• ベストアンサー

デフレについて

デフレが起こるときは株価や為替はどうなるのですか?逆に景気がよくなるには株価や為替はどうなればよいのでしょうか?財政金融政策なども説明していただけたらありがたいです。

  • rabby
  • お礼率28% (35/123)
  • 経済
  • 回答数4
  • ありがとう数5

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • modamodao
  • ベストアンサー率100% (1/1)
回答No.4

デフレとは需要<供給で継続的に平均物価の下落が起こる現象を言います。 要因は様々ですがつきつめれば財と貨幣の交換比率が物価ですから、 貨幣と財の数量的なバランスが崩れれば物価は変動します。 そういった意味で全ての物価変動は貨幣的な現象といえます。 これまでどこの国でも毎年数%経済成長を続けてきたわけで、 当然に財が増えた分貨幣も増えなければデフレになります。 貨幣を増やす役割を果たしてきたのが中央銀行です。 貨幣を増やすといっても単に印刷してバラまくといったものではなく、 日銀が供給するベースマネーが市中銀行から貸出にまわり、 貸出された貨幣のほとんどが再び預金として銀行に戻ってきてまた貸し出されます。 これを繰り返すことで貨幣が増えていきます。信用創造と呼ばれるメカニズムです。 日銀にできることは一般にベースマネーを増やす行為と金利操作だけです。 金利を上げれば貸出が減りマネーを減らします。 金利を下げれば貸出が増えマネーを増やします。 現在日本は金利を極限まで0に近づけてもマネーが増えない流動性の罠と呼ばれる状態に陥っています。 金利政策が無効である現在は量的緩和と呼ばれるベースマネーを積み上げる政策をとっています。 しかし結局は借り手がいなければマネーを増やすことはできません。 だから政府が国債を発行して借り手になることで経済をなんとか下支えしている状態です。 で、株価や為替ですが、 一般的なことを言えば、平均物価が下落するということは平均的な企業の売上は落ちていきます。 土地などの資産価格も落ちますので、株価も当然に下がります。 為替は物価の逆数ですので、物価が下がれば為替は増価します。 今1ドル120円として、日本で缶ジュースが120円。アメリカで1ドルだったとします。 日本がデフレで缶ジュースが100円に値下がりすれば、アメリカからすれば83セントで買える計算になり、 日本の缶ジュースの輸出が増えます。 1ドル100円となり、日本で買っても1ドルアメリカで買っても1ドルとなり 為替が均衡します。 決して強い経済がその国の通貨を強くするといった類のものではありません。 あくまで物価の逆数。 景気がよくなるためにはという点ですが、 よくなるためにというよりも、景気回復の結果が株価上昇であり、 今の日本のように需要不足(つまり貨幣が足りない)が解消されれば 今より円安になるということです。 つまり株価や為替は結果であって原因ではない。

その他の回答 (3)

noname#5910
noname#5910
回答No.3

デフレとは全産業で供給が需要を上回った状態です。物価の下落はその結果です。物価が下落するので企業業績が下落します。その結果株価は下落します。 為替はデフレの結果ではなくむしろ原因になることが多く、円高になると輸入価格の下落にともないデフレ傾向、円安ですと輸入価格の上昇にともないインフレ傾向となります。現在の場合は、中国が元を購買力平価に見合わない安さでキープしているため、中国に対してはものすごい円高になっているのと同じです。 株価や為替が少々動いたところでデフレは解消しません。というかデフレが解消しないかぎりこれらは元に戻りません。 デフレの終了には定義より需要を引き上げる必要があります。つまり家計の消費、企業の投資、政府の公共事業のいずれかが増加すればデフレは終了します。 しかしながら現行の政府はなぜか公共事業を減らし、銀行を追い込むことで企業の資金繰りを悪化させ、医療費などの家計負担を増やして消費を抑えさせています。 こんな中学生の教科書に書いてあるようなことをなぜ政府が理解できないのかが理解できません。

  • 100Gold
  • ベストアンサー率27% (284/1018)
回答No.2

デフレになると、株価は下がります。 為替は円安になります。 金利は低下します。 基本的には為替が円安になれば、輸入品の価格が上昇するため、デフレが収まります。 デフレと円高が同時に進行し、金利がゼロなので低下しない。つまりデフレの結果であるはずの為替の円安化と金利の低下が起きない状況をデフレスパイラルといいます。 この場合、株のみが下がり続けることになります。

  • seltzer
  • ベストアンサー率29% (71/238)
回答No.1

デフレとは、物の値段が安くなってしまって、お金の価値が上がってしまう現象をいいます。 物がやすくなるのはいいのですが、その分企業は収入が減ってしまうために、儲けが少なくなってしまいます。 すると、各企業に投資をしている投資家たちが儲からない企業に投資をしたがらないので、株を売り始めてしまって株価は下がってしまいます。 株価が下がれば、企業はお金を手に入れられにくくなりますので、ますます企業は苦しくなってしまいます。 ただ、景気をよくするためには株価や為替だけでどうこうなっても、解決できる問題ではありません。 雇用問題や税金問題など、一般の消費者が安心してお金を使えるような社会を作り上げなければ、解決できないのです。むずかしいですねぇ。

rabby
質問者

補足

わかりやすい回答ありがとうございます。経済学者のハイエクとフリードマンについてもしわかりやすく説明できましたら教えていただきたいと思います。お願いします

関連するQ&A

  • デフレに関してです。

    デフレに関してです。 私的には、バブルの崩壊以降、少しづつデフレが始まり、現在にたっていると思います。原因は、一言では国内外の経済情勢の変化と思います。 しかし、政府が政策的にデフレを採っている、 という人もいます。 それは、これ以上、諸外国に比べ高い人件費、物価を上げない、下げて国際競争力を復活させる、赤字財政なので、膨大な国債の利子を上げないため(景気が良い、インフレ状態だと、株式が上がる→国債の価格が下がる→利子が上がる、この単純な構図合っていますかねぇ)、高齢化社会で老人層の資産の目減りを防ぐためにデフレ政策を採っている、なんて言う人がいますが。 皆様のご意見はいかがでしょうか。なかなかムズかしいと思いますが、ご意見をお願いします。

  • デフレ対策について

    今、日本経済はデフレに突入しようとしています(現にデフレかもしれない)。 そこでデフレ対策に円安政策・金融緩和・不良債権処理などと言われていますが、 それは一体どのようなものなのかが分かりません。 その説明が載ってるホームページでもいいのでとにかく教えて下さい。 お願いします。

  • 黒田日銀総裁は消費税再増税をせよと言ってますが

    消費税10%に引き上げた後、景気が下振れするリスクについては、「予想以上に経済の落ち込みが大きくなれば、財政・金融政策で対応できる」と述べました。1997年の消費増税で景気は下振れしましたが、財政・金融政策では対応できず、デフレに陥り賃金は下がり続けました。黒田総裁の考えは甘すぎませんか。しかも、国債を日銀が買いすぎると出口戦略が困難になるという副作用があります。日銀が買った国債をどうやって売るのでしょう。将来景気が回復したとき、金利を上げるのが大変になりますよね。このような重大な副作用を考えると、財政・金融政策で対応すればよいという安易な考えは危険だと思いますが如何でしょう。 実質成長率は2013年度は2.3%でしたが、2014年度はエコノミストの平均値ですが0.48%にまで落ち込むと言っています。すでに景気は下振れしていると言えるでしょう。再増税などやらず、今すぐに財政・金融政策で景気を回復させたほうがよいと考えますが如何でしょう。

  • デフレ期待が高まっている、アベノミクスは失敗へ

    民間のデフレ期待が高まっており、投資より貯蓄への行動が活発化しています。安倍政権も労働規制緩和をはじめ国民の所得を引き下げるための構造改革に熱心です(なぜか第三の矢とされる政策ではデフレを後押しするような、国民の所得を減らす政策が主軸になっています)。 積極財政政策や公共投資には長期金利高騰の懸念があるとして民主党政権並に消極的になっています。また緊縮財政政策にも前向きで、消費税増税10%も行う方向で検討が進められているそうです。 安倍政権はデフレ脱却できると思いますか? 私は安倍政権にはもうデフレ脱却は無理だなと思い始めました。安部総理がどう考えているかは知らないですが、結局 取り巻きのほとんどの人が消費税増税8%時も推進していたりと、緊縮財政推進者ばかり(デフレ政策推進者ばかり)で、デフレ脱却に効果的な政策に反対し、緊縮財政政策のようなデフレを後押しするような政策ばかりを推進しているからです。なので個人的には安部総理が相当大規模に人材を入れ替えデフレ退治に向かうことをしない限り、またいつかきた道へと進むことになるのかな~と思うようになりました。 「安倍政権はデフレ脱却できる」と思っている方は、その理由や根拠を書き込みください。 また「安部政権ではデフレ脱却は無理」だと考えているかたは、その理由や根拠を書き込みください。

  • 円高+デフレ対策

    早急な対策を行うべきなのか、しばらく様子を見るべきなのかは置いとくとして、 円高とデフレの両方に効果のある金融政策とはどういう政策でしょうか。 0金利でしょうか。すでに0.1%の低金利状態ですが、これを0にしても効果は見込めるでしょうか。低金利政策は円安となりますがデフレに対してはどうなんでしょう。 また、 日銀が政府発行の国債を大量に買い取るのはどうでしょうか。 デフレは抑制されると思いますが円高に対してはどうなんでしょう。

  • デフレ脱却はなぜ必要なの?

    初歩的な質問をします。 デフレ脱却はなぜ必要なのでしょうか? 単純化して考えると、 インフレだと物は高く売れるのだとは思いますが、逆に日用品や原材料を買うのは高くなる。 (生活は物価が上がって苦しくなるかも・・・) デフレだと物が安い分、売り上げが上がらないかもしれませんが、その分日用品や原材料が安く買える。 (売り上げは上がらないが、原価(石油や輸入品など)が安くつく分、利益(売上げ-売上げ原価)はある程度確保できる。生活は物価が安い分楽かも・・・) デフレ脱却とはいってもインフレでも悪い面があるので、結局良い面と悪い面あり、同じではないのでしょうか。 にもかかわらず、政府が「インフレ目標」とか「デフレ脱却」というのはなぜなのでしょうか。 また、今のデフレ脱却の政策により、株価が上がっているのはなぜでしょうか。(デフレ脱却政策のためではないのでしょうか?) よろしくお願いします。

  • 量的緩和政策の真の目的はデフレ脱却ではなかった?

    超金融緩和政策の真の目的は、デフレ脱却ではなく、為替介入による貨幣供給量の増加を放置し、円安誘導をすることだった・・・ ということが経済本に書かれていたのですが、これは本当なのでしょうか?

  • デフレ経済について

     日本は、デフレ現象で、経済が低調であると言われています。日銀がその対策として、利下げから、金融緩和策を行い、市場にお金をダブつかせてデフレ経済の解消を図っているとなっております。私は、このことは、「お札を多く刷るとインフレになる」政策と考えますが、具体的に、市場にお金をダブつかせるということがよくわかりません。分かりやすくお答えいただきたいと思います。

  • 景気について

    今はインフレですかデフレですか? あと、今の財政政策&金融政策の問題点はなんですか?

  • インフレ・デフレについて

    今、インフレ・デフレについて調べています。大まかなことはほとんどわかりました。 ですが、わからないところがたくさんあるので教えてください。 (1)デイマンド・プル・インフレで"企業や家計の過剰投資・過剰消費や所得の増大あるいは、財政上の赤字(財政インフレ)、輸出超過(輸出インフレ)、預金通貨の膨張(信用インフレ)などが原因とありました。 企業や家計の過剰投資というのはなんなんですか? これらが原因で需要が供給を超過するためデイマンド・プル・インフレが起こるんですよね? なぜ、これらで需要が供給を超えてしまうのかがわかりません。 財政上の赤字が起こると・・・・・・みたいに、ひとつずつお願いします。 (2)デフレの原因は、不景気のほかにはないんですか? (3)スタグフレーションの原因として、”不景気となり失業者が増えても賃金は今までどおり支払われる一方、企業は、その分を商品の価格で取り返そうとしているため”とあったんですが、これでいいですか? (4)デフレの対策として、インフレ・ターゲットというのを見ました。 中央銀行が、インフレ率の目標を設定・公表し、達成するまで紙幣を増やし続けるというのであってますか? ほかにデフレの対策としてはどういったものがあるんですか? (5)インフレ・ターゲットは、悪性のインフレを抑えるとも書いてありました。インフレ率がとても高いときに低くするという意味ですか?そのときは、紙幣を減らすのですか? ほかにインフレの対策としてどういったものがありますか? (6)調整インフレというのも見つけました。インフレ・ターゲットとの違いがわかりません。 どのように違うのか教えてください。 とても多くなりましたがどうぞよろしくお願いいたします。