Mnの検液の反応と色の変化について

このQ&Aのポイント
  • Mnの検液を薄めた溶液にHNO3とNaBiO3を加えることで、沈殿ができてから溶液の色が紫に変化します。
  • Mnの検液に水とH2Sを加えた後、アンモニアアルカリ性で煮沸すると、MnSらしき沈殿ができますが、緑色の3MnS・H2Oにはなりません。
  • Mnの検液の反応では、紫色のMnO4-の形成や、MnSの水和物の生成が観察されますが、沈殿の色が予想と異なる場合には他の要素が影響している可能性があります。
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定性分析での質問(3)

Mnの検液1滴を10mlの水で薄め、そのうちの1mlに3滴の6N HNO3と固体のNaBiO3を加えたところ、最初は茶色の沈殿ができていたけど次第に溶液の色が紫に変わってきました。紫はMnO4-の色だと言うのはわかるのですが、色が紫に変わる間はどんな反応があったのでしょうか?? また、Mnの検液1滴に水1mlを加え、そこにH2Sを通します。(さっきとは別の実験)そこへ6N NH4OHをいれてアルカリ性にした後、それを煮沸します。その実験に対する説明は「アンモニアアルカリ性でMnS水和物を生じ、煮沸により水和度の小さい3MnS・H2Oになる。」と書いてあるのですが私の行った実験ではMnSらしき沈殿物はおきたものの、その沈殿が緑色の3MnS・H2Oにはなりませんでした。どういったことが原因と考えられますでしょうか??

  • myjam
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  • rei00
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回答No.1

 前半についてのみ。後半は,実際の実験の様子を見た方でないと何とも回答しずらいと思います。  Mn(2+) が BiO3(-) で酸化されて MnO4(-) になり,BiO3(-) は Bi(3+) に還元されます。つまり,次の半反応式ですね。   Mn(2+) + 4H2O → MnO4(-) + 8H(+) + 5e(-)   BiO3(-) + 6H(+) + 2e(-) → Bi(3+) + 3H2O  これらから e(-) を消去するとイオン反応式が求まります。勿論,H(+) は HNO3 由来です。  2Mn(2+) + 5BiO3(-) + 14H(+) → 2MnO4(-) + 5Bi(3+) + 7H2O

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