食物依存性運動誘発性アナフィラキシーについて

質問

高校３年生ですが、もともと上記のアレルギーがあります。
大学受験を控え疲労が溜まり、昼食後の体育時に症状が出ることがあります。
体育を休むと単位に影響があり、休むことができません。
また、原因物質の特定には至っておりません。
体育の授業の前に、薬を飲むとか何か良い方法がありましたら教えてください。

回答No.2

ya0339

私も、40歳の頃突然発症し、75歳の現在まで、未だに、年に数回程度、発症しています。

原因物質は、最初の発症時から小麦であることが確認されており、
平素の食生活におきましては、極力、摂取しないように気をつけています。

しかし、パンやうどんのように、外見から明らかな小麦粉食品だと避けることが可能ですが、
添加物として用いられている場合は、うっかり食べてしまうことがあります。

更に、小麦粉が含まれている食品を全く口にしないことは、日常生活を送る上で、
非常に不自由で、苦痛です。

私は、過去、「できることなら、体質を変えることが出来ないか」と、主治医に相談したことがありましたが、
「現在の医学では、不可能だから、原因物質を摂取しないようにすることと、
発症した場合に備えること以外にない」、とのことでした。

やがて、私は、数え切れない発症の経験から、いかに、この体質と折り合いをつけて
生きて行くべきかを悟ったような心境に、到りました。

以下、なるべく簡単に述べます。

やはり、基本は、原因物質（つまり小麦を含む食べ物）を極力食べないようにすること。
どうしても食べたくなったら、少しだけ口に入れ、食後5時間は絶対に体を動かさない（じーっと寝ている）こと。

もしも、発症したら、直ちに、医師から処方された抗ヒスタミン剤を服用し、
大抵は激しい蕁麻疹が全身に出るので、その出具合から、病院へ行く必要があるか否かを判断する。

ここは非常に難しいところで、判断を誤ると、死の危険を伴うので、カンがつかめるまでは
発症したら、直ぐに、かかりつけの病院に駆けこみ、処置を受けることにしています。

一口に発症と言っても、「ちょっと痒くなってきたが、直ぐに治まる」ケースから
「急に、鳥肌がたち、あっという間に全身に発疹が出て、場合により、血圧低下と呼吸困難に陥る」ケースまで
まさに、ケースバイケースです。

また、外出の際は、不時の発症に備えて、抗ヒスタミン剤を必ず携行しています。

この結果、今では、マクドナルドのハンバーガーならば2個くらいだったら、食後5時間、絶対安静にすることで、
食べることが出来るようになりました。　
また、他の小麦製品、例えば、コンビニで売られているサンドイッチはどれを食べても、
ほぼ確実に発症することも分かりました。

以上、実体験にもとずく、食物依存性運動誘発性アナフィラキシーへの対応例を述べましたが、
参考にしていただければ幸いです。

お礼

返事が遅れまして申し訳ございません。
大変参考になりました。
有難うございました。