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中世ヨーロッパ史
西洋史の試験のヤマをお願いします。 ヒントは「西暦1000年より後の、ある国の世俗に関するもので、その発展について」です。 みなさんなら、どの国のことだと思いますか? 歴史に詳しい方、試験を作る側の方、宜しくお願い致します。、
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1,2番回答者です。 「教皇絶対の"カノッサの屈辱"などを経て、徐々に皇帝(世俗)の権力が教皇側の権威をしのいでいく過程について出題する」という意味かもしれないな、と思うに至りました。 今会社で、歴史書などは置いてないので詳しいことは書けませんが、記憶によりますと、当初は教皇側のほうが強かったんですね。 神=教皇の権威あっての皇帝(世俗)の権力であったのが、だんだん皇帝の権力が教皇の権威をしのいでいったんだった、と思います(記憶です)。 その過程にある、エポックメイキングな事件をあげさせて、その原因とその結果について述べさせれば、正誤がハッキリした採点しやすいテスト問題ができるんじゃないか、と、そんな気がしてきました。 質問者さんの年齢が分からないのですが、例えばドイツにおける手工業の発達史など、歴史学科の学生ならともかく、高校生レベルには荷が重すぎる感じがします。中学生には無理でしょう。 どっちかというと、こっちのほうが出題の可能性は高いように思います。
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- fujic-1990
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「世俗」というのは、ごくふつうの社会のことです。 そこで、あくせく「ゼニだ」、「権力だ」「名誉だ」と言って走り回っているような人が「俗人」ですね。ごく一般の人です。 それに対して、神だ仏だ、と高邁な精神世界にいて、自然と人に仰ぎ見られるような立場の人が「聖人」でしょう。 神聖ローマ帝国は、世俗(俗人)の代表者たる「皇帝」と、聖なる世界の代表者たる「教皇」とが、事実上協力して統治した国ですね。 (皇帝と教皇は権力争いをしていますので、あの時代の教皇も本当は俗人にすぎません) 「世俗の発展」ということであれば、その者たちの支配にある、その時代の手工業や商業など、たとえばギルドなどの発展について出題する、というようなことではなかろうか、と思います。 まあ、授業を聞かないでお書きの「言葉」だけから推測した話ですので、あたるか当たらないかは、それなりの根拠がある分だけ占いよりはマシという程度だとご承知おきください。
- fujic-1990
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私はどちらかというと、「言葉」のほうから入る者です。 (中国史、日本史はけっこう詳しいと自負しておりますが、西洋史はあまり) 「西暦1000年より後の、ある国の世俗に関するもので、その発展について」に含まれるヒント (1)西洋史 (2)西暦1000年より後 (3)世俗 わざわざ「世俗」と断っているということは、「世俗」に対する別な立場があるということでしょう。 世俗しかない国では、わざわざ「世俗」とは断らないでしょうから。 ということで、すべての条件を満たす所として、「神聖ローマ帝国」ではないか、と推測します。 つまり、ドイツですね。 神聖ローマ帝国は、ゲルマンの苦労に(962)よって成り立ったので、発展はそれ以降。 まあまあ年代的にも合っているんじゃないか、と思うのですが。
補足
ありがとうございます。 ちなみに、「世俗」から連想される具体的なことってありますでしょうか?実はこの「世俗」の意味が良く分からなくて… すみませんが、宜しくお願いします。
お礼
ご丁寧に回答して頂き、ありがとうございます。大変助かりました。参考にさせて頂きたいと思いますm(_ _)m