「フラクソイド」とは?電位差の積分によって現れる

このQ&Aのポイント
  • 「フラクソイド」とは、電位差の積分値を指す言葉であり、医工学や電気工学などで使用される概念です。
  • 電位差の積分値と医学的検査データの比較によって、被験者の交感神経や副交感神経のバランスなどを解析することが可能です。
  • また、フラクソイドは物体の物性を特徴付ける働きがあり、超伝導などの分野で用いられる重要な概念です。
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「フラクソイド」の分かり易い見解など??

Electric Field(電場/電界)を積分すると電位差です。 この電位差を積分すると「フラクソイド」というものだそうですね。 医工学分野では生体情報を解析するときに、生体情報として得た電位差グラフから電位差の積分値を得たりします。 この積分値と、被験者さんの交感神経、副交感神経のバランスなどの医学的検査データとは、比較の方法によっては良い相関を示すので、医工学ではおもしろい研究テーマです。 ですけど、わたくしの分野(医工学)では、(わたくしが初学なこともあり)この「フラクソイド」という用語をこれまであまり耳にしませんでした。 電気回路基礎のおさらいをしたら、電気工学ではインダクタの特徴をみるときに V(t)=L ・ΔI(t) /Δtの両辺を積分して、 I(t)=1/L ・integrate(V(t)Δt)としています。 例:(2. インダクタ(コイル)の特徴) http://www.kairo-nyumon.com/electric_elements.html この式の右辺、integrate(V(t)Δt)は電位差の積分ですから「フラクソイド」ということになりますか・・・。 「L」はインダクタンスですし、電流を流しにくくするもの、みたいな感覚で分かり易いのですが、 「フラクソイド」にあたる部分は、どういった感じに捉えたらよいものでしょうか? 電流の流れやすさに比例するもの?? 「フラクソイド動特性を制御した酸化物超伝導体と複合材料の高圧合成」 http://kaken.nii.ac.jp/d/p/03211223 このような研究もあり、どうやらこの「フラクソイド」は物体の物性を特徴付ける働きがあるように思います。 電磁気学のページを見ますと、超伝導で用いられる用語のようですね。 「フラクソイドの量子化」というテーマを読んでみましたが、わたくしにはかなり難しい内容でした。 「フラクソイド」の分かり易い見解がなにかないものでしょうか。

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回答No.1

高温超伝導をかじっていた電気屋です。 フラキソイドは磁束量子化ですが、高温超伝導体を用いると現在の分類では超伝導層がCO2層となるので、三角格子内に磁束の捕捉(アブリコソフボルテックス、またはパンケーキボルテックス)があるため、高温超伝導体を用いたSQUID磁束計の使用は今でも議論があります。 (ジョセフソンの縱プラズマが起こっていると仮定した場合、SQUID磁束計の超伝導電極内の磁束の捕捉は抑えられるかもしれない) 完全なフラックス(磁束)の量子化=フラキソイドとできる条件は、このようなボルテックスの侵入が完全に無い場合にのみ成り立ちます。

chy_farm
質問者

お礼

SQUID磁束計、以前マサチューセッツ工科大に見学に行ったときに見たことがあります。脳の検査に使えるようですね。ご教示、内容が難しいので、おさらいのため少し勉強してみます。ありがとうございます。また分からないとき、よろしくお願いいたします。

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