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ソーダ石灰の反応とその組成について
ソーダ石灰が、酸・塩基の反応によって起こるということは理解しています。 その上での質問です。 wikipediaによれば…ソーダ石灰は、 水酸化カルシウム Ca(OH)2(約75%) 水 H2O(約20%) 水酸化ナトリウム NaOH(約3%) 水酸化カリウム KOH(約1%) 以上の物質によって構成されているそうですが、なぜ、それぞれの塩基単体で用いてはダメなのでしょうか? そしてまたなぜその組成が上記のような成分比になっているのでしょうか? 回答お願いします。
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- KURUMITO
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wikipediaではソーダ石灰は次のように説明されています。 ソーダ石灰とは、ガラス生産や二酸化炭素、水の吸収材として利用される塩基性混合物である。生石灰を水酸化ナトリウムの濃厚溶液に浸し加熱乾燥して製造する、強塩基性を示す不定形の白色粒状の固体。 すなわち、ソーダ石灰の原料は生石灰で、その生石灰は次のように説明されています。 生石灰は、石灰岩などの主成分である炭酸カルシウムを1,100°Cほどに加熱し、二酸化炭素を放出させる熱分解により製造するが、これは人類が古代から知っている化学反応のひとつで、先史時代から知られている。 つまり、もともとの原料は石灰岩ということになります。簡単に得られるもので、その化学的組成は産地によって異なるでしょう。 簡単に得られるから経済的にも安く手に入れることができるわけです。それからたとえば水酸化カルシウムだけを取り出すとしたら精製の作業が必要となってそれだけ高いものになってしまいますね。wikipediaに載っている組成は約で記載されているもので天然組成に近いものと考えればよいでしょう。塩基単体で用いてはだめといったことではありませんね。簡単に安く塩基性の物質を手に入れることができるものとして使われています。
お礼
素早い返答ありがとうございました。しかし、回答に疑問があるのでいくつか聞かせていただたきたいです。 http://www.yoshizawa.co.jp/lime/lime.html によれば、 "2、石灰石の化学成分 石灰石は、炭酸カルシウム(CaCO3)を主成分とした鉱物です。一般の石灰石には、酸化マグネシウム(MgO)、シリカ(SiO2)、酸化アルミニウム(Al2O3)、酸化鉄(Fe2O3)などの化学成分が少量に含まれています。成分では、炭酸カルシウム(CaCO3)と表しますが、化学成分では、酸化カルシウム(CaO),二酸化炭素(CO2)にわけて、重量比率(%)で表します。 純粋な炭酸カルシウム(CaCO3)の場合、 成分では 炭酸カルシウム CaCO3 : 100% に対し、化学成分では 酸化カルシウム CaO : 56.03% 二酸化炭素 CO2 : 43.97% と表します。" とのことだそうです。もしそうだとすれば、ソーダ石灰の組成が、 水酸化カルシウム Ca(OH)2(約75%) 水 H2O(約20%) 水酸化ナトリウム NaOH(約3%) 水酸化カリウム KOH(約1%) であるということから、ソーダ石灰の成分となっている元素の種類が石灰岩の原料と違うということになります。 ということであれば、KURUMITOさんの説明にかなっていないと思うのですが、なぜそう思われたのですか? 拙い返答で、申し訳ありませんが回答お願いします。