ユーザの選択設定次第で特許抵触の可能性

このQ&Aのポイント
  • 製品メーカが特許抵触を回避するために、どのような対策を取るべきか?
  • 特許抵触の可能性を考慮した製品の設計と情報提供が必要
  • 特許抵触を回避するために適切な対策を取ることが重要
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ユーザの選択設定次第で特許抵触の可能性

 製品の機能がユーザの選択設定によっては、特許抵触してしまいそうな場合に、製品メーカはどのような対策を採るべきでしょうか?  たとえば、中央のボタンスイッチをシャッターとして使うカメラ付携帯電話があって、ユーザフレンドリーな機能として、シャッターボタン位置を他のキー位置に自由に変更できる様になっているとします(例:右利きの人は右端を、左利きの人は左端のキーを使えるようにもできる)。  一方、他者のケータイ電話の特許が、シャッターボタンの位置を右端または左端のキーとなっている場合、この製品メーカには、この特許の侵害責任(直接、間接?)が生じますか?  製品メーカが特許抵触を回避するために、以下のような方法をとることは有効でしょうか?  (1) ユーザに、そのような使い方できません、しないでくださいと情報提供する  (2) そのような設定のときは、「特許抵触!!」を表示する(製品の完成度が疑われますね)  (3) ・・・何か他に、旨い回避方法は???

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.4

> ABSの味付け(ブレーキ応答時間・制動力の強さ等の組み合わせ)をユーザが選択する > ことも可能になっており、特にある組み合わせが第三者のABSの特許を踏んでしまう > 可能性があるとします。 > この場合に、車メーカはこの特許に対して過失責任(直接・間接?)を負うのか? 最初のご質問では「侵害責任」となっていたものが「過失責任」と、質問の趣旨がずれてきているので再度回答させていただきます。 そのような場合でも、仕様の範囲での一部の選択設定が侵害となるものであれば、販売時に他の設定をしていても、その製品は侵害品となりますから、そのことを知らずに製造販売することは過失責任が生じます。 なお、メーカーが想定していない範囲でのユーザーの改造行為は、勿論ユーザーの責任となり、メーカーに責任はありません。

その他の回答 (3)

回答No.3

具体的な事例を持ち出して極論すれば「特定の溝形状を有するタイヤを備える自動車」 について特許がなっている場合に、 その特定の溝形状を有しないタイヤを備える自動車の製造をしている自動車メーカーが その特許について配慮するべきかという事になるでしょうか?

mu0419
質問者

補足

 「特定の溝形状を有するタイヤを備える自動車」の特許では、業務目的でユーザが当該タイヤを購入して車に装着すれば、ユーザの行為は発明の実施(生産、使用等)に該当するかと思います。しかし自動車自体は(汎用?)部品として使用されだけですから、自動車メーカはその特許に対する過失責任を負うことはなさそうです。  ご相談している案件を自動車の場合に置き換えてみます。  車の標準仕様では特許抵触しないものの、ユーザのオプション機能の選択行為(味付け、チョイス)によっては第三者の特許を実施してしまうような場合を考えます。非現実的かも知れませんが、例えば、車のABS(Anti-lock Brake Sytem)の仕様は工場出荷時に定まっているものの、ABSの味付け(ブレーキ応答時間・制動力の強さ等の組み合わせ)をユーザが選択することも可能になっており、特にある組み合わせが第三者のABSの特許を踏んでしまう可能性があるとします。この場合に、車メーカはこの特許に対して過失責任(直接・間接?)を負うのか?回避する方法はないのか?そのような相談です。なお、ユーザは業務目的で車を使用するものとします。

回答No.2

> この製品メーカには、この特許の侵害責任(直接、間接?)が生じますか? その判断を行うには、もっと詳細な情報が必要ですし、具体的な対比も必要ですから、このような掲示板でご質問されても解決しません。弁理士の鑑定を依頼することを検討してください。 もし、侵害となるものであれば、そのような設定ができないように製品を作り直すことが必要です。

  • adobe_san
  • ベストアンサー率21% (2103/9760)
回答No.1

>(3) ・・・何か他に、旨い回避方法は??? そもそも論で その機能を製品に入れない。 可能性がある事を知ってるだけで「特許抵触」です。

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