私はまだ大学生の社会にも出ていない子供ですので、的外れな事を言っているかもしれませんが、それはご容赦を・・・。
私も戦後の経済発展は中小企業の努力があっての事というのは、同意見です。
しかし、政府の目指している構造改革というのは、中小企業を見捨てる事ではないと思います。結果論としてそうなる事もあるかもしれません。しかし日本の将来を考えると私はそれは致し方ない事なのではないかと思います。
構造改革が語られる時それと共に出てくる言葉が景気回復です。
どちらを先にやるのか良く話題になりますが、
私は小泉さんの言っている“構造改革なくして景気回復あらず”という言葉は正しいと思います。
景気というのは人々の夢、希望の大きさだと思います。
実際にはお金の量は変わっていないのだから、その回転率の問題です。
この不況は、国民の、政治、社会等など様々なものの構造に関する不安の表れではないでしょうか。今まで様々な方法で景気回復を試みましたがどれも失敗に終わっています。もはや、構造そのものを変えるしか手立てがないのではないでしょうか?
構造改革は確かに大きな痛みが伴ないます。しかし、未来も含めた全体を考えた時、全体を良くするために、部分的なものが悪化するのは仕方がないのではないかと思います。
私達は職業選択の自由があります。冷たい言い方ですが、その中でつぶれるような企業を選んでしまったのは自分の責任ではないでしょうか。年功序列が崩壊しつつあり、実力主義に移り行くこの時代、企業もやはり必要のないと思われる会社は倒産しても、いたしかたない気がします。
しかしそのような中でも、年に関係なく、実力を持った人の再就職の道をつくることも必要だと思います。
また、昔からの文化の喪失を避けるための伝統職業に対しては何らかの保護が必要だと思います。
そして、あらやる事態に備えての食料保護を考え、これ以上食料の自給率の低下を防ぐため、農家の保護も必要だと思います。
だんだん文章自体が支離滅裂になってきたのでこのへんで・・・。
お礼
ありがとうございます。やっと回答がきて、うれしい限りです。(私も化学系大学生) 構造改革が、もし本気で行われるなら、保護される産業(なぜ技術はだめで、農業、文芸はいいのか。銀行はよくて、中小企業はだめなのか)があってはならないと思います。 また、入札の制限の撤廃、価格競争の実現、私企業の共通ルール作り(倫理、雇用)、を徹底し、そして、遵守させることも必要だとおもいます。 さらに、この停滞を招いた政治家の政治責任をとらせ、かつ汚職政治家を二度と存在させない規制が必要だと思います。 構造改革をするならば、国民が政治任せにせず自分で切り開いていかなければならないことだと思います。