ただ、くれぐれも、介護を受ける方の意思表示ができるのなら、ご本人の気持ちを汲んであげて、そのうえでご家族が可能な方法・方針を決めて欲しいと思います。

noname#14108
質問者

お礼

misachi395さん、ありがとうございました。近隣にある訪問看護ステーションに 一度話を伺いにいってみたいと思います。病人なのは、私の父で 肺癌の再発らしいのですが、まだ主治医からの詳しい説明は受けてません。入退院の繰り返しで、手術はもうできないようです・・・一昨日、少し高熱が出て 肺炎を起こしかけて入院しました。本人はしっかり意思もあり、家で過ごしたいと望んでいます。何か急にあったとき、すぐに来てくれるような訪問看護にお願いできれば 救急で病院に行ったのに長いこと待たされたりすることもないかと思ったりしたのですが・・・色々検討してみます。

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