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OVGR地絡過電圧継電器とDGRの併用使用の理由

構内第1柱にDGR(方向性地絡継電器)があり100m位離れたところにキュービクルがあるのですがそのなかにもOVGRがあります。OVGRは地絡時の零相電圧のみを検出しているのだと思いますが なぜ機能がだぶっているものが必要なのでしょうか??第1柱のSOG(方向性)のみでケーブル以降の保護も出来ると思うのですが。ネットで見ると併用されるのが普通とありますがその理由がわかりません 勉強中の新人です よろしくお願いします

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  • denkiabc
  • ベストアンサー率90% (9/10)
回答No.3

DGRとOVGRは用途が違うと思います。この場合DGRは1構内1号柱に設置してあるとなっていますので、方向性PASのSOGのことを意味してるものと思います。これはご存知のように地絡が発生した場合、自家用側か他の自家用からのもらい事故かを判定し、当該自家用の地絡のみに働き、PASを開放し、配電への波及を防ぐものですね。  一方OVGRは、質問者の言われるように地絡時の零相電圧を検出しますので、(自家用内の高圧地絡はDGRによって検出しPAS開放となるので)自家用の外側(配電)で発生した地絡を検出し、警報信号を出すと考えれば良いと思います。  例えば構内に太陽光など発電機が設置されていれば、系統で地絡が発生し停電になっている時に、自家用内の発電機電源で逆潮流があれば、配電側で(停電になっているのに電気が送られ)事故が発生するので、OVGRの警報で発電機を停止させるようになっています。  恐らくこの事業場では、(非常用でない)発電機が設置されているのではないでしょうか。

pppkk
質問者

お礼

回答して頂き誠に有り難うございます。貴兄の指摘でハタと思い当たりました。屋上にガスエンジンの逆潮流無しのコージェネがあります。ここはスーパー銭湯ですのでお湯やガスは腐るほどあるはずで発電機自体もわずかな容量50KVAで何の足しになるかと思っていました。これを使うことによりガス代が割引になるとのことでそれが目的なのかなと勝手に想像しております。 それはともかく受電立ち会い時に電力会社の立ち会いで発電機を動かすときこのOVGRをなにか操作していた(手動で停止??させた??)ことを思い出しました。 そのとき私はさっぱりわからず「何をやってるのかなあ??」と蚊帳の外でした 点検で停電させるときには必ず事前に電力会社に連絡せよと言われたことも納得です。 この認識であっているでしょうか?? ともかく貴兄のご教授で目から鱗が落ちる気分です。どうも有り難うございました

その他の回答 (4)

  • sentakuya
  • ベストアンサー率32% (396/1204)
回答No.5

高圧受電設備のようですので簡単に箇条書きします。 (1)DGにも1回路用と多回路用があります。 (2)近年PASはZPCを内蔵して1回路用のDGとカップルで自己完結です。 (3)PASの下位に高圧フィーダ(CBなど)が複数あると仮定します。 (4)ZPCは高圧の共通母線に設けます。 (5)ZPCにはOVG、高圧フィーダには多回路用のDGを設けます。 (6)つまり「ZPC:OVG:DG=1:1:N」のように組合わせ使用します。

pppkk
質問者

お礼

どうもありがとうございました

  • dennko
  • ベストアンサー率51% (15/29)
回答No.4

送り出しのVCBがあるようなので、将来増設した時の送り出しケーブル+サブ変電所の地絡保護用だと思います。 ケーブルの立ち上がる場所にZCTも付いてれば間違いないと思います。 通常はPASは0.2秒に整定するので、送りを0.1秒整定にすれば、送りの地絡事故で構内の全停電を防ぐことができます。

pppkk
質問者

お礼

拙い質問にお返事を頂き誠に有り難うございました。送りVCBのケーブルの立ち上がり部分には無法攻勢ですがGRとOCRがついています。これも書き忘れました。その先のケーブルはまだありません 貴兄の言われるような使い方かもしれませんね。今度先輩を連れてきて意見を聞こうと思っております。 しかし自分がさっぱりわかりませんでは恥ずかしいので皆さんの意見をさも自分の意見のような??感じで話が出来ると思います??! どうも有り難うございました

  • U-Seven
  • ベストアンサー率56% (557/986)
回答No.2

系統(単線接続図)が分からないので説明しづらいですが。 継電器動作後の処理が異なります、継電器は組み合わせ使用します。 OVGR単体で警報です。 DGR単体では何もしない。 OVGR+DGRで遮断器開放(トリップ)です。 また保護区間を分けるために段階を追って設けることもあります、引き込み点だけの検出・遮断では末端の地絡でも全停電してしまう。 分岐があればそこに継電器を設けて、事故時は事故発生回線だけを個別に切り離して健全な個所へは給電を継続する、そのために複数の検電器を設ける場合があります。

pppkk
質問者

お礼

新設の回答して頂き誠に有り難うございます。質問の時必要な事項は全て述べたと思っておりましたが 逆潮流禁止のコージェネ発電機のことは関係ないだろうと思って書きませんでした。言われるように単結があればすぐ明確にご回答頂けたかもしれません。思いこみは恐ろしいものです。 真剣に考えて頂き有り難うございました

noname#258099
noname#258099
回答No.1

>機能がだぶっている OVGRは地絡が発生したことを警報として知らせるのが主な役割となります。DGRは地絡方向を検出して回路を開放動作させることを目的とします。機能としては別物となります。 >ネットで見ると併用されるのが普通とあります OVGRを使用するにはZVT等が必要となりますが、OVGRのためだけにZVTを取り付けて使用することはほとんどありません。地絡検出だけなら、GRで良いためです。よってZVTが設置されている箇所(DGRが設置されている箇所)にとりつけることになる場合が多いということです。(OVGR取り付け箇所にはDGRがあるのが普通ということです、逆にDGRがあるからといってOVGRがあるとは限りませんのでご注意を) 以上を踏まえた上で、なぜ質問者さまの所でDGRとOVGRが併用されているかですが、、DGRが第1柱にあるとだけの情報では、判断が難しいです。SOGが方向性を示す訳ではありませんし、もう少し情報があると回答がしやすいです。DGRは単体では機能しませんので、どこかにZVTがあるはずです。可能性は低いと思いますが第1柱のPAS?にZVTが無く、キュービクル側に取り付けてあるのかもしれません。 あとは、ご質問されているOVGRが何に使用されているか調べると、取り付けてある理由が分かると思います。警報を出すだけかもしれませんし、キュービクルからの送り出しがある場合は各フィーダーにDGRが付いているという可能性もあります。

pppkk
質問者

お礼

早速の回答有り難うございました。開放する前の事前警報とそれを超えた場合の開放すると言う機能の差と言うのなら納得できます。(設定値まではまだ調べていません)柱についている地絡継電器(操作ひもがついていてトリップしたときひもで再投入するよく見るタイプのPASです)は内部にZPT があるのでそれだけで完結しており他に補助機器は不要と認識しています ○ナジーのよくあるタイプの機器です。キュービクル内部にはOVGR用のZPTがあります。(ここは高圧受電です。) 言い忘れましたが送り出し用のVCBがありますが今後の増設に備えてのことだそうです。ケーブルはまだつないでありません OVGRを何のためにつけたかは当時の工事やさんもおらずシーケンスも不明なので わかりません。   それでも併用するのが普通との記事をネットでみて「エー???そうなんだ でも何で?」と思った次第です。  追加情報が少ないですがよりしく御願いします 

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