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タイ語の特徴
昔は見向きもされなかった外国語ですが、最近 タイ語を学習されている人も増えているのではないでしょうか? 30年前と比べての学習者の増加率で考えれば おそらく韓国語と共に100倍近くに上るかもしれませんね。タイ語は 文法的には比較的中国語に近く、語彙の面ではインド系の言語の影響が強いらしいですね。 そこで タイ語を学習されている方に質問です。タイ語を学習されている方には 中国語も学習されている方も 多いと思いますが、タイ語って 中国語よりは難しいですよね。それと 文字も取り付きにくい感じがします。 子音を表す文字が母音の前に来たり後に来たり。 さらに 英語とかと違って 単語ごとに区切らず 一息で発音できるブロックで区切って全部 繋げて書くらしいですね。また 発音の面でも声調とかあって複雑らしいですね。タイ語って やはり日本人には非常に難しい外国語なのでしょうか
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cherr77さんは言語を幅広く熱心に研究されていて、質問指摘の如くタイ語文法も大方ご存知です。私の出る幕では有りませんが、少しでも疑問解決の糸口になるんではと思い投稿しました。私はタイの文化面を交えながら、少し迫ってみたいと思います(文法が苦手なので)。以下、全て私見として受け取ってください(私は単なる在タイ歴が計7年有って学習経験のみです)。 日本人・ガイジンがタイ語を学習する際、大方はまずTextBookを利用すると思います。暫定的にアルファベットABCの文字を借用しています。英語ラテン語その他の多くは実際の音声とTextで表した語が概ね同じです(言文一致)。しかしタイ語は一致しません。これでは独学のしようがありません。ここが難しいと言われる所以ではないでしょうか。 理由は; 1:表現表記法が確立していない。TextBookの発行元・教育機関によってまちまち(まったく出鱈目というわけではありませんが)。 2:発音記号が有りません。タイ文字の中に発音が織り込まれています。したがってガイジンが暫定的に六声七声八声も有る声調を欄外で特記(中国語ピンイン参照)。しかし声声付きのTextは非常に少ない。 3:有声音・無声音・鼻音・撥音のABC表記が書く人の出身地によってまちまち。他言語と同じくタイ語でも出身地の差異が大きく見られる。 4:女性語男性語の区別を表記済みのTextBookが少ないので机上学習の際に要留意(Text欄外の注釈に)。 下手するとトムボーイ・オカマと間違えられます。 5:元来、タイ語は語彙が非常に少ない言語であった。よって外来語の数が無数である(推定70%)。タイ語に取り入れる際、大方は意訳で取り込む(例:飛行機は飛ぶ機械khuruang bin)。教育機関または権威者の方針に従うとは言え混乱状態が続いている、特に新語は。最近は外来語特に英語をそのまま取り入れる場合が多いが大方が尻あがりになる(正しくChocolateと言っても通じません、Computer程にポピュラ言語は通じます)。 6:リエゾン作用が多く、その区切りをどう表記するか確立していない。区切り方りよってABC表記では全くの別物になってしまう。 7:敬語が多く、その用例を明記したTextが少ない。下手をすると目上の者がServantに敬語を使用することも往往有り(注:タイ国は仏国ほどの階級社会です)。王室への敬語は厳重を極める。 以上で、せっかく机上で学習した単語・一句が実際の会話では生かされないことのほうが多いです。だから、生きた音声を聞きながら同時にタイ文化と文法も学ばなければなりません。日本国内でNativeの教職はマイナーで、一般学習者にはその機会は少ないと思います。では一般のタイ人で良いではないかと思われますが、彼等に文法解説など求めても良い結果は出ないと思います(除く大学卒業者以上)。おおむねのタイ人は説明はできません。だから音声の聞き取りと自分の発声を正してもらうことに専念します。相当気合を入れて独学などで机上文法を理解したうえでタイ人(一般人でも可)から音声を習うと上達がより早いと思います。タイ語の語彙には多くの中国語、特に南方言語が取り込まれています。歴史文化から見ると理解できると思います。北方・BKK・南方の方言言語差が大きいの、まずBKK周辺地域のいわゆる標準語を学ぶの普通です。 >タイ語って 中国語よりは難しいですよね・・・ タイ語を先に学習する場合に限って言えば Yesです。日本人はまず発声で躓きます。その逆は易しいです(含む発声法・文法)。 >タイ語って やはり日本人には非常に難しい外国語なのでしょうか・・・ 有気音無気音巻舌音擦舌音含みの言語を学習済みの人から見れば発声に限っては困難ではありません。特に中国語のピンイン・声調を学習した人はタイ語の発声は難しくありません。むしろ易しいです。読み・書き・発声の三重苦の三分の一は初級程度なら一ヶ月でクリアーです(中国語未経験者で1年間も学んでいる人の上を行くのは非常に簡単です)。その分resauceを文法に充てます。日本人駐在員または奥さん連中は、前述の発声法でまず挫折します。キャバレー飲み屋買い物で特訓をします。しかし是ではウッソーホントーイイジャンの水準だから、更に教職や職場で日常会話程度を学習します。 困難は次のStageで待ち受けます。仕事事務講演で実用させるには語彙を増やします。敬語使いを学びより困難・難解(前述)な新語専門用語を習得しなければなりません。読み書きを覚えなくてはなりません。特に書きは難解なので、おおかたの人はここらへんで放棄します。20年在タイでも書けないか書かない人が多い所以です。これでは話せてもタイ語を学習した範疇に入りませんね。 以上、実例を挙げながら徒然なるままに・・・でした。 PS;もう一つ学習困難な点は、一般のタイ人側に起因します。年中暑いせいか彼等はガイジンなどのタイ語を悠長に熱意を持って聴いてくれることが少ない点です(生きた学習機会減少)。しかしガイジン側が誠意をもって友好的に優しく接近すればタイ人はとても人間的で正直で親切に応対してくれます、おおむね。 日本人の多くのように、やってる振りをしたり、その場しのぎの嘘ッパチを言う人は少ないです。
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タイ語習得の道のりを時々歩いたりしてる者ですが、 タイ語の音韻と文字にはだんだん親しんできたかと思っています。 はじめから曲線の多いユーモラスな文字だと感じていましたが、そのうちにそれぞれの文字に表情が見えてくるというか、個々の文字が、その音を表すのにぴったりの形であると感じるようになってきました(錯覚でしょう)。 個人差はあれ、音声的状況での入力を十分に受けてから音韻・書字・文法等の学習に入るのが理想だとわたしは思います。理論より実質を先に、ですね。 コンピューターでタイ語入力環境も作れますね。 語彙の面でパーリ語などの由来のことばがありますが、仏教・ヒンドゥー教との関係で日本語との共通性もありますから、意外に身近な感じがします。
お礼
回答ありがとうございます。 >曲線の多いユーモラスな文字 逆に漢字に曲線が少ないのは 古代中国人にとって 丸い文字は書きにくかったんでしょうね。 >その音を表すのにぴったりの形であると感じるようになってきました 私は韓国語も少し勉強しましたが、ハングルもそういう感じがしてきました。 やはり、文字はハングルよりも厄介で、発音も 中国語より少し難しいかもしれませんね。そして、単語を覚えるのも 韓国語や中国語より 大変だと思いますが、少し齧ってみたいと思います。「サワッディ」しか知らないんですよ。
- pumpui-puipui
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タイ語を独学&学校両方で学んだ者です。 独学、特にタイに滞在中に学ぶことは生きた会話のノウハウです。 宿泊先、立ち寄り先で使ってみる、直される、使ってみる、OK!という繰り返しで、本当に最低限必要な言葉と 会話を身に着けました。 日本語、タイ語が書いてある辞書を持ち歩き、とりあえず口に出して伝わるか試してみることが最初の一歩でした。 また学校では文法、読み書きを日本人の先生に、 会話をネイティブのタイの先生に習いました。 期間はほぼ1年間です。 やはり文法、読み書きは理論的に体系だてて説明してくれるので、日本人には日本人の先生が良かったように思います。 単語のつづりや文章も1年もやればどこで単語が切れるのか分かるようになるものです。 また発音に関してはやはりネイティブの先生に勝るものはありません(なまっている可能性も無きにしてもあらずですが(笑))。 #2の方がおっしゃっているように「遠い」と「近い」を言い分けたり、 卵チャーハンが食べたいのか鶏肉入りチャーハンが食べたいのかをしっかり伝えたりするためには、 (卵と鶏肉(kaiとkhai)これが私に学校に行く必要性を感じさせた最初でした) 細かい子音、母音、声調をマスターする必要があるので、しっかり教え込まれたいところです。 中国語より1つ声調が多い、文字が漢字ではなくタイ文字、というところでとっつきにくい感じがありますが、 コツをつかめばあとはとんとんとマスターしていけると思います。 とはいえ、私もまだまだわからないことだらけではありますが。
お礼
回答有難うございます。 kaiとkhaiで 親子チャーハン(?)は反則でしょうかね?
- suman2
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とても難しいです。タイ語独学で学習しております。中国語はやっていません。No.1のtennmouさんの回答にうんうんと頷きながら読みました。まさに、挫折の連続です。タイ文字は、一応覚えましたが、母音の多さ(複合母音がある)と表記するけど発音しない字がある。英語でいうサイレントっていうやつです。でも目標は、読み書き話すーアン、キアン、プートです。最近、声調がわかるようになってきた。うれしい! クライとクライどちらもカナで書けば同じですが、タイ語では、近いと遠いです。質問の回答には、なりませんが難しいからやっているようなもんです。それによくタイに行くので英語じゃなくタイ人とタイ語で話したいです。単語と単語の間に英語のようにスペースがないのですが、一応よく見ると法則(文法)があるようです。サラ・イとかサラ・オーとかは、単語の始めに付くようです。カンマとかピリオド付けてくれ!って文句言いながらやってます。末子音が変るのも覚えることですね。それに高音、中音、低音の文字、あぁ、また挫折しそうです。単語を区切らずに一つとして覚え様としてますが、長い単語あるからねぇ。あぁ、ため息です。
お礼
回答ありがとうございます。 タイ語は本格的に学習するつもりはないのですが、 タイ文字って 独特の趣がありますよね。一応 タイ文字をマスターして 簡単な会話とか身近な単語を覚えるのが目標です。
お礼
回答ありがとうございます。 >彼等に文法解説など求めても良い結果は出ないと思います これは日本人も同じような気がします。私も外人に 日本語を教えていて日本語の文法を認識しましたから。それに、その外人自体 英語の文法の観念もファジーな部分が多いようです。