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マクロ経済学について

二年前に大学を卒業して、もう一度マクロ経済学を勉強しようとノートや教科書を引っ張り出し見ていたのですが、ノートからまったく分からない問題が二問出てきました。豊富な知識をお持ちの方教えてください。 (A)研究開発等により、利子率に影響されない投資が増えると、均衡、GNP・利子率はどのように変化するか。IS-LM分析により示しなさい。 (B)現在の日本は財政逼迫のもと、デフレと低成長下にあるといわれるが、この状況を変えるにはどのような政策がありうるか。財政の健全性に配慮しつつ提案しなさい。 の二問です。当時の授業ノートを見ても答えが分かりません。宜しくお願い致します。

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  • dynamic-m
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回答No.1

こんにちは. 社会人になっても,また経済を勉強することはいいことです.一助となればで,Aについてお答えします. 2は,ホットな問題です.この問題の枠組みからで,Aが分かれば,おのずとBの答えにはなるので,お考えください. 1.ここでは極端に,投資がまったく利子率に影響を与えない場合と考えます. IS曲線の導出方法についての知識が必要ですが,それを前提にします.教科書では,図で書いてありますよね. そこで,投資が利子率について,まったく効果がないというのは,投資の利子率弾力性がゼロと言います.あるいは,投資の非弾力性と言います.利子率が上昇しても,投資額が変わらないということです.これは図で書くと,利子率がY軸,投資額がX軸とすると,垂直の投資曲線が描かれます. その結果,貯蓄曲線(関数)と一致する,すなわち,投資額=貯蓄額のところでIS曲線が決まるので,IS曲線が垂直になることになります. 垂直のIS曲線とLM曲線(通常の右上がりを仮定)から,財政政策や金融政策のパラメータを操作していろいろ結果が出ます. たとえば, 財政政策でGが増加すると,ISLMの交点は,LM曲線上を進むので,利子率と所得が上昇します.これはIS曲線が,通常の右下がりと結果は変わりません.よって,公共投資を行なっても,投資が非弾力的でも,その経済効果には影響ないといえます. 金融政策ではどうか?たとえば,マネーサプライを上昇させると,LM曲線は左にシフトしましたね.しかし,IS曲線が垂直なので,利子率は下降するが,所得はまったく変化しないということが図で分かりますね.すなわち,金融市場で利子率は下降するが,投資が利子率に影響を受けないため,GDPにはまったく影響がないと言えるのです. (帰結) 以上のことからある仮説が導かれます.仮に,研究開発主導型の投資割合が高い経済状況では,現在行なっている金融緩和政策によるマネーサプライの膨張を行なっても,利子率を下落させる(低金利)圧力が強く,経済成長率には,なかなか寄与しずらいということが言えるのです.(IS曲線は垂直に近いということから考える.) よって,この研究主導型経済でのISLM分析から,いろいろ提案することが,一応,できるのはわかると思います.

tsutte
質問者

お礼

お礼をするのが遅れまして大変申し訳ございません。 お恥ずかしい話、どのように提案すればいいのか分かりません。 教えて頂けませんでしょうか。

tsutte
質問者

補足

先週大学の後輩に 「競争のメリットとデメリットって何ですか?」 と質問されました。 デメリットは分かる範囲で答えましたが、メリットがなかなか出てきませんでした。 上の質問と合わせて、こちらの『競争のメリット、デメリット』も教えて頂けませんでしょうか。 宜しくお願い致します。

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