MnとNiの割合を求めるための定量分析実験
- 定量分析の実験を通じて、MnとNiの割合を求める方法について解説します。
- 具体的な手順として、Mn、Ni溶液にNasを加えて沈殿を作り、Mnのみを溶かすことでNiを分離します。
- さらに、Mnの溶けている濾液にNaOHを加えて新たな沈殿を作り、重さを測ることでMnの割合を計算します。
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定量分析の実験を終えましたが計算方法についてです
MnとNiの含まれた溶液が用意されており、そこからMnとNiの割合を求めよ。 とのことでした。 そこで以下の操作をしました。 (1)用意されたMn、Ni溶液20mLにNas2.4515gを入れる。 (2)NiS(黒)、MnS(黒)が沈殿する。 (3)HCl10mLを加え、Mnのみを溶かす (4)残った沈殿NiSをろ過して沈殿の重さを測る→2.1496g (5)Mnの溶けている濾液にNaOH 0.3178gを20mLの水に溶かして入れる。 (6)沈殿したMn(OH)2をろ過して重さを測る→2.7964g ここから前途したMnとNiのそれぞれの割合まで計算して求める事はできるのでしょうか? どなたか教えて頂けると幸いです。
- tipani801
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- 化学
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MnとNiの割合を求めるということはそれぞれの元素濃度の割合を求めることになりますね。 NiについてはNiSの重さが2.1496gということです。これはNiSのモル質量が90.78ですから測定されたNiのモル数は 2.1496 / 90.78 = 0.02368 それに対してMnについてはMn(OH)2として2.7964gということです。 Mn(OH)2のモル質量は88.96gですから測定されたMnのモル数は 2.7964 / 88.96 = 0.03143 したがって元の溶液に含まれたNiとMnの全モル数に対するNiの割合は 0.02368 / (0.02368 + 0.03143) = 0.4297 Mnの割合は 1-0.4297 = 0.5703 実験の精度などを考えて Niの割合は 43.0% Mnの割合は 57.0%
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