地ずり八双とは?剣道の戦法について

このQ&Aのポイント
  • 地ずり八双という戦法は、剣道の試合で用いられる戦略の一つです。
  • 地ずり八双は、八双に構えて剣先を床に向け、相手の竹刀を撥ね上げる動きを特徴としています。
  • 剣道の書籍でも名前を目にしたことのある地ずり八双は、実際に存在する技として知られています。
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「地ずり八双」という戦法は実在しますか?

剣道や剣術に詳しい方にご質問です。 ちばてつや氏の漫画に『おれは鉄兵』という作品があります。 主人公鉄兵が主に学園で巻き起こすドタバタを描いた傑作で、作品中盤は剣道に関する話がメインに展開します。 この作品の中で「地ずり八双」という戦法が剣道の試合で用いられています。 戦法の説明をしますと、こんな感じです。 (剣道をよく知らないので用語の使い方がおかしいかもしれませんが…) 1.まず八双に構える 2.剣先を床(右足の少し外側あたり)に向けて下ろし、ピタッと静止して構える 3.剣先を体の中央へ移動させる 4.下段から相手の竹刀を撥ね上げ、畳み掛けるようにして打ち込む さてここで質問です。 この「地ずり八双」という技、ほかの書籍でも名前を目にしたことがあるのですが、 果たして剣道(剣術)の技として実在するのでしょうか? また、ついでにもう一つ質問しておくと、作中に「三方風流し」という防御技(足捌き)も登場します。 相手の直線的な攻撃を、おなじ場所を三角に動いてかわす。 これにより必要最小限の動きで防御できる(場外に出る恐れもない)という感じの技です。 この「三方風流し」も実在する技なのでしょうか? この長年の疑問にどなたかご回答いただけましたら、幸いに存じます。

  • 武道
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.3

下段から相手の刀を撥ね上げて切りつける技は、剣術のいくつかの流派にあります。しかし、下段から相手の刀を撥ね上げた場合には、足を切った方が効果的です。そして足を切る技は剣道では認められていないので、剣道で使われることはありません。 また、下段に取るのにはわざわざ八双に構えてから下段に移動させる必然性がありません。最初から剣先をすっと下げればよいのです。この部分はちばてつや氏の創作でしょう。また地摺り正眼という有名な構えが一刀流にありますから、これにヒントを得て名前を付けたのだと思います。 「三方風流し」というのも、同じ足さばきが古い剣術の流派にあります。戦国時代から江戸時代初期にかけて成立した流派では、左右に動いて相手の刀を避けるのは普通に行われる基本的な足さばきです。剣道のような直線的な動きの方が普通ではないのであって、同じ場所で横に動いて躱すのは右に開くとか左に開くとか言われます。足さばきに特に名称はないようです。 西洋の剣術では triangle footwork と呼ぶそうですから、これからヒントを得て名前を付けたのかもしれません。

so-long07
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 たしかに動きとしては格好いいけれど、実戦的には八双から下段に構え直す必要はないですね。 また「地摺り正眼」がネーミングのルーツというのも有力な説のように思われます。 「三方風流し」のような足さばきは、名称はともかく動きとしては実在するのですね。 『鉄兵』にはほかにも「風車」や「木の葉落とし」などの技が登場するのですが(これらは完全に創作と思われます)ちば氏のネーミングセンスには感嘆するばかりです。

その他の回答 (5)

  • shizumo
  • ベストアンサー率12% (159/1285)
回答No.6

イタリア剣術では切っ先を上げると(猪の牙の構え)そのままです。イタリア剣術は知らないのですぐ出てきませんでしたが、相手の中心に切っ先を置いて防御すると言うのは西洋剣術の基本です。もっともちばてつや氏が漫画を書いた時代でには西洋剣術は全く知られていませんでしたから、日本の古流をしらべて出したのだとおもいます。

so-long07
質問者

お礼

イタリア剣術にもそんな構えがあるとは。 ただ作中に「地ずり八双」が登場したのは74年ごろですから、仰るように西洋剣術からの発想ではないのでしょうね。

  • shizumo
  • ベストアンサー率12% (159/1285)
回答No.5

初めに八双に構えると言うのは意味無いです。はじめから切っ先を下げればいいので。 下段の変形ですね。

so-long07
質問者

お礼

No.3の方も仰るように、その部分はちばてつや氏の創作なんでしょうね。

  • shizumo
  • ベストアンサー率12% (159/1285)
回答No.4

ドイツ剣術のロングソードでは地ずり八双は、そのままウンテルハウで切り上げるためのシュランクフート:横の構え:の変形(シュランクフートは剣先は体の外、腕は体の中心)ですし、三方風流しはそのままトライアングルステップです。とくにトライアングルステップは基本中の基本で相手の直線的なまっすぐに来る攻撃を半歩に動いてかわし、切っ先を残せばそのまま、相手は自分の体重とスピードで刺さってくれます。 両方をまぜると地ずり八双で構え、中心を防御し、相手が開いている面を切ってくると剣を回して防御しつつ三方風流しで相手の攻撃ラインをかわして切っ先をそのまま向ける。 そのままドイツ剣術の基本です。 剣道ではルールと思想上ないでしょう。剣術的には非常に使えます。

so-long07
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なんとドイツ剣術に動きが似通った部分があるとは… ちばてつや氏がドイツ剣術に造詣があったとは考えにくいですが、興味深い話です。

  • jbeam
  • ベストアンサー率41% (85/204)
回答No.2

私の知る限り、一般的な剣道の技には有りません。 恐らく、「地ずり八双」「三方風流し」ちばてつや氏の考え出したオリジナルではないかと・・・・・ 下段の構えで剣先をギリギリまで下げた「地摺り」は有ります。 後の先を取る為の構えです。 また、一般的な八双は半身に構え剣を垂直に立て拳を顔の横に置き野球の右バッターの構えに似ています。暴れん坊将軍の構えです。 「八双」の構えを極端にしたもの、すなわち示現流の「蜻蛉」ですね これも後の先を取る為の構えです。 「地ずり八双」は奇を衒い相手をかく乱するくらいは出来ますが、剣道の実践には役に立たないでしょう。 「八双」「蜻蛉」もほとんど剣道の試合では居ませんね。 元々、刀と竹刀では物にもよりますが、長さは20cm短く重さは倍位有りましたので 竹刀を使用する剣道と真剣での殺し合いは全く別と考えた方がいいと思います。 剣道では、待てがかかる鍔迫り合いは、真剣では力の強いほうが、そのまま刀を相手を押し付けて押し切ります。 何処でも傷つけて相手が弱るのを待つ。 斬る場所も位置も残心も姿勢も気合も関係無し。 一対一の保障も無い別物です。

so-long07
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 やはり剣道の技には存在しないようですね。 それに『鉄兵』で使われている地ずり八双は右足を前に出して構えていますので、一般的な八双とは異なる構えのようです。 実在する「地摺り」と「八双」を組み合わせ、「地ずり八双」の構えをちばてつや氏が独創したのかもしれません。 ちなみにほかの書籍にはこんな記載がありました。『メリケン向飛車戦法』(横山公望著、95年刊)という将棋の本です。 「この▲3八玉の位置を、円月殺法における"地摺り八双の構え"と呼んでいる。この▲3八玉の位置こそが、どっからでもかかってこい! 寄らば大樹の……じゃない寄らば斬るっ!の構えである」 ここでは将棋の戦法のたとえとして「地摺り八双」という言葉が使われています。 横山氏が『鉄兵』を読んでいなかったとすれば、「地摺り八双」はちば氏の独創ではなく、それ以前から世間的に使われていた言葉なのかもしれません。 いずれにせよ、実在はしない構えのようではありますが…

  • gadovoa
  • ベストアンサー率28% (835/2910)
回答No.1

まず地ずり八双という構えは日本剣道連盟的には認められてはいないものだと思います。 理由は日本剣道型にはそういう名前の構えが存在しないからです。 ただし、日本剣道連盟というのは 各流派が一般に分かりやすいように規則を統一して 簡素に仕上げた結果の賜物なので、 どこかの流派が実際にあった構えかもしれません。 剣道は試合ですが、 戦国時代は文字通り死合でした。 地ずり八双は真剣では有効な構えかもしれません。 例えば杉良太郎氏の遠山の金さんは地ずり八双の構えに酷似です。 昔ヤーさんから聞いた戦法も地ずり八双に非常に近い構えでした。 剣道では互いの武器が同じなので 最短で狙える構えが必要になってきます。 しかし武器の長さが統一されていない時代ではこの構えはやはり有効だったと思います。 地ずり八双は相手の攻撃を一度完璧に受ける構えであり、 脇構えは自分の武器の長さを相手に悟らせない構えです。 剣道では共に役には立ちませんが、 かつてどこぞの流派が使っていたかもしれませんね。 次に三方風流しですが、 これもどこぞの流派が教えているかもしれませんが、 一般的なものではありません。 某の流派は合津伝播のもので 伝承の書もありますが、 動きは円です。 三角の動きがあっても不思議ではありません。 ただ一般的ではないですけどね。

so-long07
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 なるほど、地ずり八双も三方風流しも実在するかは不確かなものなのですね。 杉良太郎氏の遠山の金さんはいつかCSで再放送されるかもしれないので、機会があれば必ずチェックしたいと思います。

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