結婚するまで童貞を突き通すのはおかしいことか

質問

24歳学生です。

質問はタイトルの通りです。
ぼくは今まで女性と付き合ったことがなく、未だに童貞です。

これまでに「恋愛をしたい」という願望が芽生えたことがほとんどなく、今に至ってしまいました。ぼくとしては、結婚するまでにただ1人の人と付き合えればいいと思っていますし、行為も結婚してからで充分だと思っています。
というか、なんでもすぐ「彼/彼女欲しい」って言う人達の気持ちがわからないんですよね。恋愛って本当に好きだと思える人が出来た時にするものじゃないんですかね。
過去に2回ほど女性と付き合えるかもしれない機会があったのですが、その人と付き合い、結婚することが一切考えられなかったため結局付き合うことをしませんでした。生半可な気持ちで女性と付き合ってしまっては将来結ばれるであろう別の女性に対して失礼だと思ってしまうのです...。もちろん行為をすることなどもってのほかです。

本当に好きだと思える人に出会えなければ生涯独身でも良いと思ってるくらいです。まあ顔も良くないし運動神経もダメだし、女性を選り好みできる立場ではないので必然的に結婚できないことになってしまうかもしれませんが。あ、でも経済力には自信があります。結婚してから生活に困るようなことはまず無いと断言できます。

これっておかしいことでしょうか。やはり24歳で童貞って時点で社会的には嘲笑われることであり、こういった考えをもった人間はクズだと見なされてしまうのでしょうか。

回答No.20

deku54

貞操だけは守ってきたと言われる貴方を尊敬します。

親の躾が厳しいとか、信仰上の理由とか、
男性と出会う機会がなかったとか、性病が怖いとか、
婚前の妊娠は避けたいなどの理由で純潔を守っている女性は、
結婚したら心身ともに愛されたいという願望を持っていらっしゃるかもしれませんが、
意志的に純潔を守っている女性なら、貴方のお考えを理解して
喜んで受け入れてくれるのではないかと思います。

私は貴方と同じ考えの持ち主で、４１歳で結婚するまで童貞でした。
高校時代に読んだカール・ヒルティとガンディーの著書に感銘を受け、
心身とも清らかに保っていこうと決心。
成人向けの書籍・ＤＶＤ、夜の街とも一切無縁で過ごしてきました。

周りから野卑な詮索をされたり嘲笑されることは、日常的でした。
両親からさえ「女性に無関心なようだけど、
なんか変な宗教にでも染まってるんじゃないか？」と
何度も問いただされる始末。
それでも、自分の心が揺らぐことはありませんでした。
私の考えに共感してくれる女性に出会えなかったら生涯独身でいこうと、
本気で思っておりました。

７歳年下の妻とは、２年間の交際を経て結婚しました。
女性と付き合ったのは、妻が初めてです。
意志的に純潔を守っている女性は、世の多くの女性とは行動様式が違います。
そういう女性は、時流とは一線を画して、より高きを目指して生きているので、
慎重に観察していけば、予行演習などしなくても見分けられるものですよ。

黒髪で、当世流の露出度が高くボディラインを強調するような服装はせず、
何事に対しても忍耐強く、努力を惜しまない。
小さなものを愛し、ささやかなことに喜びと感謝の気持ちを持って生きている、
独身時代の妻はそんな女性でした（今もですが）。

交際中も、毎日メールしてほしいとか、毎週会ってほしいとか、
誕生日には何かしてほしいとか、そんなことは望まない女性でした。
休日に電話で、互いの近況や、趣味や仕事の話をしたり、読んだ本の感想を話したり、
悩み事を打ち明けたり、そんな付き合いが主でした。
デートは月に１度位。景色のよい静かな所を話しながら散策して、食事をして、
１９時までには家に帰ってもらえるようにしていました。
そんな交際を通して、この女性は私の意志に共感してくれる方だという確信が持てたので、
結婚を決意しました。

私の確信が裏切られることは、ありませんでしたよ。
結婚後、すぐに子供を迎え入れられる状況にはなかったので、
半年以上結ばれることはありませんでしたが、
子供が望める状況になるまで関係をもたない私の意志に
妻は深い感謝と敬意を示してくれました。
はじめての行為は、やはりうまくできませんでしたが、
そこに改めて清らかな意志を見て感激したと、涙してくれました。
望んだ人数の子供が授かった今は、兄妹のごとく暮らしています。

自分の心と違った方向に進めば苦しいだけですからね。
周囲の雑音に流されることなく、自信を持って
貞操を重んじるご意志を大切に歩んでください。
２４歳なんて、まだお若い。焦る必要も諦める必要もありません！

ところで、貴方の質問を拝見して、ひとつだけ気になったことがあります。
貴方は経済力には自信がおありとのことですが、
それでも、結婚されたら、ご自身の趣味に費やす時間をある程度犠牲にして、
パートナーと共有できる喜びや楽しみを育てていく努力は必要ですよ。
たとえ自分が家計の担い手でも、いつも温かく支えてくれるパートナーの
日々の苦労や努力に思いを致していたわる気持ちを忘れず、
パートナーの心のよき理解者、支えになれるよう努めなければ、
夫婦生活に関することでは考え方が一致していても、
幸せな家庭を築くのは難しいと思います。

心から尊敬できる女性との結婚生活は、
すべての宝を投げうってでも手に入れる価値があるものです。
貴方のご意志に共感してくれる素敵な女性に巡り会えるといいですね。
お幸せをお祈りいたします。