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地絡方向継電器につて

地絡方向継電器では電圧位相が-50°になると不動差になってしまいました。なぜ電圧位相が-になると直ぐに不動差になってしますのですか?分かりやすい説明を求めています。ちなみに電流は0.4Aでした。そして電圧位相は+では150°まではしっかり動作しています。

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  • fuchsia
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回答No.1

その地絡方向継電器の取扱説明書を見ましたか? 地絡方向継電器には「位相特性」というものがあり、電圧と電流の大小だけでなく位相差によっても動作・不動作が決まります。 これにより、ある位相差の場合に動作しないことが理解できます。 また、位相特性はユーザーが任意に変更できない(固定されている)場合が多いようです。 それと、取扱説明書の位相特性(位相特性図)は たいていは電圧位相を基準(0度)にして記載してあります。 質問は電流位相が基準ですので、説明書を読む時に注意してください。 ところで、地絡方向継電器は、文字通り「方向性」を持っています。 方向性があるために、継電器設置点の負荷側と電源側のどちらで地絡が生じているかを判定することができます。 一方、方向性のないリレー(地絡電圧継電器OVGRなど)は、事故が生じたことは分かりますが、それが継電器設置点のどちら側なのかが分かりません。 方向性があることによって、事故個所だけを確実に切り離すことができ、不要動作を阻止することができます。

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