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忘れる

「一度も忘れたことがありません」と「一度も忘れたことはありません」の違いを教えてくださいませんか。 宜しくお願いします。

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回答No.1

再び、力点理論。 「一度も忘れたことがありません」は、前掛り(力点前方)。主格特殊例は、「忘れたこと」に力点あり。 「一度も忘れたことはありません」は、文末係り(力点後方)。主語本則「は」は、「ありません」に力点あり。 前者は、「貴方は、何故、宿題をやってこなかったのですか? 忘れたのですか? それとも、宿題をやったノートを落としたとか、紛失したというのですか?」という問いに対して、「一度も忘れたこと」などないと言うことを強調したいわけです。「~も」と言った時点で、文脈的にも否定文になります。 後者は、「貴方は、よく物忘れをするのですか?」という問いに対して、そういうことはありませんと言いたいわけで、「忘れたこと」は先の質問中に既出ですので、特に強調する必要もなく、いわば、Yes、Noのみで答えても良い設問ですから、単に、「そういう事実はありません」と、「一度も忘れたこと」という具体的事象をオウム返しに繰り返す必要もありません。Noとだけ言えば通じます。日本語の「ありません」だけでは、ちょっと妙でしょうが、「いいえ」の代わりに、そういう言葉も有り得ましょうね。

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