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声優になるために出来る事について
声優になりたいと思っているので、演技力を身に付けるべく養成所や劇団等に入ろうと思っていたのですが、有名な養成所は学費が高すぎて手がでません(ρ_;) 色々ネットで探した結果、ラベリテ・プロの入所や年齢、向いているかと言う不安のある人の為の『トライアルコース』を発見しました、周1、3ヶ月で価格も5万円と格安なのですが、レッスンが3時間全10回なのでちょっと向いているか見極められるのかな?と…。 もう一つ市民ミュージカル劇団『希望』元宝塚劇団作曲家高井良純さんを中心に結成された劇団のようで演出等も高井さんがやられるそうです、講師は日本ミュージカル協会の方々?のようです。月レッスン3回で入団金3000円毎月の授業料3000円と格安で誰でも入団出来るそうです。 どちらに行った方が得かつ演技力が身に付くでしょうか? 一応明日電話して聞いてみようとは思うのですが…。 こう言ったことに詳しい方々、知恵をお貸しください!!(>_<)
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- msif0116
- ベストアンサー率25% (4/16)
前の回答者さんとまったく異なるお返事で気が引けるのですが、私なりの考えを。 以前の勤め先が恵比寿のテアトルエコーという劇団の近くだったこともあり、そこの芝居をよく見ていました。 千秋楽打ち上げなどでそこの役者さんたちと飲む機会も何度かありまして、そこで聞いたお話です。 まず、声優も映画やテレビドラマ、舞台の俳優も、基本的にはまったく同じだということです。 声だけの芝居も、身体も使った演技も違いはなく、むしろ声だけで演じる方がずっと難しい、と。 このことは声優の大御所さんたち(例えば勝田久さんや大塚周夫さん、明夫さん親子)も同じことをおっしゃっています。 声で演じることを意識しすぎて声色芝居になってしまうと、芝居の深みや奥行きがなくなるとのことでした。 では、声優という職業に狙いを定めたならどうすればいいかというと、若いうちは特に意識することはないそうです。 学生であれば、普通に学校の勉強をしてスポーツで思い切り身体を動かしておくこと。 部活は、演劇部があればそれでもいいそうですが、運動部もいいそうです。声優に限らず、役者はかなりの体力仕事です。 基本である腹式呼吸も、激しい運動をすれば自然と身につくとか。 勉強に関しては、やはり現代国語はしっかりやっておくことで、少なくとも新聞くらいはつっかえ ずにすらすら読めるくらいでないと困ります。 読めない漢字や単語があれば、すぐに調べて自分のものにしておくこと。 あとは学校生活で、先生や先輩後輩、同級生たちと良好な関係を築くこと。 人間関係はどこでも大事ですし、社会勉強しないであの世界に飛び込むのは自殺行為です。 あとは、出来るだけ読書をし(ライノベばかりじゃなく、古典文学も)、映画を見て感性を養う。 大きな声を出す練習も有効だそうです。 社会人であっても基本は同じだと思います。 さて、演技力のためにどこかの養成所か劇団に、とのことですが、ぶっちゃけ、どこでもいいと思います。 声優養成所もありますけども、そうしたところは、普通に劇団に比べると、どうしても促成栽培の印象がぬぐえません。 確かに、声優としてデビューするには手っ取り早いかも知れませんが、本当に演技力を身に つけるのが目的であれば疑問符はつきます。まあ、これはご本人の判断次第ですが。 ですので、私としてはどこの劇団、養成所でも構わないと思います。 というのは、規模やレッスン費用、ネット等の評判ではわからないということです。 見ると聞くでは大違いということもありますし、自分に合う合わないということもあるでしょう。 入ってみて、合わないと思えば辞められますし、他に入り直すことも可能です。 一回こっきりのやり直しナシではないのです。 ミュージカル劇団でも新劇でも、声優と同じく演技をするということに違いはありません。 むしろ演技の基本を叩き込むという意味ではそっちの方が良いかも知れません。 ミュージカル劇団なら、当然、歌も発声も徹底的に叩き込まれるでしょうし、声優で有名 だったかの野沢那智さんは自分でミュージカル劇団を主宰していました。 そこの舞台俳優だったのが玄田哲章さんであり、戸田恵子さんたちです。 声優も舞台俳優も区別がないというのが、このことからもおわかりいただけるかと思います。 ただ、そっちの劇団に入る時は、面接の際に「声優を目指しています」とは言わない方がよろしいと思います。 結局、ご本人次第ですね。 ただひとつ言えることは、声優になりたいからと言って、声優養成所がいちばん良いんだ、 と思い込んだりせず、もっと視野を広く持つことが大切だと思います。
- matsu_kiyo
- ベストアンサー率42% (683/1590)
やはり、「声の出演」は、かなり魅力あるように映っている方が多いようですね。 さて、列挙された2つの手段について、声優になりたいと思っておられるのならば、向かおうとしている方向は、若干的外れのような気がします。 演技を身につけたい、ということで選ばれているようですが、生身の肉体も使う演技と、声色だけで演じきるのとはぜんぜん違うといってもいいでしょう。要するに「高いから無理」と決めてしまっている時点で、声優の道は途絶えていると考えます。 後者に至っては、「ミュージカルをやる人のための劇団」であり、声優とはまったく異なります。たとえていうなら、「安い」というだけで魚を求めに八百屋を訪ねるような、場違いな選択です。 もちろん、芸能界と言う大きな間口にとにかく入ろうとするやり方は間違っていませんが、明らかにやりたいこと・なりたいものにアプローチできない入り口から入って、そこに軌道修正するのは並大抵のことではありません。 素直に「王道」、すなわち養成所からスタートして、ちゃんとマネジメントしていただける技量を身につけないと、声優デビューは難しいと考えます。 当方の答えた質問もご参考になさってください。