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橋下否定派は引き立て役か?
大阪の橋下新市長を過激に否定する人との討論する場を幾つか目にする機会を持ったがいざ本人と討論すると橋下攻撃側の勉強不足を露呈する姿が目立つ印象を受けます。 評論家、大学教授、政治家、誰を取っても議論で敗北する姿を露呈しています。結果として橋下市長の独壇場となっています。 これは彼の話法が勝利しているのでしょうか? それとも大阪府政で財務を改善させてきた実績による自信から来るものなのでしょうか?
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一見すると橋下市長の弁舌に打ち負かされたように見えますが、正確には、反対派にとって橋下市長の主張に「大きな」論理破綻が無く、閉塞した社会を打破していくひとつの手法として認めざるを得ないということでしょう。 そのため、議論が揚げ足取りのような幼稚なものとなりやすく、反対派はさも引き立て役に見えてしまうように思います。 事実、多くの反対派は橋下市長に対案提起を求められてもはぐらかしてばかりです。 このこと自体がリベートテクニックだという人があるかもしれませんが、論理的な矛盾の無い対案を出せばテクニックとして成立しません。 もし、橋下市長がリベート(話法)だけで戦ってきたのであれば、知事時代を含めて4年以上も政治に携わっているわけですから、「大きな」ぼろが出たり、民主党のようにあっという間に見向きもされなくなるはずです。 橋下市長の主張は確かに府知事時代の実績が裏打ちされているものも多いと思いますが、主張の強みの根本はどのように閉塞感を打破するか?という点において、決定できる民主主義を標榜し、実行する為の手段を矢継ぎ早に打ち、改革の矛先(府市統合)を明確に出来たということだと思います。 話法というより、論理的な提案の魅力ではないでしょうか。 朝生を見た限り、橋下市長は「自分の意見が必ず正しいわけではない」、「不連続への挑戦」といった言葉をたびたび使っており、反対派には対案を、市民には審判を求めています。 確かに東氏が指摘していたように多様性に対する配慮が見えにくい点があり、この点に対して不安を覚える人々がいるのは事実だと思いますし、私も若干の不安を覚えます。 この不安は論理的な主張・提案であるからこそという側面もあります。 そういう意味で反橋下派の方々には、是非とも市長に対して対案を掲げて実のある議論を行って欲しいと切に願います。
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- key00001
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否定派にとっては、ハナから不平等な論戦だからでは無いでしょうか? 橋下さんは、「これまでの政治は悪い」と言う立場であり、「それゆえ改革が必要」と言う主張です。 コレは、言わば当たり前の話しであり、絶対の正論とか、真理と言っても良いでしょう。 極論ですが、有史以来、全ての国民が満足する政治が行われた社会など有りませんから。 そんな橋下さんに対して反論するとすれば、現状の政治を肯定すると言う立場か、逆に肯定しない場合は、部分的には橋下さんを認めざるを得ない前提と言うコトになります。 即ち「確かに改革は必要だが、やり方が間違っている」的な、枝葉末節を突く格好で、攻め手としては弱いです。 橋下さんは「そんな重箱の隅を突く様な話しをしてちゃダメ!」と、総論・本論的に相手をやり込めると言う寸法です。 それと、そもそも橋下さんが、物事の正中は外してませんね。 たとえば「教育が重要である」などは、間違い無いコトであり、これもやはり正面切っての反論は難しく、枝葉末節とか側面攻撃としかなりません。 何よりは、橋下さんの「覚悟」とか「信念」でしょう。 橋下さんは、企業で言えば、労組に突き上げられて、自分の信念を曲げる様な経営者じゃなさそうです。 意見は聞くが、信念は曲げず、その結果、労組と対立するコトは辞さない覚悟がありますから。 そういう人を論破するのは、基本的には不可能だと思いますよ。 たとえ論戦では勝ったとしても、相手は絶対に変わらないですから。 相手は、言い負かすコトは出来ても、「絶対に勝ちは無い」と言う論戦を強いられてるんです。 おまけに橋下さんは、論戦にも強いです。 論戦に強い部分に関しては、橋下さんが「法律家」と言う点かな?と思います。 まあ弁護士と言う仕事が、「弁」が立つのは当然ですが、思考法的な部分などでも有利かと思いますよ。 日本は法治国家ですから、物事の最後の最後は、「違法か?適法か?」が問われますが、論戦などにおいても、「適正か?不適正か?」は重視されますし、法律と言うのは、線を出るか出ないか?であり、そのギリギリまでを弁え、ギリギリでも戦える人が有利なワケです。 大局的かつ正中を捉え、自信や信念と覚悟を持って、適法・適正の範囲内でギリギリまで論戦する人って、対峙する相手にとっては、かなり厄介な存在でしょうね。
お礼
確かに元弁護士ですので論戦には強いと言う事は仰る通りですね。 でもただそのテクニックの問題だけでなく根っこに彼なりの信念がどっしりある様に感じられました。 ただ前の回答にもありましたが大阪府の財政を立て直したと言う報道は捏造であると言う指摘に対してカテを大阪に移して真偽を確かめる質問をアップしたのですが回答がありません。 もし捏造が本当なら彼に対する評価は激変するのですが。 もう少し締めるのを待つつもりです。 又宜しくお願いします。
- gokakukei
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橋下人気のマスコミ賛美の報道を尻目に、自治体の財政問題を知るものからは失笑がもれる。橋下知事は黒字を強調し、マスコミもそれを賛美し、大阪府民はヒーローの成果と拍手を送る。そんな構図に失笑がもれるのは、借金は増え続けているから。 借金減らして黒字ならこれ以上ないほど喜ばしい。だが、減債基金の不足額も増える一方で、特に酷いのが地方債の発行がうなぎ登りという実態。交付金措置がされると、借金体質を改められない現実を全く無視し、マスコミは大して調べもしないし知りもしないと、上手くマスコミを利用して偽の成果を演出する。 これと似て、世の中にそんな雇われ社長はいっぱいいる。自分の任期だけがよければ良いといった具合に、偽りの数字作りに勤しむ。大阪もそれでいいのだろうか?と疑問に思うが大阪府民は喝采している。
お礼
前の回答者様からも同じ様な回答を頂きました。 即ち府の財政は捏造されたに等しいものだと言う事ですがそれなら「朝生」の時共産党の議員が出席していましたが何故その点を追及しなかったのでしょうか? 学者、議員、評論家など多数の知識人が出ていながらその事を追及した人は見当たりませんでした。 それはテレビが誘導したと言う事なのでしょうか? 又マスコミがこぞって橋下氏を賛美する理由は何なのでしょうか? どんな実績で彼はヒーローになったのか、疑問は膨らむ一方です。 財政健全化が嘘であったと言う何かの情報をお持ちでしたら宜しくお願いします。
補足
すいません、前の回答者と同じ方でしたね。 失礼しました。
- gokakukei
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両方ですね。 ・橋下攻撃側の勉強不足風な演出が散見されます。橋下否定派にはフリップゼロとか、議題は橋下氏が猛アピールしている内容がほとんどとか。 ・また大阪府政は財務改善を実は全くできていなく、地方の破綻基準でみるとむしろ悪化している状態にある状態です。が財務改善が成されたという橋下賛美のためのマスコミ報道が一般化しており、その背景は強いと思います。 ・更には橋下氏のメディアの使い方の上手さもあるでしょう。基本的に勉強不足なのは橋下氏でもなく橋下否定派でもなく マスコミだと思います。そしてそんなマスコミの特徴を捉えて最大限マスコミを利用しているのが橋下氏ということであると言えます。
お礼
>大阪府政は財務改善を実は全くできていなく~ これは本当なのですか? 橋下賛美のマスコミ報道とありますが回答者様の言うとおりならばメディアの報道は一切信用出来ない事になりますけど。 何か数字のトリックなどがあれば更に教えてください。 マスメディアの中には今の政府与党からも野党からも忌み嫌われていた橋下氏批判に組みするメディアもあったのではないでしょうか? まあいずれにせよメディアは煽る事が大好きですから判官贔屓で橋下氏を持ち上げていたのでしょうか。 いずれにせよ府政の財務改善が嘘であると言うご指摘については確認しようと思います。 有難うございました。
補足
調べてみて確かに本当の意味で大阪府の財政は健全ではない様ですね。 橋下氏もそれを認めて釈明したとか。 鋭い指摘を有難うございました。
- bougainvillea
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橋下氏は上岡龍太郎・島田紳助の話術を政治に応用してるだけですね。 ↓の回答のNo.10が参考になります。 紳助は笑いの天才? http://okwave.jp/qa/q6968864.html 評論家などとの討論もこの話術で「あー、またやってるなー」と。 注意してみてると手口がミエミエで面白いですよ (^^)
お礼
なるほどその様な見方もありですね。 でも彼には大阪府の財政を立て直したと言う実績もある様です。 話術、話法だけではない様に思うのですが。
- 8823mujin
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おそらくその両方で、おまけに今だからという要因も含まれていると思います。 これは橋下氏自身が話しておられた事ですが「平時なら僕の様な人間はハナも引っ掻けられない」。言い得て妙と言うか、多分それが本質なのだろうと思います。 例えば、一応は平穏だけれども一部に目の余るところもあり出来ればそこを改善したいと言う程度の時、質問者さんは今の橋下氏を応援しますか。今彼が言っているやり方は穴を掘って手を突っ込み根こそぎ薙ぎ倒す式のものです。で、学者や評論家の主張は平時に置けるもので、極端にははしらない代わり変化も乏しい従来型を前提としています。 で、先に私の意見を言っておくと、私は橋下氏と対峙した評論家と同じで橋下氏を危険な存在だと思っています。しかし今と言う事を考えるなら彼のやり方に賛成だし、その意味では橋下氏に期待しています。 そもそもで言うなら、大阪市も変わる機会はいくらでもあった筈です。特に関市長の時、あの改革案を丸呑みしていればここまで叩かれる事もなかったし、平松さんの時水道局がもう少し折れていれば都構想など出て来なかった。しかし世間の声を無視して大阪市職員が我が世の春を楽しんだ結果、変えるには根こそぎ式の橋下氏に付け込む空きを与えてしまった。それは教育委員会でも同じで、従来からそれなりの評価をしていれば教育基本条例なるものも出る事も無かったのが、教員全体の98%がAもしくはB評価で、SもCもDも存在しない様な事をするから解体的出直しとなってしまう。 で、もうここまで来ると誰が見ても異常な訳です。そして橋下氏はそれをリセットすると言い、弁護士として鍛えた卓越した知識と弁論で世論を味方に付けてしまった。なのに対峙する方は何も無い。細部を捉えて文句は言えても、ならば対案があるのかと言われればそれが出てこない。当たり前のことだけれども平時を前提とする手法は平時の時に役立つもので、ある意味極まってしまった現状を前にしてはある種異常な方法論に走らざるを得ない訳です。 しかしこれが平時ならば立場は逆で、もし彼が今のスタイルで立候補していれば、おそらく橋下氏は過激と言うレッテルを貼られ単に危険な人物として落選していたと思うし、彼も立候補などせずタレント弁護士として活躍していたと思います。しかし現状は悪くなる一方なのに、それに対応しようとする政治家が出てこない。で、自ら府知事となり地方行政に携わって見るとこれが見事にデタラメだらけで、それでドンドンと行動がエスカレートしていったと言う所かな思います。 何れにせよ、既存の悪しき習慣や既得権益がありそれが国民に異常と思われている限り、橋下流の根こそぎ式改革は支持されると思うし、下手な反論も通用しないと思いますよ。
お礼
今までは役人と言う人達はどうせ首長は任期までの存在だとタカをくくっていたのでしょうね。 橋下氏が府知事に就任した時随分職員から非難されている映像を見ました。 しかし任期を待たず府の財政を健全化したと言う実績は役人とのバトルに勝って成し遂げたものでしょうか。 付け焼刃の学者や評論家が勝てるはずないのかも知れません。 彼の様な政治家は大阪だけでなくあらゆる地域の欲しい政治家である様な気がします。 大阪が羨ましい気さえなります。 有難うございました。
- upup123123
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日本では批判する人は反論や逆質問を受け付けないて言うのが慣例だから、 その慣例破りが起こるとああなるんだよ。 反論や逆質問がなければ言った者勝ちになるから、その主張もでたらめが多くなる。 ここの掲示板もそうなってますが。
お礼
逆質問には弱いと言う事ですか。 なるほと思いました。 有難うございました。
- zxc55
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誰にもでもわかりやすい問題点を指摘して、こうやって問題点を改善します。と言っている人に対して、お前はダメだとか、やり方が気に入らないとか、改善してもダメだとか、言っても、その反対論で、誰にもでもわかりやすい問題点がどうやって改善されるのかは全く不明であることと、誰にでもわかりやすい問題点を、反対者が問題点として認識できていないことがクローズアップされるだけですからね。反対する人の問題意識が足りないのか、アホなのか、という問題だけのような気がします。
お礼
ご回答有難うございます。 全く仰る通りです。 彼を過激に批判する本を共著した人や大学教授果ては某政党の政治家がこれまた鋭く批判しようと試みる番組を幾つか観ましたが敢え無く玉砕するだけでした。 彼を論破するだけの問題意識も実務知識も希薄である事が明らかになるだけでした。明らかに勉強不足でした。 かえって橋下氏の評価を上げてしまっただけに見えます。 しかしそれにしてもなぜあんなアホみたいな人間を大学教授として招聘したのか理解に苦しみます。 彼にすり寄る老害政治家は文字通り老醜そのもの。 やはり政治家にも定年が必要だと言う感を持ちました。 又宜しくお願いします。
お礼
私は都民ですが橋下氏には好感を持ちます。 相手の目を見て話すからです。今の国会中継を見ても相手をはっきり見据えて話す議員って結構少ないですね。 自分に信念がなければ出来にくい事です。 外から見た目でしか語れませんが若さからくるのかやる事がスピーディですね。 それはある面から見ると突っ走ると言う危険性もあるのでしょうが今の様な時勢では私は貴重な政治家であると思います。 学者も評論家ももう少し勉強してリベンジして欲しいと願うものです。 有難うございました。