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巨峰の木の植え替え

茎の太さは太いところで3CMぐらいで棚を作り這わせてあり、ツルは棚を10Mぐらい伸びていて、昨年かなり立派な房が一杯なりました、 植えてある場所が軒下で春になったら植えてある場所一体をコンクリートで土間を作ることになってしまいました、 巨峰の木を切ってしまうのが勿体無いので別の場所に2本植え替えをしたいのですが、植え替えのコツと植え替えの時期、うまく植え替えられたとしても今年は実が付かないと思っていたほうが良いのでしょうか、 一緒に植えてある藤の木も植え替えをしたいのですが注意点などありましたら教えてください、

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回答No.2

こんばんは! 大株のブドウでも、植え替えは思ったより容易にできますよ。 私の植え替え体験がご質問者さまの参考になるのではと、駄文ながら回答を試みます。 >『巨峰の木の植え替え』 >茎の太さは太いところで3CMぐらいで棚を作り這わせてあり >ツルは棚を10Mぐらい伸びていて、昨年かなり立派な房が一杯なりました 回答者の理解 茎の径は、3センチ程度。これまでは棚づくりで栽培。 ブドウ蔓は、現在棚上を10メートルほど伸展。 これまでの成長は順調で、昨年は立派な房で多数結実。 株が直径が3センチ程度であれば、株としては若いはずですので 移植後の活着率はなお高いと推察します。 >2本植え替えをしたいのですが、植え替えのコツと植え替えの時期 >うまく植え替えられたとしても >今年は実が付かないと思っていたほうが良いのでしょうか、 植え替えの適季は株の休眠期に行う。 必ずブドウの休眠期である12~2月の間に行います。 これ以外の時期に行うと、株の切り口から樹液が流れ出してとまりません。 結果として、株が弱り成長が遅れるなど最悪の場合株の枯れにつながります。 余談ですが、成長期の新芽の青枝からは樹液の流出は少なく直ぐ止まりますので この特性を利用し、ブドウは春の成長開始後の青枝の芽接ぎを行います。 植え替え後の1年間は、樹勢回復を主体に肥培管理を考えてください。 つまり、植え替え後の1年目は、蔓を棚上で伸展成長させ幹の充実に集中します。 ゆえに、「例え花芽が出ても摘花し結実はさせない」とご理解ください。 ただし植え替えの2年後には、1年目に伸びた新枝の先に実がつきます。 >一緒に植えてある藤の木も植え替えをしたいのですが >注意点などありましたら教えてください 藤の植え替えの経験はありませんが、知識としては 植え替えの際に、『太い根を傷つけず且つ極力切らない』ように堀上る。 移植の際に移動と活着させ易いように枝先の枝葉はなるだけ切り落とす。 植え込みに関しては、基本的にブドウ等と同じです。 ブドウに限らず、庭木の移植については基本的にみな同じです。 検索されて観ることをお勧めします。 ブドウの移植 最初にしなければならない作業が、まず『定植場所を決定』する事です。 理由はブドウ株を掘り上げてから、定植場所を掘っていると 定植前に根の乾燥が進む事で根が痛み、株が弱りその後の成長に影響しますので まず定植場所を決め、必ずこの堀り上げ作業を先行しておきます。 つまり「活着率を上げるため掘り上げたら直ちに定植する事」が肝要です。 なお同時に定植位置に、支柱や棚も作っておられる方が好都合です。 生育範囲が予想され定植位置も定め易いからです。 定植位置の決定時点で注意する事は、ブドウは排水が良い土壌を好みますから 定植場所は排水と日当たりが好い所を選ぶことが絶対条件です。 次の作業 定植位置を決めたら、直径約50センチ、深さ50~60センチほど掘り下げます。 掘り上げた排水の良い土に、スコップ2~4杯の完熟腐葉土とバーク堆肥に さらに一握りの完熟鶏糞を加えてよく攪拌して埋め戻します。 この時、後で株を植え込む事に配慮し一旦20センチほど埋め戻しておきます。 この腐葉土などを混入する作業で春以降の成長に大きく差が出ます。 『ブドウ株の堀上げ』です。 まず、「主幹の根元から約2メートルの棚の位置で切断」します。 切断には、切れ味の良い消毒用アルコールなどで消毒したノコギリで行いますが 切断後に切り跡をみて押しつぶれや凹凸があるなど綺麗な切断面に揃っていなければ よく研いで消毒されたナイフで再度切り口を揃えておきます。 主幹から出た枝は先にすべて切り落として、作業がやり易くしておきます。 (注意!)主幹などの切断面には乾燥や腐敗菌などの侵入を防ぐために 植物の傷薬や水性塗料等を使って必ず傷口をコーティングを施しておきます。 なお消毒用アルコールは薬局で販売されています。 次に根回りを掘り上げますが 私の場合、株の根張りの方向を株の根元で見定め 推測される根が伸びた少し離れた位置から 根を傷つけないように気を付けて太い根を探します。 見つけ出したらその根の先端に向け掘り進め 太い根を極力残すようにしています。 極力太い根を残し掘り上げる方が後の成長や回復に好い結果が得られます。 堀上げの際に「細根を残そう」と根回り周辺の土を残す事は できれば好ましい事ですが、あまり神経質に考えなくても大丈夫です。 それよりも堀上げの時に、大きな根を極力残す事に十分配慮する事です。 この事が、移植後の早い樹勢の回復と成長に直接つながります。 【理由】は、太い根に貯蔵された栄養を使って行われる 移植後の株の回復や成長に必要な量が少しでも多く確保される事になり その後の生育に少しでも余裕をもってまわされる事になるからです。 さらに、細根保存の目的である。地中の水分吸収に対する考えは 地上部で分岐枝をカットしているので茎からの水分蒸散量が少なく 細根からの水分吸収が無くなっても株は萌芽期まで耐える事ができます。 掘り上げた大きな根の先端は 必ず研いで切れ味の良い剪定鋏で潰さない様に綺麗にカットしてください。 この太い根先をカットされたショックが引き金になり 春先に活動を開始した株から細根が勢い良く出てきます。 株の堀り上げと根の整理が済んだら、直ちに次の移植場所に持って移動しますが その移動の際にもブドウの株や根が地面と接触する事で 不必要に傷をつけないように十分配慮しておく事も重要です。 その傷口から細菌感染を防ぐためです。 植え込み 基本的には、堀上作業時に投入した鶏糞・腐葉土混入の土と根が直接触れないように 1~2センチの厚さに肥料気の無い土を拡げますが 少量の鶏糞混入の土壌であれば使用は可能です。 穴の中央に株を置き、根を広げ長い根は穴の外縁に沿わせ その際に根を捻らせないように丁寧に穴に納め埋め戻します。 注意する点は、移植前の幹の地上面と同じ位置に 植え込む地上面を合わせるように土を入れながら深さを調整します。 その際、土に腐葉土・バーク堆肥をスコップ2~3回分混ぜた培養土で 株の埋め込む高さを調整し、株が固定するように土を投入します。 少量の鶏糞混入であれば使用可能です。 土を投入時に株が浮き上がらないように、根と周辺の土を密着するように揺らし 土が根廻りに隙間無く入り込むように丁寧に土を投入しながら押し込みます。 同時に水を流し込みながら根の周辺に培養土が一緒に流れ込むように配慮します。 その際に棒などを使っても良いでしょうが 極力根を突いて大きな傷を付けない事に配慮します。 植え込みが完了したら、蔓を強風などで倒れなしように固定します。 この際、棚の支柱があればそれに沿うように紐で強風でも揺れないように固定します。 なお固定する前に、幹が乾燥冷風に直接当たらないように 芽吹きの春先まで『コモ』などを幹に巻いて防いでやると良いでしょう。 ブドウの根は浅根性ですので根元廻りに稲藁などで防寒するのもお勧めします。 もちろん支柱に株を固定した後でも結構です。 これで移植作業は完了です。 移植後の管理は 追肥は、根が完全に回復活着する定植後の六ヶ月間は与えません。 水遣りは植え込みの時に十分にあげますが その後はあまりやる必要はありません。 ブドウは過湿に弱く水を与えすぎると根腐れを起こし易くなるからです。 そのため真夏の晴天が続いて土が乾燥した場合以外 あまり水遣りに配慮する必要はありません。 ご理解いただけたでしょうか。 この回答が、ご質問者様の問題解決の、お役に立てば幸いです。 下記の【質問】アドレスでの回答には 私の園芸や畑の培養土に関連する経験上得た知識が含くまれています。 それらにはご質問に対する直接的または間接的な記述もあります。 ご質問者さまにも後日の参考となると思いますのでぜひ参照してください。 完熟鶏糞の作り方は? http://okwave.jp/qa/q5673489.html タチバナの挿し木 http://okwave.jp/qa/q5397995.html 生ゴミを入れなくても堆肥に虫は湧きますか? http://okwave.jp/qa/q5383262.html 粘土質の土壌改良 http://okwave.jp/qa/q5376836.html トマトの裂果の原因 http://okwave.jp/qa/q5363012.html 来年のゴーヤ栽培のための土作り http://okwave.jp/qa/q5359445.html 冗長な回答になりました。 誤字脱字などある場合は機知にてご判断いただきご笑納ください。 最後に『お願い』です。 貴重な時間を割いて回答をしています。 この回答でご質問に対する問題が解消できましたら 速やかにここのルールに従って 「回答への補足」「回答へのお礼」などと共にポイントを付けて 次回の質問でも多くの回答をいただけるように 回答いただいた方々にも感謝を配慮して対処してください。 できれば読後のご意見など感想をいただけると今後の参考になりありがたいですね。 なお回答後の「お礼」「補足」での再質問にはお答えいたしておりません。 その場合は、再度の新規質問でおねがいします。

sabaemon
質問者

お礼

教えていただきありがとうございます、とりあえず急遽明日から土間コンをする為の工事が始まる為移植を急かされていたので、昨日バックホーで半径1m深さ1mほどぐるりを掘り下げ、タイヤショベルでツルの周り一体をごっそりすくって移植しておきました、太い根は切断されてなさそうな感じなので様子を見てみます、

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  • cactus48
  • ベストアンサー率43% (4480/10310)
回答No.1

基本的には植付けたら移植は行わないと言う条件で植付けをしますから、 事情があって今の場所から移動しなければいけない時は、移植に関して 知識や経験の無い方は出来るだけ移植は避けた方がいいですね。 掘り上げてから別の場所に穴を掘り、その場所に埋めれば良いと言う事 はありません。そんな事をすると場合によっては枯れてしまう事もあり ます。基本的には朝から夕方まで十分に光線が当たる事が最低限の条件 になります。今の場所より日当たりが悪いと、運良く定着しても結実を しなくなる事もあります。 移植をするためには下準備が必要で、まず移植をする場所を決めたら、 直径50cm深さ50cmの穴を掘ります。掘り上げた土の半分に腐葉土と 油粕を混ぜます。残りの半分には何も混ぜません。腐葉土と油粕を混ぜ た土を先に穴に入れ、足で良く踏み固めます。終われば何も混ぜていな い土を穴に入れ、足で良く踏み固めます。この時に地表より土が盛られ た感じにします。この作業は移植する2週間前に行うようにします。 次に移植のための掘り上げをします。まず根元の幹から半径15~20 cm程度離れた位置で、地表から30cmまで掘り下げます。 これは根に付いている土を落とさなくするための作業で、麻布を使用し て巻き付けます。麻布がほどけないように麻紐を巻き付けて結びます。 棚に絡んでいるツルを外します。この時ツルが棚から外せない時、無理 をするとツルが折れたり裂けますから、どうしても外せない時は剪定鋏 で切ってしまいます。棚から外れたら根巻きをした株を引き上げます。 地表より20cm程度に穴を掘り、根巻きをした株を穴に入れます。 根巻きに使用した麻布は土中で腐敗しますから、外す必要はありません が、麻紐だけは取り除いて下さい。 埋める時は株側の地表部分が、少し土が被る程度に埋めます。 幹から30~40cm程度の位置に土手を作り、この内側に水を入れて下 さい。水が引いたら再び水を入れます。もし株が見えるようなら、土を 入れて株が見えないようにして下さい。 根が完全に活着するまで、根が浮いたり動いたりしないように、支柱で 固定します。支柱は1本支柱で構いません。 後は水切れに注意して、完全に根が活着するまで注意します。 移植が出来るのは12~2月です。これ以外の時期は移植が出来ません から、移植をするなら急いで下準備を進めて下さい。 これが巨峰を移植する手順です。これの作業をしないと、実の収穫どこ ろか成長すらしなくなります。 あなたに無理なら、造園業者(外溝業者は勧められません)に委託され て下さい。造園業者なら移植から棚の移動設置、土間コンまで全て行っ て貰えます。ハッキリ言って、あなたには絶対に無理ですね。

sabaemon
質問者

お礼

教えていただきありがとうございます、とりあえず明日から土間コンをする為の工事が始まる為移植を急かされていたので、昨日バックホーで半径1m深さ1mほどぐるりを掘り下げ、タイヤショベルでツルの周り一体をごっそりすくって移植しておきました、太い根は切断されてなさそうな感じなので様子を見てみます、

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