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エンジン始動で減ったバッテリーの電気 すぐ戻るのか
自動車が始動する(エンジンをかける)とき、かなり電気を使い、それによって、バッテリーから減った電気を充電して補うのには、10~15分とか走行しなければならないと聞いたことがあります。 これが本当だとすると、宅配業者の車両は配達エリアの住宅地でものの2~3分も走らずにエンジン止めては、またエンジンかけて、の繰り返しですが、どうしてバッテリーが上がらないのか不思議です。 「始動の消耗分の回復に10分以上」がウソなのか、宅配業者の車両には特別な仕掛けがあるのか、それとも別な理由があるのか、分かる方おしえてください。
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車にもよりますがセルモータの消費電力が1kWだったとしましょう。 12Vの電圧で約80Aの電流が流れます。 エンジンの始動に2秒を要したとすると160A秒の電流を消費した事になります。 オルタネータの能力ですが、アイドリング時にはせいぜい40A程度の発電能力しかないと思います。 (軽自動車などはもっと小さいし大型車はもっと大きい) 勿論その全ての電力が充電に使えるわけではないのですが、もしバッテリの電圧が下がっていればより多くの充電電流が流れる事になります。 以下のページでは充電電流が120A取れたとなっていますが、エンジンが大きいので特別ですね。 http://www.fnf.jp/bat.htm 普通の車で30Aの充電電流が取れたとして、160A秒をチャージするには5秒ほどかかります。 とは言え鉛蓄電池はそんなに早くは充電できないのと、充電効率というものが存在するので1分位はかかってもおかしくはありません。 なおアイドリングストップ機能付き車両用には充電特性の優れたバッテリ(高い!)が使用されています。
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- goo-par1732
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同様の質問に回答したことがあります。 「エンジン始動時に失ったバッテリーの電力を回復(満充電)するには」 http://okwave.jp/qa/q5879925.html エンジンの始動時に大電流を消費することは事実ですが、それは、毎日の一回目の始動時だけです。 暖機完了後であれば、再始動に要した放電量を充電するには、ほんのちょっと走れば十分充電できます。 アイドリングストップの課題は、バッテリの性能もさることながら、エンジン始動の度にかみ合うスタータのピニオン(小さな歯車)と、エンジン側ギヤの両方が磨耗していくので、これらの耐久性です。 アイドリングストップ車や宅配車ではこれらの耐久性の向上を図っています。
- oska
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>バッテリーから減った電気を充電して補うのには、10~15分とか走行しなければならないと聞いたことがあります。 これは、アイドリング状態の事ですね。 走行だと、5分程度で充分回復します。 >宅配業者の車両は(略)どうしてバッテリーが上がらないのか不思議です。 先に書いた説明通りですね。 オルタネータ(発電機)の発電量は、エンジン回転数に比例します。 また、質問者さまはマンガン電池とアルカリ電池の話をご存知でしようか? マンガン電池は、一時的に大量の電気を出のが得意です。 長期間に渡って、一定の電気を出すのは苦手です。こちらは、アルカリ電池の出番ですね。 マンガン電池は、一時的に大量の電気を出しても「電気を遣うのを止めると、化学的変化で電気量は復旧」する性質を持っています。 質問者さまも、自動車教習所で習ったと思います。 「連続して、セルを回さない。連続して回す必要がある時は、時間的な間隔をあける」 しばらく経ってからセルを回すと、元気良くセルが回りますよね。 自動車バッテリー=鉛電池は、マンガン電池に似た性質があるのです。 >宅配業者の車両には特別な仕掛けがあるのか、それとも別な理由があるのか 宅配用車両には、宅配専用バッテリーを採用している運送会社もあります。 標準バッテリーの充電時間を100とすれば、宅配専用バッテリーは150です。 短期間で充電できる用になっています。
- AVC
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寒冷地住まいで昔、車にバッテリーの充・放電電流計を付けていました。 1 1400ccキャブ車+電流計 寒冷地のこととで当時のキャブ車はエンジンのかかりが悪くチョーク、アクセルを加減しつつセルモーターは数回操作してようやくエンジンがかかります。当然暖機運転をしますがこのように複数回セルを使っても5分ほどで充電は終わりました。 2 2000ccFEI車+分流式電流計 この頃のFEI車は極寒時でもセル一発でかかりました。リダクションスターターやバッテリーの性能アップで数分もかからず充電終わりました。 >「始動の消耗分の回復に10分以上」がウソなのか、 アイドリングだけの充電ならば10分以上かかりますが、走行するならば”10分以上”は間違いです。 >特別な仕掛けがあるのか、それとも別な理由があるのか、分かる方おしえてください。 始動系が強化されています。また、バッテリーの性能アップ、リダクションスターターの採用でセルモーターの出力は大きくなりましたが消費電流は逆に少なくなりました。また、暖機後の再始動の電流は更に少なくてすみます。いくら強化しているとはいえヘッドライト、エアコンなどの電装品の使用にあたっては注意が必要です。