- ベストアンサー
任意保険未加入車による追突事故で困っています
- 先日、信号待ちで停車中に後ろから追突されました。相手は任意保険未加入であり、私が通報しました。私は負傷し、人身事故となりました。保険屋さんとの連絡も困難な状況です。
- 相手が任意保険未加入であり、自己破産中で無職とのことです。追突は停車中だったため、過失割合は10:0ですが、相手は車の支払能力がないと主張しています。
- 警察に相談した結果、民事不介入と言われ、自分の車両保険を使うことが最も早い解決方法だと言われました。しかし、私には落度がなく、ケガをした上に支払いまでしなければならないことに悔しさを感じています。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
看過できない誤答がありましたので、口をはさませていただきます。 交通事故の直接損害(車の修理費用や治療費、文書料など)は、加害者に対して損害賠償を求める権利(損害賠償請求権)が当然認められます。 しかし、間接損害(車の評価損や休業損害など)は相当因果関係がないと認められません。評価損でさえ、100%認められるわけではない中で、保険料の増額分が損害と認められる可能性はありません。 また、加害者に支払い能力がない場合、どんな有能な弁護士であっても賠償金を回収することは困難です。 もし、質問者様が自分の車両保険を使わず、加害者から賠償金(修理費用)を支払ってもらおうとすると、少額訴訟をして確定判決を得た後、強制執行(差し押さえ)の申し立てをすることになります。 少額訴訟に関しては、裁判費用は損害額10万円までごとに1000円の申し立て手数料と、郵券(郵便切手)が3~5000円(管轄の簡易裁判所によって総額と内訳が違うので必ず確認すること)必要です。 また、損害額の立証のため損害写真(可能であれば修理中の写真も添付)、修理内容の明細書等が必要ですから、実際に修理を行い、いったん修理費用を工場へ支払っておく方がよいでしょう。(修理工場が支払いを猶予してくれればよいのですが) 追突事故ですから、便乗修理がなければ加害者が反論しても質問者様の主張が通るでしょうが、確定判決を得たからといって加害者が支払ってくれるとは限りませんから、強制執行の申し立てが必要になります。 強制執行は、銀行預金(申し立てには加害者が預金している銀行名と支店名が必要)、給与(手取り額の1/4まで差し押さえができるが、勤務先が判明していないと不可能。転職すると再度強制執行手続きが必要)、動産(家財の一部は差し押さえ不可、高額な家財がなければ回収困難)、不動産(手数料が高額、競売後の回収となるので期間が長い、金融機関の担保となっていることが多い)に対して行えますが、自己破産・無職者が事実であれば効果は期待できないでしょう。 ですから、いくら有能な弁護士が法的手続きを進めても回収が困難だというのです。 >車両保険を使うと今後の請求権は保険会社になるそうですが、私に対する損害(免責分とか)はやはりもう賠償してもらえないんでしょうか? 車両保険を使用した場合、加害者に対する損害賠償請求権は保険会社へ移転しますが、それは車両保険金分だけですから、免責金額分は質問者様に留保され、かつ保険会社が賠償義務者(加害者)から回収した賠償金は優先的に免責分へ充当されることになります。 よって、もし保険会社が加害者からいくらか回収すれば、まず免責金額分に達するまでは質問者様へ支払われることになります。(回収できる可能性は低いでしょうが) >被害者なのに交通事故てこういうものなのでしょうか? お気の毒ですが、これが現実です。社会生活を営む上で様々なリスクがあり、それをヘッジするための保険等にはそれなりのコストもかかります。 自動車保険の契約の際には、車両保険の免責を0円にしたり、保険期間内に1回の事故であれば等級が下がらない特約もあります。それを選択されなかったのは、保険料とリスクとを天秤にかけた結果のはずなのですから、免責分と保険料の増額はしかたのないことです。
その他の回答 (3)
- hagekappa
- ベストアンサー率19% (26/132)
その場合は泣くしかありませんねって言うのが多くの方の意見でしょうが、私は違いますよ 最近、任意保険未加入の無職の方から修理代金及び治療費を全額回収しました 方法は至ってシンプルです 事故により損傷が出た部分は直接的損害となるそうです ですので、これに関しては泣くしかありません ですが、修理する際に被害者側の保険を使い、その被害者が保険等級が下がる等や実費での支払いが発生した場合には事故による間接的損害となるそうです 事故については泣くしかありませんが、間接的損害に関しては泣く必要はありません 自動車事故での損害賠償請求は出来ないようですが、自動車事故による間接的損害賠償請求は出来るそうです すなわち、被害者が保険を使用することにより等級の下がった部分に関しては等級の回復のために、その差額の請求が出来ます この差額は等級が下がるので元の等級に戻るまでに必要な保険料の差額ってことです 治療費についてですが、人身事故ですので相手に治療費を全額負担しますという誓約書を病院にて書いて貰い、病院に提出します この際に弁護士の立会いが必要です これにより、支払った治療費は病院に対し返還請求が可能になります 残念ながら慰謝料は取れません ですが、弁護士費用も事故による間接的損害とみなされるので加害者側の負担となります 損害賠償請求が通った時点で、全ての支払いは加害者となります 弁護士に対し金が無いし、俺、無職だから払えないよーんって言えるなら言ってみろwwってことです ただ、手間と時間が非常にかかりますので受けてくれる弁護士を探すのが大変です 受けてくれる弁護士さんが見つかったら早いですよ 半年ほどで解決しました
お礼
まさに、私の知りたかった事です。 本当に何も術がない、泣くしかないと思っていたので『間接的損害賠償』というものがある事を知り少し気持ちが晴れた気がします。 手間も時間もかかるから、一番早い解決を優先してくれて日弁連も教えてくれなかったんでしょうね。 ありがとうございました。前向きに検討してみます。
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1618/6634)
◎『警察』に行くと、「民事不介入」→私の車両保険で直すのが1番早いと言われました。 ◎『交通事故相談』日弁連『都民の声』に電話相談→同上意見。+小額訴訟(1万負担)もあるが回収できるかは??と。 この二点よりも有利な回答は難しいと思います。不本意でしょうが、そんな時のために保険に入っていたのだと思い直すしかないと思います。 この世は得てして正直者が馬鹿を見ることがあります。しかし、願わくは質問者さんが正直者であり続けられることを期待します。
お礼
もう「思い直す」しかないんですね…そうですね。 気持ちを切り替えます。 ありがとうございました。
そーいうもんです。
お礼
やはり、そーいうもんなんですかね…。ありがとうございました。
お礼
訴訟を起こして仮に有能な弁護士を使って強制執行であっても、やはり相手の支払能力の所で返ってくる補償もないまま時間と労力だけが費やされるんですね・・・ 私は任意保険に入る時、主に自分が加害側になった時、自損事故の事を重点に考えていました。 まさか任意保険未加入者がこんなに多く、CMで事故対応NO.1などと保険会社が言ってるので安心してましたが、保険会社の介入の限度を痛感しました。 「社会生活のこれが現実です。」そうかもしれません。 保険とは身に掛かる色んなケースに対応出来るものに入った方がいいと勉強をしたと思い補償内容を検討したいと思います。 やはり、自分の車両保険を使って修理したいと思います。 Tomo0416さん、とても詳しく教えていただいて本当にありがとうございました。