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内部異常電圧と外部異常電圧について。
電験3種のテキストにある問題なのですが、 架空送電線路における異常電圧には、内部異常電圧と外部異常電圧とがある。 前者は、(ア)がいしの表面に沿うフラッシオーバーのようなアーク地絡、(イ)高い値となる機会の多い重負荷路線の開閉、(ウ)消弧リアクトル接地系における直列共振によるものなどがある・・・。(以下略します) 上記の記述中で誤っている箇所はどれかということで、答えが(イ)となっております。 重負荷路線の開閉と言うことで電流も電圧も大きく、内部異常電圧の開閉時異常電圧に相当するのではないかと思うのですが・・・。 また、消弧リアクトルの直列共振は消弧リアクトルのリアクトルと対地静電容量によって起こるとあるのですが、並列共振にはならないのでしょうか? どうか、回答を宜しくお願い致します。
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- EleMech
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>重負荷路線の開閉と言うことで電流も電圧も大きく、内部異常電圧の開閉時異常電圧に相当するのではないかと思うのですが・・・。 確かに仰るとおりですね。 エとオが分かりませんが、答えは(ア)のフラッシュオーバではないかと思います。 >また、消弧リアクトルの直列共振は消弧リアクトルのリアクトルと対地静電容量によって起こるとあるのですが、並列共振にはならないのでしょうか? 消弧リアクトルは、1線地絡電流を送電線の対地静電容量と並列共振させる事によって軽減させるとされていますので、並列共振では異常電圧にならないのではないでしょうか。
- sou_tarou
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1.重負荷線路の場合はCBの設計通りのほどほどな時間で遮断完了するため開閉サージは軽負荷時に比べて起きにくいと思われます。 http://denkinyumon.web.fc2.com/denkinokiso/kaiheisa-ji.html それから重負荷時には電流は大きくなりますが、電圧は同じです。 2.一線地絡時は並列共振になります。この理屈で電流を抑制します。 直列共振で異常電圧が発生するとは回路が不平衡などでVoがある場合などです。 Voの発生源から見て対地静電容量と消弧リアクトルが直列になるのです。 http://blog.nsk.ne.jp/takusan/upload/fukushimasan2-syoukoriakutoru.gif (1).ねん架不完全で対地静電容量の不平衡によりVoが生じる場合 (2)重負荷時の1線断線 (3)しゃだんき、断路器の投入時の不揃い (4)並行2回線の各回線を異系統に接続し、1系統の故障が多系統に誘導作用を及ぼす場合など