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政治家になる過程や計画について(日本、国会)
- 政治家(国会議員)になる過程や計画について教えていただきたいです。
- 政治家になるためには、政党の公認を得る必要がありますが、その前に政治家の秘書になることから始めることができます。
- 政治家の秘書になるためには、政治・政策の勉強をし、理念の一致する政党に党員として参加し、経験を積んだ後に公認を申請する必要があります。また、選挙活動や時間・資金の管理も重要です。
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国会議員の秘書といっても、公設秘書か私設秘書かで大きく違うのですよ。 私も短期間でしたが私設秘書やってましたが、永田町には行ったことなんかありません。行くのは公設秘書。これは議員によっても違うので一概にこうですとは、言いませんが。 で私の仕事は何だったかというと、地元での雑用ですよ。よく幹線道路に○○党掲示板が立ってたり、塀に張ってあったりしますが、地主に許可なく出来る訳ないのですから、そのお願いとか。あとは支援者の陳情を受ける、と言ってもすべて受けていたのでは身が持たないので、丁重にお断りするか、市議や県議に連絡し、変わってもらうか。また議員が興味を示し受けた陳情も、議員が動くのではなく、私ら私設秘書が動くのが実態です。 あとは、週末帰ってくる議員の演説会の設定や参加者の確保。参加者が少なければ、罵声を浴びせられますよ。 それに平日の朝は、最寄りの駅を週5日でローテーションで朝6時から8時半までの間、政策チラシの配布、昼はそのポスティング、夜は有力支援者の接待。 あとは、公的行事への代理出席。とにかく、議員に招待状が届いたところへは、本人が行かなければ、必ず私設秘書が行くわけです。幼稚園の運動会でも、ある団体の賀詞交歓会でも、何でも。ちなみに私、某市の戦没者追悼式典で「追悼の言葉」まで代読したこともありますよ。そのときは午前10時から戦没者追悼式典で12時終了、1時間後には隣の隣の市で障害者福祉大会に出席しなければならなくて、遅刻できないんで大変でしたよ。 わかりますか?休みがないんです。だから勉強したくてもできない。議員が気に入らなければ「君じゃなくても秘書になりたいって言う人はたくさんいるんだから」と脅し文句。某党の女性議員の秘書が1か月で交代するなんて有名な話も。怒ると、ハイヒール飛んでくるんだそうです。 万が一、自分のライバルになりそうな人物がいれば、公設秘書でさえさりげなく地方議員への立候補をほのめかしたり、現場はそんなものです。 では貴方への回答ですが、 >(2)や(3)を飛ばしていきなり(4)というのは現実的にあり得るのでしょうか。 あります。ただし、相当に厳しいですよ。地方議員を経験しているならともかく、一般の方がいきなり国会議員の公認を得ることはまずないです。その党の支援団体の推薦をもらえれば、可能性は高くなりますが。でも例えば、大阪維新の会のように一般の方に幅広く門戸を開いているようなところは別として。 後はお金。選挙はお金かかりますよ。公営のポスター掲示板に貼る枚数数えて、なおかつその他も含めて数えますし、街宣カー、事務所等々。小選挙区で以前よりお金はかからなくなっていますが、それは地域によっても違いますから。東京のように狭い地域の選挙区か、地方でいくつかの市にまたがるような選挙区か、はたまた参議院のように都道府県か。 秘書を経験すると、ある程度国会議員に近づくのは間違いないと思いますが、ライバルは山ほどです。それらをすべて勝ち抜いても、今働いているところではなく、全く縁のない地域の公認ならってことも。 失礼ながら、貴方の思う理想からは程遠い現実があるのです。議員になってしまえば、スケジュール管理は秘書の仕事ですから、その点の心配はいりません。 あと、僭越ながら、外交と安全保障は票にならないんです。選挙区の事情をよく調べ、その地域にあった政策を打ち出さないと、票は獲得できません。例えば、貴方がTPPに個人的に賛成だったとしても、貴方が運よく公認されても、あてがわれた選挙区が農村部、しかも米作農家の多い選挙区だった時、貴方はTPP賛成と言えますか。これも理想と現実の差です。
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- bismarks05
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私が支持している国会議員の経歴とは異なりますが、たぶん無理でしょうね 例えば >(1) 政治・政策の勉強をよくする 政策の勉強というのは、本義、政治家の業務ですが、日本ではその限りではない もっと言えば、政策立案業務はもはや官僚の領分なので、秘書・政治家レベルで想起することは日本では非現実的。 無駄ではないが、政治家になって現場に入れば、勉強したことなどの無意味さを知ることになる、そうですので (>2) 政党の理念が理解できるようになったら、理念の一致する党の党員になる そんな政党あると思ってますか? 勉強の程度が深くなれば深くなるほど、政党の理念に失望するのは請け合いできます。 なぜか?政党の政治理念など政治学理論と完全に乖離しているからです 極論すれば、政党の理念などは立て看板であって口先だけのモノに過ぎません。そんな程度のもので一致するような政治理念などはそれこそハリボテでしょう。 探すとすれば、理念がある程度一致する国会議員に張り付く、その俎上で所属政党との関係を構築するだけでしょう 「政党ありき」、という発想なら、理念云々など無意味の長物ですw 所詮は政党は選挙互助会に過ぎないのだからw >(3) 自分の手本としたい政治家(もちろん党員となった党所属の)の秘書になる 秘書になるには、秘書技能が問われます。(1)の能力など問われることはありません 政策秘書は別ですが、政策秘書多忙すぎるので、国会議員になるための様々な環境整備などは不可能だと思いますが? 政策秘書になれるセンスはこの文章からは到底思えませんがね・・・ >(4) 経験を積んだら、その政党(秘書をした政治家の所属している)の公認に応募をする 応募しても国会議員の推薦がないと公認・推薦はもらえない 同時にすでに秘書に収まっている場合は、親分である執事する国会議員の党内でのパワーも影響しますので・・・ 実力主義で公認が得られる世界ではないそうですので、尚更です >(6) 理想・政策の実現 無理ですね。夢見がちな話です 政策実現はそれこそ行政に入り込んでやっとスタートラインです。国会議員に当選しても、実現なんてのは夢想ですw (5)から(6)の課程を想起できないようでは、センス以前に小学生レベルの政治教養の問題が指摘できる この程度は政治学の初歩の話でそれも理解できないようでは、政治家になっても何もできないですよw 初歩的なことだが、政策実現というのは、国会議員の掌中にはなく、政務に関わって初めてスタートラインです。 こんなのは、小学生でも想起できる話ですが、それすら思い至らないようでは・・・・・ 当人の意思の問題だが、この程度のセンスでは政治家になれても、何も為せないだろう まぁ、国会議員レベルならこの程度でも可能かもしれないが・・・
お礼
ウェブサイトをお持ちのようで、また後日ですが勉強のために 閲覧をさせて頂きます。どうか宜しくお願いを申し上げます。
補足
どうも有難うございます。とても参考になりました。 > 政策秘書は別ですが、政策秘書多忙すぎるので、 > 国会議員になるための様々な環境整備などは不可能だと思いますが? 文脈から自明かもしれませんが念のため確認をさせて下さい。 「政策秘書多忙すぎるので」の箇所は「私設秘書」ということですよね? > 政策秘書になれるセンスはこの文章からは到底思えませんがね・・・ 文章がだめなこと、ご指摘どうも有難うございます。 人から何度か指摘を受けたので、とてもひどいようですね。 .> この程度は政治学の初歩の話でそれも理解できないようでは、 > 政治家になっても何もできないですよw この政治学、というのをちゃんと勉強しておかないと アプローチの仕方で幼稚・稚拙なミスをしてしまう、というふうに 理解しましたが正しいですか? お忙しいところ迅速にご回答を頂きまして どうも有難うございます。 とても参考になりました。 どうか宜しくお願いを申し上げます。
- hekiyu
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まだお若い方とお見受けしました。 少し、きれい事過ぎる、という感じを持ちます。 秘書てのは、いざというときは、親分の罪をかぶる 覚悟が必要ですよ。 それが出来ますか? 昔は、親分が汚職で逮捕されそうになると、よく 秘書が自殺したものです。 これは秘密を知っている秘書が、警察の取り調べに 耐えきれず、親分のために自殺した、と言われました。 あの竹下元総理さんの秘書も、自殺しています。 松本清張によると、説得して自殺させられるのだ、 ということです。 そうすれば、親分に司直の手が及びにくくなりますから。 そういう覚悟があって、その上で、政策の勉強などが ある訳です。 政党ってのは本来理念の下集まった集団であるはずですが、 現実には利害を共通にする団体です。 政治家になりたいのなら、のれん分けしてくれる 政治家を探すべきでしょう。 理念などはその次です。 それとも質問者さんは、だれか名のある人の子息さんか 何かでしょうか。 それなら話は別ですが。
お礼
素早いご回答を頂きましてどうも有難うございます。 自分は何か特別な人間ではないので きれいごとすぎる、ということですね。 > 秘書てのは、いざというときは、親分の罪をかぶる > 覚悟が必要ですよ。 > それが出来ますか? 「清廉潔白」というのも「親分」の理想としてもってはおりますけど厳しいお話ですね。 理想論といわれて周囲から反対をされた場合、術策として沈黙することなどはあっても自分の理想を捨てることは決してないようでありたいとは思います。 ただ、お話くださったことの背景にある事実について よくよく考えてみます。現実として、のれん分けをしてもらうというのは 有力な方法のひとつなのですね。 政治の現場をお知りの方のようで、 現実を知らない私にはとても参考になります。 有益なアドバイスを賜りましたこと、感謝・御礼を申し上げます。 どうも有難うございます。
補足
> 昔は、親分が汚職で逮捕されそうになると、よく > 秘書が自殺したものです。 > これは秘密を知っている秘書が、警察の取り調べに > 耐えきれず、親分のために自殺した、と言われました。 こういうシビアなことが、もちろん私には事実の真偽はまったく分かるはずはありませんが、話として伝えられているのですね。
お礼
有益で迅速なご回答をどうも有難うございます。No.1やNo.2の方もおっしゃったように、自分はちょっとおかしい所があったようです。秘書のお仕事をとてもイメージしやすく書いていただけて感謝しております。自分の考えは現実離れして未熟でした。 > 外交と安全保障は票にならないんです。選挙区の事情をよく調べ、 > その地域にあった政策を打ち出さないと、票は獲得できません。 現実は甘くないのですね。反省してよく考え直します。厳しいご指摘を賜りましてどうも有難うございます。