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日本の刑罰を加重する理由は?
- アメリカでは懲役や禁固200年などの重い刑罰が存在しますが、日本では最高で30年となっています。なぜ日本では刑罰を加重していかないのでしょうか?窃盗事件を例に挙げると、犯罪の数に関係なく刑期はあまり変わらないため、不公平に感じることもあります。一つ一つの犯罪が小さくても、再犯の可能性の高い人々を長期間隔離することができるという意見もあります。
- 一方で、やくざなどの犯罪者の刑期は一般人の犯罪者よりも短いという指摘もあります。しかし、やくざなどは更生の可能性がほとんどないため、小さな犯罪でも積み重ねていくことで長期間の刑罰を与えるべきだという意見も存在します。
- 日本で刑罰を加重する理由としては、文化や法律の違いが挙げられます。アメリカの場合は犯罪の重さに応じて刑罰を加重していく傾向がありますが、日本では個別の事情や社会的な評価を考慮して判決が下されます。また、更生や社会復帰を重視する傾向もあるため、刑罰を加重することに対する慎重な姿勢が反映されています。
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”どうして日本では刑罰をどんどん加重していかないんですか” ↑ 日本でも累犯加重などの対策は採られていますが 米国みたいに4百年、なんて刑罰は無いですね。 日本の刑罰は、米国よりもだいぶ軽いと 言えるでしょう。 しかし、日米で、どっちの犯罪が多い、と比較したらどうでしょう。 日本の方がはるかに少ないです。 つまり、軽い刑でも治安が保たれているからだ、 というのがその答えです。 尚、蛇足ですが。 例えば、景気が悪いときは、窃盗、強盗などの犯罪が 増えます。 だから、犯罪対策としては、景気を良くした方が効果的 だし、その方が望ましいでしょう。 だって、被害者も犯罪者も出さないんですから。 刑罰は、必要最小限度にしよう、という考えが根底に あるのです。 尚、刑法に「更正させて社会復帰させるのが目的」 なんてことは書かれておりません。
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- chie65536(@chie65535)
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・アメリカ 懲役は「社会から犯罪者を隔離するため」に行う。 なので、慢性的な「刑務所不足」「財源不足」に陥っている。 刑務所に居る犯罪者を「保護してメシを与えて寝床も与えている」ので「衣食住に困った人間」は「刑務所に入るのを目的にして犯罪を犯す」と言う事が起きている。 それに、アメリカの場合は「犯罪者を隔離するのが目的」なので、刑務所に居てもテレビや雑誌を見るなど「日常とあまり変わらない自由な行動」が保証されていたりする。 下手をすると「刑務所の中の方が贅沢な暮らし」だったりする。 ・日本 懲役は「犯罪者を更正させ社会に戻すため」に行う(刑法に「更正させて社会復帰させるのが目的」と明記されている) なので、加重刑は課さず「生きているうちに刑務所から出られる可能性がある有期刑」になっている。 「更正して社会に復帰する」のが大前提なのだから。 日本だと「衣食住を求めての服役」は余りアテに出来ない。最長でも30年で追い出されるし、中での生活は制限が厳しく、辛い暮らしが待っているから。 それに、税金で犯罪者に衣食住を与える余裕は無いから「模範囚などは仮出所させるなど、なるべく早めに追い出す」のが基本になっている。 「刑務所に放り込んだあと、1円も金をかけず、すべて内部で100%自給自足させる」だったら、日本も、アメリカみたいに加重刑でも良いかも知れない。例えば、衣食住が自給自足で何とかなる絶海の孤島に放置して「あとは好きにしろ」とか。 ともかく「犯罪者に使う税金はねぇ」ってのが日本のホンネ。 アメリカの「刑務所の財政破綻」を見ていたら、加重刑を取り入れる余裕なんて無いのがよく判る。 因みに、アメリカも、刑務所の財政破綻を理由に「刑期満了前の囚人の追い出し」を頑張ってたりして、社会復帰の見込みが皆無な人間を一般社会に放り出していたりする。
お礼
日本の不景気が慢性化して、 刑務所の中も仕事がなくて大変らしいですよ。 今では毎週休二日で、しかも隔週で三日休みがあるそうです。 仕事がないので、 更生資金としてもらえる報奨金というのも目減りしているらしいです。 しかも娑婆に出てからも仕事がなく、 再犯率も高まる一方だそうです。
お礼
実際には更生不可能な人間がいますからね。 そういう人は結局死ぬまで出たり入ったりを繰り返すか、 重大な事件を起こして刑場の露と消えるか、 そんな感じだと思うんですけど、 そういう人は可及的速やかに隔離できるようにした方がいいと思うんですけど、 人権とかそういうのがあるので無理なんでしょうけどね。